
きのうは後楽園のラクーアへ、アイドリング!!!とアイドリングNEOのリリースイベントを見に行きました。
イベントは2部構成で、16時から始まる1部は1期生3人のみのライブ。18時の2部はアイドリングとNEOのメンバー全員(長野さんと橘さんはニコ生に出演するため欠席)が出演し、それぞれライブが終わったあとに一斉握手会がありました。
僕がラクーアに着いたのは15時40分頃。集まっていたファンが、イベント会場の横にあるメリーゴーランドの方を見ていたので、何ごとかと思ったら、NEOの橋本瑠果ちゃんが歌の衣裳を着て、メリーゴーランドに乗ってファンに手を振っていました。横には一般客の子どもがいたのですが、子どもと並んでも何の違和感もありませんでした。さらにその後ろには麗奈ちゃん、ミケーラさん、古橋さんの姿も。告知用のポスターや手づくりのビラをアピールしながらぐるぐる回るという斬新なキャンペーンでした。
ぎりぎりの時間に来たので優先エリアには入れず、後ろの方で見ていました。
まずは1期生3人のライブ。新曲「Only One」は、この前のニコはちで聴いたときより力強さが増している印象でした。CD音源もいいけど、生歌でのたたみかける感じがすばらしい。さすがベテランです。
トークではやはり、先日結婚を発表したばかりの滝口さんの話で盛り上がりました。遠藤さんはしきりに「大丈夫かよ」と言っていました。多くのファンもおそらく同意見です。一方、滝口さんの卒業ライブで送辞を読んだ横山さんは「料理とかがんばってた」「ブログを見て感動した」と滝口さんを讃えるコメント。かたや、過去に滝口さんが作った弁当を食べてびっくりしたというエピソードを語りながら、「あの料理おいしいのかな」と疑いが晴れない遠藤さん。
横山さんと遠藤さんが話してたのは、2009年12月に収録して、1月にPigooで放送された運動会企画のことでしょうかね。あの番組にはアイドリングからは河村さんと長野さんと菊地さんと橘さんも出ていて、ミラっちょは野元さんといっしょに出てました。懐かしい。
外岡さんは「結婚式では『遙かなるバージンロード』を歌おうよ」と提案し、「センターはさやねえで」と元最年長メンバー(独身)の名前を出すと、遠藤さんに「かわいそうだからやめて」と激しく突っ込まれ、「じゃあ江渡ちゃんで」と外岡さん。「江渡ちゃん、どんな人と結婚するんだろう」と、遠藤さんはいつものように江渡ちゃんをネタにしていました。
昔の話なので説明すると、この「遙かなるバージンロード」という曲は、今から5年ほど前、まだ1期生と2期生しかいなかった頃にユニット対抗で売り上げ枚数を競ったときの曲で、この曲を歌った「バンバンアイドリング!!!」には加藤さん、江渡さん、滝口さんという2009年3月に卒業した3人がいました。前回の対決企画で勝った滝口さんが、5年後の対決企画のために体を張ってネタを提供してくれたと思うと、古くからのファンとしてなんだかうれしくなります。実際はただの偶然でしょうけど。
続いてはアイドリング!!!とアイドリングNEOの共演。まずは17時30分頃にNEOがリハーサル。「mero mero」を歌ったわけですが、この曲って歌うのめちゃめちゃ難しいんですよね。サビの部分を口ずさんでみるとわかりますが、ハイレベルな滑舌と肺活量が要求されます。これをダンスをしながら、一定以上の声量で歌わなければいけない。かなりハードです。8月と9月のライブで生歌じゃなかったのも仕方ないと思います。それにしてもプロデューサーの伊秩さん、SPEEDの頃もそうでしたが、ちびっ子に無理をさせるのがお好きなんですかね。
そのあとにアイドリング!!!の本隊が登場してリハーサルで「シャウト!!!」を歌い、18時ちょうどにリリイベ第2部がスタート。いつもの番組のオープニングテーマに乗ってメンバーが入場してきたわけですが、最初にNEOの子たちが駆け足で元気よくステージに入ってきたのが印象的でした。この元気、バニラビーンズのふたりにも分けてあげたい。
どちらが先に歌うかはレイアちゃんとミケーラさんの尻相撲で決めました。僕は第2部も優先エリアの後ろから見ていたので、相撲の様子はほとんど見えませんでした。レイアちゃんが負けてアイドリングが前座。NEOがトリを務めることになりました。
アイドリングは「シャウト!!!」とカップリングの「I'd Ring」、NEOは「mero mero」と「胸アツ聖誕祭!!!」の2曲ずつを歌ってライブは終わり。そっか、NEOのカップリングはいちおう2曲ともクリスマスに引っかけてるんですね。
ライブは18時30分にぴったり終わり、一斉握手会が始まりました。僕はアイドリングとNEOのCDを1枚ずつ買ったので、イベント参加券も1枚ずつ。まずはNEOの列に並ぶことにしました。
ステージ上には、向かって手前がNEOのメンバー7人。奥がアイドリングの16人。すでにいろんなところで書かれていますが、NEOに並ぶ列の方が、アイドリングよりずっと長かった。2倍から3倍はあったと思います。NEOの方が握手のスピードがゆっくりだったのは事実ですが、それを差し引いても、あんなにたくさんのファンが並ぶなんて。驚きました。
延々と並び、ようやくたどり着いたNEOの握手会。みんなすごい真剣。瑠果ちゃんは本当に小柄。麗奈ちゃんはいい意味で場違いな本物のアイドル。後藤さんは大きな目でのぞき込むような視線がたまらない。番組の企画でオヤジキラーと言われたのもうなずけます。そして最後が古橋さん。もうすんごいハイテンションで、去っていくときには両手を振ってくれて。今回の握手会で古橋さんはファンをがっつりつかんだと思う。本物のプロです。
古橋さんといえば、おとといの日記で書き忘れたけど、ヨドバシ吉祥寺の握手会で控え室にはけていくときに、麗奈ちゃんに抱きついたりじゃれたりしていました。アイドルファンが何を求めているかよくわかっています。本物のプロです。番組での言動にはいつもはらはらさせられますが、今回の握手会で見る目が変わりました。
ネットでもNEOを絶賛する声が多くて、握手の列が決して作られたものでないことがわかります。
NEOの次はアイドリング。こちらはそれほど待つことなく握手ができました。並びは番号の大きい順。レイアちゃんと当時中学生だった玉川さんは、「さくらサンキュー」の一斉握手会には時間の都合でいなかったので今回が初めて。瑠果ちゃんを見たあとだと、レイアちゃんがそこまでちびっ子に見えませんでした。
みんな、さすがにアイドルですね。顔がちっちゃいし、笑顔を崩さないし。特に大川さんのスタイルのよさにはいつも驚かされます。あと酒井さんがいつになくきれいでした。
いつもはテレビやライブで見るだけでじゅうぶんなのですが、間近で見られるなんて幸せです。
NEOの握手が続く中、アイドリングは複数枚のチケットを持つ人がゆっくり握手をする時間帯に突入。僕が眺めていた位置からは高橋さんから大川さんまでの様子しか見えなかったのですが、握手するファンが2期生ゾーンに差しかかったあと、握手を終えた大川さんと楓ちゃん、瑠夏ちゃんがなんだか楽しそうにおしゃべりをしていました。笑ってる瑠夏ちゃんは本当に楽しそうな表情をするので、見ているこちらも楽しい気分になります。その横では尾島さんと高橋さんが話していました。番号が隣同士(26号と27号)とはいえ、このふたりの絡みは意外でした。
ファンが1期生ゾーンに入ったあとは、2期生の5人が盛り上がっていました。NEOが壁になってかろうじて頭が見えるくらいでしたが、河村さんのけたたましい笑い声は遠くからでもはっきりわかりました。
アイドリングの握手会が終わった頃にはすでに20時を回っていました。夜なのでマイクが使えないということで、拡声器で最後のあいさつをする三宅さんと菊地さん。三宅さんがNEOとの対決についてまじめに話したあと、菊地さんが若干滑り気味なぶりっ子なトークで締めて終了。湿っぽいままで終わらせないのがアイドリングの7年間の伝統です。
NEOの握手はまだ続いていました。20時以降は古橋さん、瑠夏ちゃん、麗奈ちゃんを除く4人。伊藤さんは全メンバーの中でいちばん寒そうな衣裳でした。きのうはそれほど冷え込まなかったのですが、さすがに夜になれば気温は下がります。それなのに、寒そうなそぶりをまったく見せない伊藤さん。プロの中のプロです。
NEOの最後のあいさつでは関谷さんが泣いてしまい、つられて伊藤さんと後藤さんも涙を見せました。湿っぽさで終わるのがデビューしたてのNEO。若いってすばらしい。まだ始まったばかりですから。
アイドリング、NEOともに本当に内容の濃いリリースイベントを楽しませてくれました。
最後にひとつだけ。
今回のリリイベに関してネットで検索したところ、あるメンバーの握手の対応について、名指しで非難するような言及がありました。
僕がそのメンバーと握手したときは対応が悪いなんてこれっぽっちも思わなかったし、むしろにこやかな笑顔で対応してくれて、とてもうれしく思いました。
そのファンの目には、僕とは違う風景が映っていたのでしょう。あるいは、もしかしたら何かの事情で、そのファンがメンバーに好かれていなかったのかもしれません。そのへんの事情はわかりませんし、握手の対応についてどう思おうと個人の自由ですが、もしアイドリングのことをよく知らない人、あるいは最近興味を持ち始めたばかりの人がそのファンの書き込みを見て「○○さんって塩対応なんだ」と思ったとしたら、それは違うと声を大にして言いたい。特定のメンバーの対応が気に入らないというのは、あくまで一個人の感想にすぎません。
アイドリングはみんないい子です。
もちろん、これもひとりのファンの個人的な感想にすぎないので、メンバーが本当にいい子かどうかは、実際にライブやイベントへ行って確かめてほしいと思います。