アイドリング!!!の異端ではなく正統だった渋はち5期生スペシャル

2014年5月 3日(土) 09:22 | アイドル


5期生だけでライブをやると聞いて、勝手にこんな想像をしていました。
他の期にはない5期生の特色は「ゆるさ」。近年のアイドリング!!!は激しい曲が多い中で、あえて「春色の空」や「苺牛乳」のようなゆったりめの曲でセットリストを組んで、5期生にしか出せない色を打ち出してくるのではないか。
ライブのあとは「ゆるさを否定してきたアイドリングの歴史における5期生の位置づけ」みたいなテーマで日記を書くところまで想像していました。

浅はかな想像はあっさり打ち砕かれました。
いつもおとなしく、あまり前に出てこない、おっとりした5期生の4人が、今のアイドリングの本流である激しい曲で勝負してきた。
奇をてらわない、まっすぐなライブ。
毎週のようにステージに立ち続けながら2年間を過ごしてきた5期生の実力を、正直言って僕は甘く見ていました。
いつもはこのステージで10人で歌う曲を、4人だけでやり切った。いつもは先輩たちの陰に隠れてしまいがちな4人の本当の力を、この日初めてファンに見せてくれました。

この日の衣裳は、2012年の東京アイドルフェスティバルで5期生だけでライブをやったときの、ピンクのチアガール風の衣裳。まだ取ってあったんですね。でもなぜかメンバーはそのことに一言も触れませんでした。最近ファンになった人は、今回のために特注したと思ったかもしれません。

5期生だけのライブもおととしのTIF以来。渋はちでは過去に2期生、3期生、4期生と順番にライブをやってきて、ようやく5期生にもその機会がやってきました。
今回のライブでたぶん誰よりも気合いが入っていた玉川さんは、偶然にも5期生ライブの日と同じ4月30日が17歳の誕生日でした。ライブの始まりから客席は祝賀ムードで、いつも泣いてばかりの玉川さんは感極まったりするのかなと思いましたが、意外にも最初から最後まで笑顔で歌いきりました。曲の間のトークでは石田さんや高橋さんから「仕事用の涙」なんて突っ込まれたりしていましたが、案外本当に涙をコントロールできるのかもしれません。

1曲めは「告白」。曲の前にサビのアカペラから入りましたが、音が外れ気味だったのは仕方のないところでしょうか。3期から5期は歌唱力や音感で選ばれたわけではないですから。
次はなんと高橋さんと石田さんのふたりで、大先輩の外岡さんと横山さんの持ち歌「4U」に挑戦。いつもは不安定な歌声の高橋さんが、横山さんのようにきりっとした声と表情で歌いきりました。
玉川さんと清久さんは、河村さんと酒井さんの持ち歌「あこがれアドレイション」。この曲は普段歌ってる人はアダルトだけど曲や歌詞は若いから、清久さんの子供歌唱もばっちりはまります。

直後のトーク。高橋さんと石田さんが「横山さんみたいに歌いたかった」みたいな話をしていたところに、玉川さんが「外岡さんは?」と突っ込んだところ、高橋さんは「外岡さんみたいに歌いたかったんですよ」と熱い手のひら返し。高橋さんも腹黒キャラをかなり使いこなせるようになってきました。
ゆるいイメージの5期生ですが、短いトークの中でもきちんと振りとボケと突っ込みを入れて笑いを取るところを見て、ほかの期と同じようにアイドリングの血が流れていることを再確認しました。
それでも清久さんだけはどこまでもマイペースで、テンションを上げすぎて声を裏返しながら「すごく楽しいです!」なんて言って、石田さんに「こんなに感情を出してるレイアちゃん初めて見た」と驚かれていました。

ここからはソロでのカバー曲が続きます。清久さんが歌ったのはhitomiさんの「LOVE2000」。清久さんは発声はお子ちゃまなんだけど、音とリズムはしっかり取れてるから安心して聴けます。この曲、アイドルの楽曲だと思って聴いても違和感がないですね。
昔エイベックスに所属していた石田さんは浜崎あゆみさんの曲。歌い方がいかにも浜崎さんを意識している感じでした。
高橋さんはmiwaさんの曲。そういえばこのふたり、雰囲気が少し似てるかも。テンポが遅めの曲だとやっぱり歌声が不安定になっちゃいます。

ここで玉川さんの誕生日を祝おうということで、渋はちでいつもギターを演奏してくれる関口Q太さんのエレキギターの伴奏に合わせてハッピーバースデーの歌。でもこの前もそうだったけど、ギターの音と歌のキーを合わせるのが難しい。あれ、たぶんキーはG#だと思います。Fにしたら合わせやすくなりそうですけどね。
そして玉川さんのソロは、前にもどこかで歌ったことのある、来夢という名前にちなんだ「ラムのラブソング」。玉川さんは音域が狭く、高音が苦手なんですけど、今回は以前に見たときよりずいぶんうまくなっていました。このときだけ番組の企画で着た特攻服を着ていました。

ここからは「MAMORE!!!」「Shine On」「One Up!!!」と、今のアイドリングを象徴する激しい曲が続きます。「MAMORE!!!」では、これまで遠藤さんがいるとき以外ほとんどやらなかったDメロでのハモりを、高橋さんと石田さんがばっちり決めてきました。さすが3回もリハーサルをしてライブに挑んだだけあります。
「One Up!!!」ではメンバーが客席に来てくれました。僕は2階席にいたのですが、玉川さんが僕のすぐそばまで来て、ハイタッチまでしてくれました。おじさんは感激です。急に玉川さんが来たので、タッチに失敗して手が微妙に触れただけになってしまいましたが。間近で見る玉川さんは細くてかわいいですね。
この曲のみQ太さんがギターで参加しました。いつもなら「よいしょよいしょ…」のかけ声がある間奏のところでギターソロを聴かせてくれるなど、いつも以上にヘビーなロック風味。普段の5期生のゆるいイメージとは対極です。

最後は、古いファンならみんな大好きな曲「Snow Celebration」。私たちもアイドリングを背負っているんだという5期生の気概を感じました。

最後のあいさつでは、さすがに玉川さんも涙をこらえられませんでした。一瞬マイクを離してうつむいて、涙をごまかすように「もうやだ…」とつぶやくシーンは、全国のお茶の間のらむたんファンにぜひお届けしたかった。レイアちゃんも変なテンションのまま感極まっていました。

5期生の本気と実力を見せた渋はちライブ。ここまでのものを見せてくれるとは正直思ってなかったので、本当に驚かされたし、5期生を見る目が変わりました。先輩といっしょのときは頼りなく見えるかもしれないけど、本当はすごいアイドルなんです。

コメント

二回目の投稿です
実はアイドリングからうろうろしてたどり着いたのですが 春一番ライヴの記事に先に投稿しました
5期生ライヴは テレビでは 見れないのですね
残念です
あまり存在感がないのですが 地味ながら影では 努力をしているんですね
NEOが目立っけど 頑張ってほしいです

いつもありがとうございます。
テレビ局発祥のアイドルだから、こういう肝心なときにはテレビカメラを入れてほしいのですが、難しいんでしょうかね。お客さんもニコはちと違ってカメラが入らない、つまり100%顔がテレビにさらされないからこそライブに来てる人もいるかもしれないので、急にカメラが入るってことになると面倒なことになりそうですし。過去の数少ないテレビで放送した渋はちは、事前にカメラが入ることを告知していました。

5期生は性格的におとなしくて、何が何でも芸能界で成功してやるという強い意志がなさそうですが、2年間の経験は大きいと思いました。NEO期がこれに追いつくにはしばらく時間がかかると思います。

なるほど そんなわけがあったんですか
ここ 関西では なかなか 生で見られないから テレビでしか頼るものがありません

コメントを投稿

※サーバーの状況によって、投稿完了まで時間がかかることがあります。
※投稿内容がすぐに反映されないことがありますが、ページを再読み込みするとコメントが表示されます。
※入力したURLは公開されますが、メールアドレスは公開されません(管理者に対してのみ通知されます)。