ライブで間近に見たミュージシャンの訃報

2014年6月 5日(木) 14:14 | フォーク

七夕コンサート案内
毎年、京都の拾得というライブハウスで開催される「七夕コンサート」を5年前に見に行きまして(京都・拾得の七夕コンサート)、翌年からこの時期になると案内のはがきが届くのですが、今年はいつもと同じ案内に、いつもと違う文字が刻まれていました。
ひがしのひとしさんが亡くなったことを、このはがきで知りました。

僕の母親とほぼ同じ世代ですが、5年前に見たときは、年齢を感じさせないアスリートのような肉体が印象的だったので、なおさら驚きました。まだ歌うのをやめる年じゃないのに、突然の訃報にただ驚くしかありません。

実際にライブを見たことがある方が亡くなるのは、おおげさな言い方をすると、自分の記憶の一部がえぐられたような感覚に陥ります。
「思い出」と「実存」のうち片方が失われて、ふたつの存在をつなぐ縄が断ち切られ、「思い出」はこれから僕の記憶の中を漂い続ける。
うまく表現できないのですが、本人が存命で精力的に活動を続けているのと、そうでないのとでは、たとえ見る機会がなかったとしても、「思い出」の質が変わってしまう気がします。

人はみんな年齢を重ねていくから、こういうことは今後も増えていきます。悲しいけど、ただ静かに受け入れていくしかありません。

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