安倍政権が終わるからそろそろあれを再開しようか

2020年8月30日(日) 18:39 | 日記

8月28日午前まで安倍首相が辞めるのか辞めないのか情報が錯綜していて、自分もまだ辞めないだろう、辞められないだろうと思っていたのが、やっぱり辞めるってことになって正直驚きました。これまで権力を使ってかろうじて抑えてきたものが、総理大臣の地位を失うことで歯止めが利かなくなり、自身が罪に問われることを恐れていたと思うのですが、そんなことを言っていられないほど体調が悪化したんでしょうかね。
官僚や経済界やマスコミの中には、安倍首相に辞められると本人以上に困る人がたくさんいると思いますが、今までさんざんいい思いをしてきたはずだし、そこからの急降下のスリルはなかなか味わえない体験なので、せいぜい楽しんでもらいたいと思います。

個人的には大嫌いな為政者だったので、辞めるのが決まったこと自体は喜んでいます。喜びを何か行動で示そうと思って、その日の夜にはひとりで某イタリアンファミレスへ行ってワイン750mL(デカンタ250の赤1本と白2本)を飲んでいました。
僕が安倍晋三を嫌う理由はいろいろありますが、すべての理由は「嘘をつくこと」に行き着きます。個人的に、嘘をつく人間はいちばん苦手です。
自分がついた嘘と現実のつじつまを合わせるために官僚が忖度し、公文書の改ざんを部下に命じたために、その部下が自死を選んでしまったことについては、病気に関係なく、彼が事実と向き合うまで追及し続けなければいけません。

ほかにもいろいろ思うところはありますが、安倍晋三について語ることは本題ではないのでこのくらいにします。
最後に、安倍晋三への評価に関して自分が思っていたことと近い文章を見かけたので、その記事を紹介します。

壊すだけ壊して何も成し遂げなかった7年半だった(はてな匿名ダイアリー)

ここからが本題。何を再開するのかという話です。

以前に、銀や原油のCFDという金融商品に投資をしていたことがありました。CFDというのは、簡単に言うと「株価指数や貴金属などの価格を対象にしたFX」です。
始めたのは、東日本大震災直後の2011年春。当時、銀の価格が史上最高値に迫る勢いで急上昇していまして、「これは絶対に暴落する」と思ってショートを仕込んでいたら、5月の大型連休中についに暴落し、数十万円の利益を出しました。
その後もしばらく好調が続き、利益の総額は新車を1台買えるくらいの金額になりました。その中から、東日本大震災の被災者に向けて50万円募金したりもしました。

ところが、2012年に民主党政権が終わり、自公政権に戻ったあたりから風向きが変わりました。
2013年の後半に、銀も原油も暴落しました。暴落への対応を誤ったために損失がふくらみ、車1台分のプラスが、車1台分のマイナスになってしまいました。
その後も細々と続けていましたが好転せず、2015年頃に完全にあきらめてしまいました。

別にCFDでやられたことと安倍政権とは何の関係もないのですが、縁起というかジンクスというか、「政権交代してからうまくいかなくなった」という思いもあります。
今回は政権交代ではなく自民党内での総理大臣の交代にとどまりますが、個人的にまったく相容れない為政者が失脚することは、お金の流れが好転するきっかけかもしれないので、ひさびさに相場に手を出してみようと思っています。

新型コロナで相場が壊れたときに銀を全力で買っておけばすぐに数十万円の利益が出せたのに、失敗の経験があったから及び腰になってしまいました。証拠金取引が怖いならETFでもよかった。本当に悔やまれます。
安倍晋三が失脚することを追い風にして、そろそろ重い腰を上げなければと思いました。

サイトのデザインをちょっとだけ変えた記録

2020年7月29日(水) 00:57 | 日記

7月の4連休にひさびさにこのウェブサイトの仕様をいろいろ見直しまして、実際に仕様を変更したところと、変更を検討したけど変えなかったところがあったので、今後のために記録しておきます。

当サイト(ブログ)の主な仕様

CMSはMovable Type Pro(個人向け無償ライセンス)の最新版。2007年1月からMovable Typeを使っています。バージョン3.3からの長いお付き合い。WordPressなどに浮気することもなく、今にいたっています。
サイトのデザインは既存のデザインテンプレートではなく、ほぼオリジナルです。Movable Typeのタグを自分で書いてカスタマイズしています。
さくらインターネットのレンタルサーバーで運営していて、プランは「スタンダード」です。月額約500円。

変えたこと

・PCサイズでの右のナビゲーションの横幅を250pxから300pxに拡張

標準的なバナーのサイズに合わせて拡張しました。当面AdSenseなどを入れる予定はないのですが、気が向いたらいつでも入れられるようにしました。
メインの記事部分の横幅は640pxで変わらないので、右側が広くなったぶん、左右のバランスが悪く感じてしまいます。

・右ナビゲーションの拡張に伴い、PCサイズでのサイトの横幅を1020pxから1060pxに拡張

実際にコンテンツが格納されている部分(白いエリア)は横1040pxで、四方に10pxずつのマージンを取ってあります。この10pxの範囲内にドロップシャドウを入れています。
近年、デスクトップパソコンは横3840pxとかの高解像度ディスプレイを使う人も増えてきましたが、その場合はスケーリングを150%にするのが普通なので、PCでの横幅はこれまでの1920pxが主流だった時代と同じでよさそうです。

・記事のタイトルと見出しを拡大

PCでもスマホでも、各記事のタイトル(h3タグ)をひとまわり大きくしました。ついでにタイトルの左にあるギターのピックの絵も少し高解像度にしました。
文中見出し(h4タグ)もこれまでより2px拡大しています。

・画像に「loading="lazy"」の属性を追加

前回の記事など画像が多くて、一気に全部の画像を読み込むとサイトの表示が重くなってしまうので、画像の遅延読み込みを有効にするため、imgタグに「loading="lazy"」の属性が自動で付与される設定を追加しました。
実装には、Movable Typeの「MT NativeLazyLoad」というプラグインを使いました。
現状で「loading="lazy"」が有効なブラウザーは限られているようですが、スマホの主要なブラウザーではほぼ対応しているようだし(Chromeはimgタグの属性に関係なく、元から遅延読み込みをする仕様)、これで多少はページの読み込みが早くなるんじゃないかと思います。

変えようとしたけど断念したこと

・ウェブフォントの導入

さくらインターネットのレンタルサーバーで使えるウェブフォントや、Googleのウェブフォント「Noto Sans JP」を試しに入れてみたのですが、どれもしっくり来なかったので、フォントはこれまでと同じくWindowsではメイリオ、Macではヒラギノ角ゴとしています。
Windowsだと游ゴシックのサイトが増えていますが、これも個人的にしっくり来ませんでした。当面はメイリオのままにしようと思います。

・デザインをさらにシンプルにする試み

最初は「note」というブログサービスのデザインを拝借しようとして、外枠や背景色をなくして全面白にしようと思ったのですが、背景や罫線を完全になくすとかえって見にくかったので、こちらも現状維持としました。

サイトの基本デザインは、かれこれ10年以上不変です。過去には背景色が緑色だったり水色だったり茶色っぽかったりした時期もありますが、このくらいの適度なシンプルさが個人的には気に入っています。

なぜか印刷用CSSにこだわる

これは今回変更したことではなく、昔からの仕様なのですが、印刷用のCSSをかなりきめ細かく作っています。
興味のある方はぜひパソコンで記事ページを開いて、印刷プレビューを見ていただきたいと思います。右ナビゲーションなどは表示されず、記事部分だけがいい具合に、実にいい具合に印刷される仕組みになっています。
このサイトの記事を印刷したいという需要は皆無だと思いますが、もしこのサイトのデザインを、印刷用CSSも含めてご自身のサイトにも応用したいという奇特な方がいらっしゃいましたら、当サイトの仕様を参考にしていただければ幸いです。

2019年5月5日に京都を散歩した思い出・前編

2020年7月28日(火) 00:55 | 日記

観光客であふれる在りし日の京都駅

こちらの日記の続きです。

2019年5月4日夜、コロナなんてなかった大阪の思い出

新型コロナウイルスの感染がいよいよ危機的な状況になってきまして、僕もこの4連休はほとんど家に閉じこもっていました。遠くへ遊びに行きたい願望をぐっとこらえながら、せめて楽しかった1年前のことを振り返ることにします。

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動物園前から御堂筋線に乗って梅田駅。そこからJRの大阪駅へ行きます。
そういえば去年の秋に阪急の梅田駅が「大阪梅田」という名前に変わりましたけど、むしろ大阪駅が「JR梅田」に改名した方が分かりやすい気がしなくもないです。

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着きました。京都駅。こちらは北口(烏丸口)のロビーですね。

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大型連休中だしいい天気だし、わけのわからない感染症も流行していないので、京都駅は朝から観光客がいっぱいです。

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駅前のバス停にも人がいっぱい。手前のバスは僕が学生時代にお世話になった206系統ですね。三十三間堂と清水寺らへんを通って、昔僕が住んでいた八坂神社らへんを通って、京都大学方面へ行くバスです。

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この日は本当にいい天気でした。横方向にやたらと大きい京都駅。

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京都駅に背を向けて北を向くと、京都タワーが見えます。
過去の日記をさかのぼってみたら、12年前にここに登った記録がありました。

京都タワー展望台
たわわくんがいっぱい
こんにちは、たわわくん

24歳の頃の記憶

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京都駅から北上したところにある烏丸七条交差点。北西側に見えるのが東本願寺です。

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京都駅と東本願寺の間の区画には、ホテルや旅館が並んでいます。ヨドバシカメラの向かいあたり。
あれは2001年だったか、当時いっしょに住んでいた人をバイクの後ろに乗せて名古屋から一般国道で4時間ぐらいかけて京都へ行って、事前にホテルの予約をしてなかったから丸太町駅あたりの電話ボックスで電話帳を見て適当に宿を探して、このへんのホテルに泊まったことがありました。当時24歳。若かった。

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先ほどの場所から少し東へ歩くと、京都で有名なラーメンチェーンの「新福菜館」と「第一旭」の本店が隣同士に並んでいて、連休ということもあって行列ができています。
今まで何度か深夜バスで京都に来たことがあるのですが、ここのラーメン屋さんは早朝から営業していて、朝6時でも人が並んでいたりします。
ちなみに新福菜館は東京だと秋葉原などにあって、第一旭は新宿御苑前にあります。

「崇仁新町」という屋台村と「再開発」

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この施設は初めて見ました。場所は先ほどの新福菜館と第一旭から、道をはさんだ向かいあたり。空き地に現れた「崇仁新町」という屋台街です。調べたら2018年の春にはすでにあったようですが、前年に京都を訪れたときはこの近くを通りながら、その存在に気づきませんでした。
朝10時なので、さすがにどこも開いていませんでした。
京都駅から至近という地の利もあって、かなり賑わっていたようですが、調べたら今年の5月をもって営業を終了したそうです。

「崇仁地区」と呼ばれるこのあたり一帯は大規模な再開発をしていまして、京都市立芸術大学がここに移転することが決まっています。なので屋台村の閉鎖は新型コロナウイルスのせいではなく、最初から決まっていたことです。

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去年の春の時点ですでに工事は始まっていまして、壁にはこんな紙が貼られていました。
ここに大学ができたら、京都駅からの距離は札幌駅から北海道大学と同じくらいの近さになりますね。

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大学だけでなく音楽ホールなども造られるようです。

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この地域にはもともと小学校があったのですが、何年か前に廃校になりました。京都駅からほど近い場所に広い土地が空いたことが、ここに大学が移転することになった直接のきっかけとなりました。
ただ、小学校の廃校はあくまできっかけであり、京都市がこの地域一帯の再開発に乗り出すことになったのには、深い事情があるわけですが。

ここで去年書いた日記のリンクを貼ってみます。2018年5月に京都を自転車で散歩したときの話です。日記の後半で、この地域のことに触れています。

去年のゴールデンウィークの思い出3・京大から京都駅らへんまで

最後に、この地域で去年撮影した写真をいくつか紹介します。

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柳原銀行記念資料館。気安く語ることのできない郷土の歴史です。

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僕が1995年に大学受験で京都を訪れたとき、新幹線の車窓から見て衝撃を受けた光景と何も変わりません。今回の「再開発」で、古びた街並みも消えてしまうことになるんですかね。それは果たしていいことなのか、どうなのか。

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僕が学生のときには、こんなにきれいな水辺は見た記憶がありません。「再開発」はすでに進んでいます。

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塩小路橋から見る鴨川とJRの線路。橋の落書きが放置されているのが残念ですが、これでもずいぶんきれいになりました。鴨川も七条大橋あたりまでは昔からきれいだったのですが、このあたりは普通にゴミが流れていた記憶があります。

京都駅界隈の散歩はそこそこにして、鴨川を渡って七条駅から京阪電車に乗ります。続きは後編で。

他人を属性で語りたがる人は、自分のことを属性で扱ってほしい人なのかもしれない

2020年7月20日(月) 23:15 | 日記

「在日」という言葉

11年も前に書いた日記に、今日になってコメントが付いていました。

創価学会の熱心な信者である同級生に、創価学会について詳しいことを聞いた

今読み返すと、我ながらなかなかディープな内容ですが、アクセス数が1日50件もなくて更新頻度も月1くらいのホームページの記事に、どうやってたどり着いたのでしょうか。今年6月には、はてなブックマークも1個付いていますし。創価学会関連のキーワードで検索しても、上位表示されるとはとても思えないのですが。

池田大作と池田勇人のエピソードなんて僕もすっかり忘れていましたが、その記述に関して、以下のようなコメントが寄せられました。

池田勇人は日本人
創価の池田は在日で全然違います

こういうときの「在日」というのは間違いなく、いわゆる在日朝鮮人のことでしょう。朝鮮半島にルーツがあり、日本に住みながら日本国籍を持たない人。本名は朝鮮風の名前だけど、日本では日本人のような名を名乗っている人もいて、その名前を「通名」と呼んだりするのですが、ある種の人たちは「在日」も「通名」もそういう限られた意味にのみ使っています。
もっと言うと、ある種の人たちは帰化して日本国籍を取得した人に対しても、ルーツが朝鮮半島なら「在日」と呼んだりします。
そして言うまでもないことですが、この「在日」という呼び方には、差別意識が多分に含まれています。ヘイトスピーチの一種と断じてもいいでしょう。

「どこで生まれたか」が何よりも重要な人たち

池田大作という人の功罪を考えるのなら、創価学会に関して池田氏がどんなことをしてきたかのみを語ればよくて、どこで生まれたとか、本人や親の出自とかほとんどどうでもいいことです。創価学会の人にとっては、別に池田氏のルーツが日本列島だろうと朝鮮半島だろうと中国大陸だろうと、信仰にいささかの揺るぎはないはずです。
それなのに、他人の民族や出自に執拗にこだわって、他人の民族や出自にこだわるようなことをわざわざネットで発言して共感を求める人が、どうやらこの社会には一定程度いる。

一見すると、不思議だなぁ、と思いますよね。
「どこで生まれたか」が、そんなに重要なことなのか。生まれたあとに何をするかで、人の価値は決まるのではないんですかね。

きっと、「どこで生まれたか」が何よりも重要なんですよね、ある種の人たちにとっては。

「生まれる前」という要素で他者を見下したい

ここからは僕の持論というか憶測になるのですが、気に入らない人に「在日」とか言いたがるようなタイプの人は、「自分のことを個人ではなく、属性でくくって扱ってほしい」と願っているのではないか、と思っています。

先も書いたように、多くの人が、人の価値は「生まれたあとに何をしてきたか」で決まると考えています。
でも、残念なことに「生まれたあとに自分がしてきたこと」に対して自信が持てず、劣等感を抱えてしまっている人も世の中にはいます。
そういう人たちにとって、「生まれたあとで何をしたか」だけで人の価値が測られる社会は、きっと地獄でしかないんですよ。
だから、別の尺度を持ち込んで、自分の価値が少しでも高まるようにしたい。もしくは、別の誰かの価値を低くすることで、「自分より下」を作りたい。誰かを見下したい。そう願うようになるわけです。

民族や出自という属性で他人を見下したがるのは、たぶんそういう心理です。
たとえ「生まれたあとで何をしたか」で劣等感を抱えることになったとしても、生まれたあとで何をしても決して変えることができない「生まれる前」に着目すれば、自分でも優越感を抱くことができる。

日本で生まれた。
日本人という民族に生まれた。
男性に生まれた。
この「生まれる前から決まっていたこと」を、他人を見下す材料として使うわけです。
そのような行為を、この社会では「差別」と呼びます。差別は最も許されない行為のひとつとして広く認識されています。

「生まれたあとに何をしてきたか」で規定されるのが「個人」という概念であるのなら、「個人」として評価することを、他人に対しても拒むし、自分に対しても同様に拒む。自分を「○○をしてきた人」として他人から評価されたくない。「日本人」として、「男性」として、そこだけで評価してほしい。
池田大作を「在日」と決めつけるコメントを寄せた人も、そんなふうに思っているのではないか、と想像します。

差別主義者にとって生きづらい社会

「生まれたあとに何をしてきたか」で他人と比べられると、「他人より劣っている」とみなされてしまう。
就職がうまくいかずにブラック企業で働いていたり、モテなくてさびしい思いをしていたりしたら、うまくいっている人を妬みたくもなるのは自然なことだと思います。そもそも「生まれたあとに何をしてきたか」についても、生まれ持った能力やルックスでハンデを背負った状態で、「何かをしたくてもできない」という境遇の人も少なくないと思います。
だからって、民族差別をしても許されるかといったら、そんなはずはありません。差別はひとつの例外もなく卑劣なものです。個人的にも大嫌いです。見つけたら全力で叩きたくなります。

ただ一方で、こうした差別行為が、ある種の人たちにとっての「慰め」として働いていた部分はあったんじゃないかと思いますし、今でもいろいろなところに残っているんだと思います。だからアメリカで白人警察官が黒人に対して過剰に攻撃を加えるようなことが起きたし、その行為に対してあれだけの怒りが沸き起こったのも、「差別をされている」と感じている黒人が今もたくさんいるということなのでしょう。

20世紀までの世界には、人生がうまくいかない人たちの「他人を見下したい」という願いの「はけ口」が、わりと身近なところにありました。民族差別以外にも、性的マイノリティに対する差別など、あらゆる差別が見過ごされてきました。
差別が見過ごされてきたことで、他人を見下したいと願う人にとっては「救われた」部分もあったんでしょう。
だけど、時代が変わって、「他人を見下したいと願う人が『救われた』と感じたいために、他人を差別して傷つけることはあまりに身勝手であり、理不尽である」という認識が広まり、あらゆる差別が許されない社会になりました。

「他人を見下したい人」にとっての「はけ口」が、どんどんふさがれているのが今の社会です。
黒人差別とはほとんど無縁の日本人でありながら、Black Lives Matterの広がりに居心地の悪さを感じている人もいるのではないかと想像します。
差別が許されない社会は、これまで差別を受けて苦しんできた人にとっては間違いなく良い社会だし、差別をされることもすることも大嫌いな僕のような人にとっても、間違いなく良い社会です。人を属性で切り分けるのではなく、個人として扱い、尊重する社会は、間違いなく良い社会です。

逆に、「他人を見下したい人」にとっては、差別が許されない社会は生きづらい社会です。人を属性で切り分けるのではなく、個人として扱い、尊重する社会は、生きづらい社会です。
生きづらさを抱えたまま、この社会で暮らしていくのは苦しいものです。かといって、差別はもう許されない。できることなら、他人を差別しないですむ、人畜無害な「はけ口」が見つかってくれればいいのですが。

2019年5月4日夜、コロナなんてなかった大阪の思い出

2020年6月29日(月) 23:40 | 日記

2006年以降、5月の大型連休には毎年欠かさず大阪へ遊びに行っていました。
今年も2月中にホテルの予約をして行く気満々だったのですが、新型コロナウイルスのせいで「終・春一番」のライブが開催されなくなり、さらには緊急事態宣言が出て国内旅行どころではなくなってしまい、大阪行きを断念するしかありませんでした。

そんなわけで、今さらですが1年前の5月を当時の写真とともに振り返って、ゴールデンウィーク気分を埋め合わせようと思います。
時系列としては、当時リアルタイムで書いた下記の日記の続きとなります。2019年5月4日、服部緑地をあとにしてからの話です。

アイドルとの遭遇からの実家からの心斎橋
遠藤ミチロウさんを悼む祝春一番2019の2日め

御堂筋線の難波駅で降りて日本橋方面へ歩く、いつものルート。今やどこにでもあるコメダ珈琲店です。
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いつものK2レコードで、いつものようにCDを十数枚借りました。あれから大阪へ一度も行っていないので、当然K2にも行けていません。
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そしていつものように日本橋から南へ歩いて、動物園前あたりのホテルにチェックイン。
狭い廊下ですけど、ひとりで泊まるにはこれでじゅうぶんです。
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ひとりで快適に寝られる場所さえあれば、それでいいのです。
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ふとんがあって、タオルがある。ホテルには大浴場もあるし、これ以上望むことはありません。
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チェックインをすませたら、いつものように新世界に向かいます。こちらは、動物園前駅から道路をくぐって新世界へつながる地下道です。
向かって左へ行くとスパワールドですが、そのさらに向こうには星野リゾートのホテルができるんですよね。工事はどのくらい進んでいるんでしょうか。
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新世界のアーケード街、ジャンジャン町にあるゲームセンター。
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アーケードを抜けると通天閣が見えます。人がいっぱいですね。
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別角度からの通天閣。このへんは完全に観光客のための街です。日本人だけでなく、アジアからの観光客もたくさん来ていました。
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新世界といえば串カツですね。24時間営業のお店もあります。ここは過去に何度か行ったことがあるお店です。
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こちらも24時間営業。英語、中国語、韓国語での案内もあります。今は外国人観光客が誰もいないから、どこもたいへんでしょうね。
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ここで飲み食いできるのは串カツだけではありません。下の2つの写真は「つり吉」というお店ですが、近所にはマクドナルドやくら寿司や鶴橋風月もありました。
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寿司と魚料理と串カツ。いいですねぇ。
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ここではチェーン店の磯丸水産でも串カツを取り扱っています。
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新世界の娯楽は飲み食いやゲームやパチンコだけではありません。こういう古めかしい映画館もあったりします。
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この建物の2階にある「日劇ローズ」は、なかなかユニークなポルノ映画館らしいです。気になる方はぜひ調べてみてください。
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こちらも上記と同じように特殊な映画館だったりするようです。
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「師匠の女将さん いじりいじられ」
「濡れやすい人妻 ド突かれる下半身」
「密室の愛戯 乱れさせて」
キャッチコピーはもちろん、字体も色もたまらないですね。

そして新世界といえばこれです。このエリアにはたくさんの串カツのお店がありますが、その中でも僕の断然の推し店がここ「串カツだるま」です。
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新世界に「串カツだるま」は4店舗ぐらいあって、上は新世界総本店。下が動物園前店です。僕がよく行くのはジャンジャン店ですが、この日はここ動物園前店で優勝することにしました。
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串カツとどて焼き、そしてビール(大)。串カツを頼むとキャベツは必ずついてきます。
左奥に見える容器には「二度付け禁止」でおなじみのソースが入っているんですけど、この文化も新型コロナのせいでなくなってしまうんですね。
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定番メニューの「串カツ」は、写真の左から3本。中身は牛肉です。串カツといったら牛肉で、豚肉の串カツは「豚串」と呼びます。
この牛肉の串カツのクオリティが、「串カツだるま」はほかのお店と違うんですよね。だからこのお店にだけ行列ができるわけです。

楽しかった2019年5月4日。楽しかった大阪の2日間。
翌日、5月5日は京都を旅行しました。京都ではとあることに初めて挑戦したのですが、そのときの話もまた近いうちに書こうと思います。

在宅勤務でも画面は大きい方がいい

2020年5月 7日(木) 22:48 | 日記

誰もが予想していたとおり、緊急事態宣言が5月末まで延長されました。少なくとも月内は在宅勤務が続きます。
狭い部屋に無理やり机と椅子を押し込んで、どうにかして少しでも体に負担がかからない環境を作ろうといろいろ試していたのが4月後半のことでした。

在宅勤務、どうしても体のどこかが痛くなる理由
6畳のアパートで在宅勤務をするための買い物

4月27日の段階では地図帳でノートパソコンの画面を少しでも高くしようとしましたが、本だと安定感がないので、こんなものを買ってきました。
ドアストッパー
これはドアを開けたままにしておくためのストッパーです。100円ショップで見つけました。ノートパソコンの下にかませると、確かに地図帳よりは小さくて扱いやすいし安定もするのですが、それでも肩が凝る症状はたいして軽減されませんでした。

では、いったい何が悪いのか。
画面の小ささと低さ、そしてキーボードの小ささが根本的な問題ではないか。
つまり、ノートパソコンをそのまま使う限りにおいては、どうあがいても肩や首に負荷がかかってしまうのではないか。

では、どうすればいいのか?

そこで思い出しました。
自宅にパソコンのモニターがひとつ余っていました。
去年の6月に4Kのモニターを買ったときに、もともと使っていたモニターを捨てずに取ってあったのです。

4KディスプレイとスケーリングとDisplayPort

モニターを買い替えたのは、単純に大きな画面のモニターが欲しかったというのが最大の理由ですが、もうひとつの理由が、以前のモニターの電源ボタンが効かなくなり、わざわざリモコンの電源ボタンを押さなければいけないのがめんどうだったことです。
逆に言えば、この物理ボタンの不具合を除けば、すべて正常に動くということです。

ノートパソコンとモニターをHDMIケーブルでつなぎ、キーボードはデスクトップ用のものをUSBでつなぐ。
これで画面の問題とキーボードの問題は一気に解決します。
モニターとキーボード
ノートパソコン
なぜ最初からこうしなかったのかと、今になれば思います。

今日初めて、大きなモニターとキーボードで1日作業してみたのですが、やはり体への負担はずいぶん減りました。これで椅子をもう少しいいものに替えれば、在宅勤務の環境はかなり快適になるのではないかと思います。
ただ、画面は大きくてもスペックは安いノートパソコンなので、いつもデスクトップパソコンでやっているようにFirefoxとChromeとPDFと表計算ソフト(ExcelではなくLibreOffice Calc)をいっぺんに開いて作業をすると、使用メモリーは70%くらいなのにずいぶんもっさりした動作になります。

パソコンのスペックとインターネット回線の異様な遅さはなんとかしたいところですが、それでも作業中の姿勢がずいぶん楽になったので、これであと1か月は耐えられそうです。

在宅勤務、どうしても体のどこかが痛くなる理由

2020年4月27日(月) 22:18 | 日記

なにごとも実際にやってみないと分からないものです。在宅勤務の環境を整えることは簡単ではありませんでした。
今日お伝えするのは、きのう書いた記事の続編です。

6畳のアパートで在宅勤務をするための買い物

姿勢の悪さを直すための苦闘

狭い部屋に机と椅子を置いて、これで在宅勤務を問題なく進められると思ったのですが、いざ始めてみると、姿勢が悪いせいか膝が痛くなってきました。
これは机が低すぎるせいではないかと疑いました。

そこでさっそく試したのがこちら。
ゴム
高さ3cmのゴムを4個、さっそく買ってきました。これを机の下にかませて、机の高さを70cmから73cmに上げてしまおうという作戦です。
結論から言うと失敗でした。下半身は楽になったのですが、机が上がったことで腕の位置が高くなり、今度は肩がつらくなりました。

それじゃあいったい、何がまずかったのか。
僕はようやく気づきました。ノートパソコンで文字を打つのが良くなかったのだと。

会社ではデスクトップのパソコンを使っています。大きなモニターが適正な位置にあるので、見上げたり見下ろしたりすることなく、無理のない姿勢で作業できます。
ところが自宅で使っているノートパソコンだと、画面が小さいため、どうしても見下ろすような姿勢になってしまいます。だから最初は机の位置を上げることで、見下ろして前傾姿勢になる状況を是正しようとしたのですが、前述のとおり腕の位置が悪くなるので無理でした。

だからといってデスクトップパソコンを高いテーブルで使うわけにはいかないので、どうにかしてノートパソコンのまま少しでも快適な環境にするしかありません。
そのためには、机の高さを変えずにモニターの位置を高くすることが必要です。
そこで、今日はこんなやり方で急場をしのぐことにしました。
パソコンと地図
古い地図帳を枕代わりにして、手前側に傾斜をつけてモニターの位置を少し高くしました。
これだけでもかなり姿勢が改善され、体が楽になりました。
今度時間があったら、ちゃんとしたノートパソコンスタンドを選ぼうと思います。

在宅勤務のときの心がけなど

日々生活している自室で仕事をするのは、気分的に難しいものです。「ノマド」なんて言葉がありましたけど、自宅ではなくカフェなんかで作業する人がいるのは、「自宅を仕事の場所として使いたくない」という気持ちの問題が大きいのではないかと想像します。もっとも、世の多くの人が在宅勤務を強いられるきっかけとなった新型コロナウイルスのせいでカフェはほぼ全滅しているため、今はノマドな人々も家に引きこもるしかない状況なのですが。

僕が自宅で仕事をするのにあたって、下記のサイトを参考にしてみました。

上手な「在宅勤務」のコツ(Google Cloud blog)

それぞれの項目の中には自分にあてはまらないものもありましたが、以下のふたつの考え方を取り入れてみました。

・仕事をする「場所」(と仕事をしない場所)を決める
・役割を演じる

机を買ったのは、ローテーブルで作業するのがつらいのが最大の理由でしたが、もうひとつの理由がこの「仕事をする場所」を作ることでした。働く場所とくつろぐ場所を切り分けたかったのです。
「役割を演じる」というのも心がけていて、業務の際はよそ行きの服装に着替えるようにしています。これも自室にいながらにしてプライベートとパブリックを切り分けるための方法です。
作業する場所がいつも寝泊まりしている部屋でも、これをやるだけで「気分」はずいぶん変えられます。

Microsoft Officeが使えないというハンデ

僕らの業界ではMicrosoft Officeがデファクトスタンダードになっています。社内で使う書類も、顧客や取引先から送られてくる書類も、だいたいExcelかWordかPowerPointです。これらが使えないとどうしようもありません。
とはいえ個人でOfficeを買うのは高いし、プライベートでパソコンを使うぶんにはなくても困りません。個人的には表計算の用途では無料のOpenOfficeを長年使い続けてきました。

でも、仕事で自分のパソコンを使うとなるとそうもいきません。今は無料のLibreOfficeを使っていますが、Excelなどと完全な互換があるわけではないので、かなり不自由さを感じています。VBAはもちろん、テーブル機能とか条件付き書式とかもExcelと同じようにはいかないので、会社のExcelの書類を勝手に上書き保存するわけにもいきません。
これに関しては、家のパソコンにMicrosoft Officeを入れる以外に解決方法はなさそうですが、しばらくしたら無用の長物になってしまうのが確実なものに年間1万3000円近く(Office 365の場合)を払いたくないのが正直な気持ちです。すでに机と椅子で何千円も出費してしまったので。

今日、東京で新型コロナウイルスに感染した人が39人と報じられて、感染者は先週の月曜よりずいぶん減ったようなので、もしかしたら5月中にも在宅勤務がなくなるかもしれません。また満員電車に乗らなければいけないのはつらいですが、今後も自宅で業務をやることに慣れられるとは思えないので、買ったばかりの机が無駄になったとしても、世の中が早く元に戻ってほしいと思います。