いろんな意味でお花見には早かった東京の風景
2020年3月22日(日) 00:36 | 日記
今年は暖冬のために桜の開花が例年より大幅に早くて、都内の花見スポットはどんな様子だろうかと思い、ひさびさに近所の大きな公園を自転車で巡ってみました。
まずは小金井公園。
ここは桜が咲くエリアではなく、「わんぱく広場」と名付けられただだっ広い野原です。都内では珍しく、凧揚げが禁止されていない公園なので、この日も凧が空に上がっていました。上の写真の真ん中あたりに見える小さな点が凧です。
拡大するとこんな感じ。
凧はおじさんが操縦していました。本格的な装備が実に大人らしいと思いました。同じように3~4人ほどの大人が、はるか上空に打ち上がった凧を操縦していました。ほかにも子供たちが子供らしい凧を、そんなに空高くないところに上げて遊んでいました。
僕も小学生のときに近所の田んぼで凧揚げをやっていましたが、東京ではおおっぴらに凧揚げができるところが少ないのはさびしいですね。少し前に若洲公園へ行ったことがあったのですが、埋め立て地のだだっ広い公園なのに凧揚げは禁止でした。
小金井公園の花見エリアは、人はまばらでした。お花見にはまだちょっと早かったみたいですね。
ピークは1週間後ですかね。桜の花はこんな感じです。
例年だと公園内に露店が並んでいるんですけど、今年はとてもそれどころではありません。東京都からは宴会は自粛せよという勧告が出されています。
江戸東京たてもの園も休園でした。
小金井公園を出て、南に向かいます。自転車で長い距離を走るのはひさしぶりなのと、加齢による体力の衰えのためか、すぐに疲労が出てしまいます。おっさんになったら無理にでも運動しないと、すぐに体が弱ってしまいます。
野川の風景。鳥さんの姿が数字の歌の2になっていました。
野川沿いの某所で見かけた、ビッグスクーターに貼られた「ブラックエンペラー」のステッカー。初めて実物を見た。
調べたらヤフオクやメルカリで今でも入手できるみたいですね。売価は700~1200円程度。誰が買うんだよ。
野川を下った先にある武蔵野公園。暖かいのに、遊んでいる人は少なめでした。
川の反対側のグラウンドでは、野球やサッカーをしている少年たちの姿がありました。でもたぶんフルメンバーではなく、親の方針のために家でじっとしている子供もいるんでしょうね。
親御さんの中には、飲食店や食品メーカーに勤めていたり、インフラの保守に携わっていたり、新型肺炎にかかったら特に困る仕事をしている人もいると思うので、今の時期は仕方ないことですが。
野川には、さっき見たのと別の鳥さんがいました。ふたり仲良く並んでいるところの写真を撮ろうとした瞬間に一羽が飛び去り、すぐさまもう一羽もついて行きました。写真くらいええやん減るもんじゃあるまいし。
武蔵野公園といえばスケボー。若いお兄ちゃんだけでなく、女の子もおじさんも楽しそうに遊んでいました。
武蔵野公園の隣に位置する野川公園。ここもお花見ができる場所があるのですが、まだ満開には遠く、人もまばらでした。
桜の咲き方も、全体的に小金井公園より遅い感じでした。1週間後がちょうどいい見頃になりそうです。
野川公園の近くにある三鷹天命反転住宅。普段はバイクでしか通らないところなのでまじまじと見ることはないのですが、自転車で横を通ったら、2階の窓のところに吊されたたくさんのバッグがカラフルな外観にマッチしていて、住人のセンスを感じました。
武蔵境駅の南側の桜並木は、満開が近づいていました。4月を待たずに散ってしまいそうな勢いです。異常気象ですね。
世間ではよくわからないウイルスが飛び交っているみたいだし、そのせいでいろんなイベントが中止になるし、株価や原油価格がめちゃめちゃなことになるし、世の中はどうなってしまうんですかね。恐ろしいですねほんとに。