ぼくのかんがえたさいきょうのAKB選抜総選挙

2013年5月23日(木) 23:50 | アイドル

AKB48の新曲の出荷枚数が230万枚だそうで。ダブルミリオンの可能性も見えてきました。僕が応援しているアイドルグループはどれだけがんばっても4万か5万の売り上げがやっと、それでもアイドル業界全体で見ればかなり多い方という現実の中で、文字どおり桁違いの枚数です。
もちろんこれだけ出荷された理由は毎年恒例の「選抜総選挙」ですけど、1年前に出た投票券入りシングルの出荷枚数(200万枚)を超えているのは驚きました。外から見るぶんでは、この1年は前田敦子さんの卒業をはじめ、河西さんや増田さんや峯岸さんの件、SKEの大量脱退など、どちらかというと後ろ向きな話題の方が多かったように思うのですが。それでも、出ていくファンより入ってくるファンの方が多かったということでしょうか。HKTがメジャーデビューしたことで、福岡のファンが増えたのかもしれません。

1年後のAKBには板野さんも秋元さんもいません。篠田さんや大島優子さんもいないかもしれません(でも小嶋陽菜さんは残りそう、てか残ってほしい)。AKBをマンUやレアル・マドリードみたいに末永く愛されるようなチームにしていくためには、主役であるメンバーの質を高い水準で維持するだけでなく、主力メンバーが抜けてもファンを飽きさせないような高度なマーケティング戦略が必要です。
そこで、今やAKBグループにとって最大のキラーコンテンツといえる選抜総選挙について、ちょっとだけ考えてみました。
もし来年もAKB総選挙があって、今年と同じように日産スタジアムで開票をするとしたら、いっそ日産スタジアムを選挙会場にして、投票から開票まで一気に全部やっちゃう「リアル選挙」にした方がおもしろいんじゃないかという提案です。

第6回総選挙の概略

投票券はCDのおまけではなく、イベントに来た人に配る

日産スタジアムと全国各地のライブビューイングの観客に、チケットと引き換えに投票券を1枚ずつ配り、投票するメンバーひとりの名前を書いて投票してもらう。チケットを買い、なおかつ会場に来た人だけが選挙に投票できるという仕組み。これでリアル選挙と同じ「ひとり一票」が実現できる。名古屋や大阪や福岡には、支店メンバーに投票したいけど日産スタジアムには行けないという人が多いはずなので、それぞれの地方でライブビューイングをやれば、5万人くらいはすぐに集められるのでは。名古屋ならポートメッセでやれば1万人くらい入りますね。

投票は、リアルな選挙と同じく自分で記名する

「立候補者の中からひとり選んで丸をつける」という方式をとらず、わざわざ鉛筆を配って名前を書いてもらう。「投票用紙は投票したメンバーに送ります」ってことにすれば、投票するファンのモチベーションも上がるはず。無効票になるのがわかっていても、あえて立候補しないメンバーの名前を書く人が出てきたり、あえて白紙で投票する人がけっこうな割合で出てきたりと、これまでとは違ったドラマが見られるかも。

即日開票

早めにお客さんを入れて投票を済ませて、AKBがライブをやってる2時間くらいで速攻で集計。ライブが終わったらすぐに開票結果を伝える。まさにリアル選挙と同じリアリティ。

期待される効果

「AKBはガチ」の演出

最大のポイントは、これまでの「金で票を買う」というシステムから、リアル選挙と同じひとり1票という平等なシステムに変えること。某美容クリニックの院長先生のような強力なタニマチによって選挙結果が大きく動く今までの仕組みとは違って、大富豪も学生もみんな平等です。「チケットを大量に買ってAKBに興味ない人をライブビューイングに連れて行き、推しメンに投票してもらう」という、リアル選挙でいうところの買収行為もできますが、CDの大量購入よりはるかに効率が悪いため、仮にそういう人が何人かいたとしても、影響は限定的でしょう。
アパルトヘイトを打破してネルソン・マンデラを大統領に選んだ南アフリカのように、選挙結果にも革命的な変化が起きるかもしれません。メンバーにとっても、これまで以上にリアルな人気投票となるので、心構えも変わるはずです。
2012年のじゃんけん大会が八百長と言われたり、なにかと非難されがちなAKBなので、イメージアップを図る意味でも、ここでガチな姿を見せておくのは重要だと思います。
ただ、実際にガチな選挙をやったところでアンチは「○○を勝たせるために選挙結果を改ざんしたんだろ」とか言いがかりをつけるんでしょうけど。

見かけ上の利益は減るかもしれないけど

投票券付きCDが200万枚近く売れれば、利益率は低くても、圧倒的な枚数で莫大な利益が上げられます。ただし、利益の一部は印税という形で特定の人物の懐に入ります。「200万枚のうち6割か7割は楽曲ではなく投票券目当て」という現実があったとしても、楽曲に対する印税はきっちり200万枚分支払われるわけです。理不尽ですね。
投票券をCDではなくイベントのチケットと抱き合わせにすれば、投票のために使ったお金は選挙と無関係の作詞家ではなく、選挙の当事者であるメンバーのギャラにより多く回されるはずです。
いやもちろん本音では、レコード会社の利益とか作詞家の利益のために投票券と抱き合わせでCDを売ってるってことはわかりますよ。でもそういうあこぎな商売は、握手券だけで十分じゃないですかね。それとは別に、個々のメンバーにきちんとお金が行き渡るようなシステムを作った方が、ファンとしても応援のしがいがあると思うわけです。
あとは、ライブビューイングをなるべく大きな箱でたくさんの会場でやり、価格を高めに設定することで利益率を高めるのはもちろん、魅力的な「総選挙限定グッズ」を用意するなど、お祭りに乗じてうまいこと商売すればいい。メイン会場と全国のライブビューイングを合わせて20万人くらい集められれば、むしろCDより実入りが良くなるんじゃないですかね。

「AKB商法」への非難をかわす

本当か嘘かはわかりませんが、総選挙のためにCDを191万円分買ったという人がいたそうです。他人に迷惑をかけないなら、誰が何にどれだけお金を使うかは自由ですけど、これってAKBにとってはあまり印象がよくありません。「AKB商法」なんて言われて非難の対象にされてしまいます。CDのおまけが握手券だったらせいぜい10万円台の出費ですみますが、選挙の投票券だと1000枚買ってもひとりで使い切れるので、こういう桁違いな大人買いが発生するわけです。
こうした極端な事例がなくなれば、AKBに対するイメージも少しは良い方向に変わるのではないでしょうか。

これって誰でも考えつくアイディアで、現場でも話が出ていないわけがないので、プロデューサーは印税という利権にしがみつくのをやめて、ぜひ実現させてほしい。絶対こっちの方がおもしろいし緊張感があるし、結果的にAKBの寿命を延ばすことにつながると思うから。

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