文章が思考を支配する

2013年12月25日(水) 01:30 | 日記

リアルでもネットでも、「読ませる文章」に出会ったときの衝撃は大きいものです。
個人のブログで、センスのかたまりみたいな、噛めば噛むほど味が出るようなすごい文章を書く方がたまにいて、そのたびに才能に嫉妬します。
文章そのものより、その背景にある思考とか精神に感銘を受ける。筆者が男だったら普通に憧れてしまうし、女性だったら恋をしてしまいそうになる。
自分もそういう人になりたいと思うけど、本気でそう思うんだったら、頭の中で毎日もやもやと考えていることを言語化してエンターテイメント仕立てにして表現することを始めてみろって話で、それを「面倒だからしない」っていう時点で終わっています。
思考の断片を具現化する言葉はいろいろと浮かぶんだけど、それをつなぎ合わせて文章にするのがたいへん。浮かんだ言葉を無理につないで文章を作ろうとすると、文章が思考を支配しようと出しゃばってくるので、面倒になって投げ出してしまう。みんなどうやって思考と文章のベクトルを合わせてるんだろう。あるいは無理に合わせようとせず、文章は文章で、思考の一面を点描で表現するエンターテイメントとして割り切っているのでしょうか。初期の友部正人さんの歌詞みたいに。

僕が感銘を受ける文章はたいてい、「書かずにいられないから書いてる」という衝動が行間から泡を立ててあふれているわけで。そこがたぶんスタートライン。
そこまでの衝動がなく、あるのはちっぽけな自己顕示欲だけという、今年もクリスマスをひとりさびしく過ごす陰気な男の陰気な日記を、どうか今後ともよろしくお願いします。

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