10代の頃から日本のフォークソングが好き。
メジャーな曲からマニアックな作品まで幅広く語ります。

昔のベルウッドのアルバムが再発されるんですね

2012年9月27日(木) 00:18 | フォーク

アマゾンから来たメールのタイトルに

「高田渡の新譜『系図』」

なんて書いてあったもんだから何ごとかと思ったのですが、なんでもベルウッドレコードの旧譜がいっせいに再発されるそうで。
タワーレコードのホームページに、特集ページがありました。
『Bellwood 40th Anniversary Collection』 CD全51タイトル同時発売

ベルウッドは1972年に立ち上げられたキングレコード内のレーベルで、インディーズのURCレコードからたくさんのミュージシャンがこちらに移籍しました。高田渡、加川良、ザ・ディランII、西岡恭蔵、はっぴいえんど、六文銭(小室等)などが挙げられます。
ベルウッドというレーベルは今も存在していて、ジャンルを問わずいろんな音楽を紹介していますが(ディスコグラフィーの中に、8月のTOKYO IDOL FESTIVALで見かけた栃木県のローカルアイドル「とちおとめ25」の名前を見たときはさすがに驚きました)、かつてのベルウッドは当時のフォークとロックのシーンをけん引した、日本の音楽史を語るうえできわめて重要なレーベルでした。
今年はベルウッド誕生40周年ということで、40タイトルが最新のリマスタリングにより復刻されます。発売日は10月3日。1500円という値段はうれしいですね。これらのアルバムはもちろん過去にもCDとして復刻されていて、そのときは1枚1800円でした。

ここで、日本全国の30代の中でベスト10に入るくらいフォークに詳しいであろう僕が所有する、ベルウッドレーベルのCDを羅列してみたいと思います。
自宅のCDラック
●今回再発される40タイトルのうち、CDを持っている

高田渡/ごあいさつ
高田渡/系図
高田渡/石
加川良/アウト・オブ・マインド
西岡恭蔵/ディランにて
岩井宏/30才
いとうたかお/いとうたかお
武蔵野タンポポ団/武蔵野タンポポ団の伝説
大瀧詠一/大瀧詠一
あがた森魚/乙女の儚夢
あがた森魚・大瀧詠一/僕は天使ぢゃないよ
はちみつぱい/センチメンタル通り
朝野由彦/巡礼

●今回再発される40タイトルのうち、音源だけ持っている

西岡恭蔵/街行き村行き
ザ・ディランII/この世を悲しむ風来坊に捧ぐ
ザ・ディランII/時は過ぎて~ザ・ディランIIライヴ
オリジナル・ザ・ディラン/悲しみの街
六文銭/キングサーモンのいる島
小室等/私は月には行かないだろう
小室等/東京
小室等/デッドヒート '74年ライブ
遠藤賢司/東京ワッショイ
山平和彦/放送禁止歌
山平和彦/風景
山平和彦/ライブ!山平和彦

●今回再発される40タイトル以外でCDを持っている

V.A./1970年全日本フォークジャンボリー(1997年版)
V.A./1971年全日本フォークジャンボリー(1997年版)
V.A./春一番ライブ'72
V.A./春一番ライブ'73
V.A./春一番ライブ'74
V.A./1974 HOBO'S CONCERTS I
V.A./1974 HOBO'S CONCERTS II
V.A./1974 HOBO'S CONCERTS III
V.A./1974 HOBO'S CONCERTS IV
V.A./1974 HOBO'S CONCERTS VI & VII(1997年版、VIVID)

●今回再発される40タイトル以外で音源だけ持っている

小室等/70年9月16日小室等コンサート
三橋誠(シバ)/夜のこちら
武蔵野タンポポ団/もうひとつの伝説
V.A./春一番ライブ'75/'76
V.A./春一番ライブ'77/'78
V.A./春一番ライブ'79

僕が持っている23タイトルのうち、いちばん最初に買ったのが高田渡さんの「ごあいさつ」でした。
当時のことはわりとよく覚えています。1996年の6月でした。大学2年生で、京都でひとり暮らししていたのですが、うまくいかないことが重なり、いろいろと思い詰めていた時期でした。別に渡さんの歌に救いを求めたわけではなく、歌に救われたわけでもないのですが、梅雨空のようにどんよりとした僕の心に、渡さんの歌声は静かにしみわたりました。
あれから16年も経ったんですね。知らないうちに僕もずいぶん年を取りました。だけど渡さんやベルウッドの名曲はこれからも色あせることはないし、これからも聴き続けたいと思います。

上で「日本全国の30代の中でベスト10に入るくらいフォークに詳しい」などと豪語しておきながら、持ってないアルバムも多かったりします。とりあえずはっぴいえんどと及川恒平さん、中川五郎さんのCDがほしいです。お金に余裕ができたら買おうと思います。

ひさしぶりに「フォーキー☆カーニバル」のタイトルにふさわしい話題でした。

「祝春一番2012」の思い出

2012年5月20日(日) 11:04 | フォーク

祝春一番2012
大阪の服部緑地で毎年行われる野外ライブ。2006年から毎年見に行っています。
今年の春一が終わって2週間も経ってしまいましたが、今回のライブの思い出を忘れないうちに書き残しておきたいと思います。

5月4日(2日め)

・遠藤ミチロウさん、アコギで弾き語り。今年もかっこよかった。

・坂田明さんは今回もとんがったステージを見せてくれました。この日は雨が降ったりやんだりの変な天気で、僕もかっぱを着たり脱いだりしていたのですが、坂田さんが念仏のようなパフォーマンスをやり始めたら、突然雲の隙間から日が差し始めて、場内がざわついていました。

・曽我部恵一バンドの曽我部さん、髪が短くてひげもなかったので、一瞬誰だかわかりませんでした。ステージ前には若者が集まっていました。今日はいつもより客層が若いと思っていましたが、ソカバン目当てだったんですね。楽曲はメッセージ性の高い歌詞が印象的で、新しいアルバムを聴きたいと思いました。

・色物コーナーはピン芸人のナオユキさん。以前も春一のステージで見ましたが、やっぱりおもしろい。

・そのナオユキさん、ステージを降りたあとに客席で初老の男性と話していました。その男性、よく見ると友部正人さんでした。

・フォークやロックだけでなく、河内音頭や奄美民謡を聴かせるミュージシャンもいました。このごちゃ混ぜ具合も春一の魅力です。

・トリは平成武蔵野たんぽぽ団。おなじみのメンバーに、名前を失念しましたが「平成生まれ」の若い女性がメンバーに加わり、ギターを弾いていました。「ごあいさつ」「スキンシップ・ブルース」「アイスクリーム」など高田渡さんの短い歌で始まり、シバさんや中川五郎さんの曲、佐藤GWAN博さんの「ブラザー軒」などを聴かせてくれました。女性メンバーも渡さんの歌を歌っていました。

・アンコールは高田渡さんの「生活の柄」。出番がないけれど客席にいた友部正人さんや大塚まさじさん、出番が終わった曽我部恵一さんや芸人のナオユキさんもステージに立ちました。驚いたのは、4日間とも出演予定のない田中研二さんがいたことでした。

5月5日(3日め)

・最初の出演者は「桜川唯丸一座」。江州音頭を15分近くずっと歌い続ける桜川唯丸さんもすごいですが、バックダンサーの若い女性が休みなしでずっと全力でダンスを続けていて、すごくかっこいいと思いました。

・春一で見るのは3回めの小谷美紗子さん。最初に歌ったのがデビューアルバムの1曲めとか、僕が小谷さんを知った「The Stone」とか、懐かしい曲がいっぱいでした。

・友部正人さんのステージでは、三宅伸治さんとのセッションがあったり、僕の好きな「朝は詩人」という曲を小谷美紗子さんとふちがみとふなとといっしょに歌ったりと、中身の濃い内容でした。友部さんと小谷さんのコラボはも去年ライブを見に行きましたが、やっぱりいいですね。あと、若いファンが多かったのが印象的でした。今も若い世代に影響を与え続ける、生きる伝説というべきミュージシャンです。

・「ちっちゃいおっちゃん」こと宮里ひろしさん。暖かいステージでした。

・おくむらひでまろさんという、おそらく初めて見る方がジャックスの「堕天使ロック」を歌いました。この後ゲストとしてセッションした山川のりをさん。おととし東京の晴海に「KAIKOO POPWAVE FESTIVAL」を見に行ったときに、入り口あたりのフリースペースでひとりでパフォーマンスをしていたのを見て、かなり強烈だったので名前を覚えていたのですが、まさかこんなところで出会うとは。でもこの山川さん、清志郎さんをはじめとするいろんな大物ミュージシャンと関わっているんですね。経歴を調べてびっくりしました。

・前日、アンコールで姿を見せた田中研二さんが飛び入り出演。40年近く前の春一でも歌った「インスタントコーヒーラグ」と、新曲「物欲タウンブルース」の2曲を歌いました。田中さんを生で見るのはもちろん初めて。普段はオーストラリアに住んでいることも初めて知りました。とても貴重なものを見ることができて感激です。

・三宅伸治さんは、昨年と同じように清志郎さんの「サマータイム・ブルース」を歌いました。この日は日本の原発がすべて止まった日。三宅さんは「再稼働許さねぇ」と言っていましたが、首都圏より電力供給が厳しくなるといわれている大阪ですから、いくら春一の客層でも「再稼働許さねぇとかそういうのやめてくれ」と思った人がいたかもしれません。

・トリは木村充揮さん。最近では地上波で姿を見ることも増えていますが、いつものすばらしい歌声でした。途中で三宅伸治さんも参加したり、ダブルアンコールがあったりと、盛り上がったステージでした。

今年もありがとう春一番

2012年5月 5日(土) 19:01 | フォーク


友部正人さんや小谷美紗子さんの歌はもちろんよかったし、いつも春一を盛り上げてくれる三宅伸治さんや木村充揮さんも熱いステージを見せてくれました。
驚いたのは田中研二さんの飛び入り参加。貴重なステージを見ることができました。
今年も大阪へ来てよかったです。

春一番3日め

2012年5月 5日(土) 10:45 | フォーク


今日は小谷美紗子さんと友部正人さんが出ます。去年ふたりのライブを見に行きましたが、それ以来です。
何年か前に春一の開演時刻に遅れてしまったことがあって、よりによってその日のオープニングアクトが小谷さんだったことがありました。会場に向かう途中で小谷さんの声が聞こえてきて、寝坊したことを猛烈に後悔しました。

開場からリハーサルの音が聞こえます。河内音頭っぽいメロディ。いろんな音楽が楽しめるライブです。
ところで、きのうのリハーサルの歌声は金子マリさんではなく、沢知恵さんでした。声がハスキーだったから、つい早とちりしてしまいました。金子さんの出番は明日です。

開演待ちの列に並んでいます。いい天気です。暑いです。今日はカッパは必要なさそうです。

春一番2日め終了

2012年5月 4日(金) 19:06 | フォーク


きのうから始まった今年の春一番。2日めの今日は雨にほんろうされたり寒かったりとたいへんな一日でしたが、春一ならではのフリーダムな雰囲気がとても心地よく、すばらしいライブでした。
特に最後のアンコールはすごかった。詳しい内容はあらためて書きたいと思います。
明日の3日めも行きます。

祝春一番2012

2012年5月 4日(金) 10:32 | フォーク


2006年以来、毎年参加している春一番コンサート。こうして会場前に並ぶのもすっかり恒例行事となりました。

演者の多くは50代か60代で、観客もそうなんですけど、わりと30歳前後の若い人の姿も目立ちます。
会場ではリハーサルをしています。中川五郎さんや金子マリさんの声が聞こえてきました。

11時開場・開演、19時終了です。

3年前と同じホテル

2012年5月 3日(木) 22:38 | フォーク

今夜は十三のホテルに泊まります。
明日とあさっては、服部緑地公園へ「祝春一番」というライブを見にいきます。

今からちょうど3年前、同じホテルに泊まりました。その日忌野清志郎さんが亡くなったことを、ある人のブログで知りました。
次の日の春一では、有山じゅんじさんが「デイドリームビリーバー」を歌いました。観客の中には泣いている人もいました。
三宅伸治さんは「雨上がりの夜空に」を歌いました。
そんなことを思い出して、ひとりでしんみりしています。

5月5日は日本のすべての原発が止まる日。この重要な日に、僕らにどんな歌を聴かせてくれるのでしょうか。