アイドリング!!!の50m走のタイムを詳しく調べてみた

2012年11月 1日(木) 01:21 | アイドル

野元さん
まなちゃんが8秒00なんて、いくらなんでも速すぎるでしょ。

そんな素朴な疑問をきっかけに、アイドリング!!!のかわいい子猫ちゃんたちは本当は50mを何秒で走ったのか、番組の映像を元に調べてみることにしました。

先週土曜日の夜にフジテレビONEで放送されたアイドリング!!!の特番「秋の大体力測定ング」。いつものスタジオではなく本物の陸上競技場を舞台に、メンバー21人全員がいろいろな競技に挑みました。
50m走は、4~5人ずつ5組に分かれて行われました。
タイムはスタッフの手作業によって計測され、冒頭の画像のとおり野元さんが8秒00でトップ。ほかにも外岡さんが8秒10、大川さんが8秒20と、普段それほど運動する機会がなさそうな女性アイドルがぶっつけで挑んだわりには好タイムが続出しました。
手作業での計測だから誤差が出るのは当然としても、それがどのくらいの差なのか、そして本当のタイムはどのくらいなのか。気になり出したら止まらなくなったので、全員のタイムを計測してみることにしました。

計測方法は下記のとおりです。

・計測に使用する映像ソースは、録画した動画をH.264形式でエンコードした動画データ。

・タイムは、スタートからゴールまでに要したフレーム数(コマ数)で計測する。1フレームは約1/30秒(正確には1001/30000秒)なので、タイムの精度は0.03秒程度となる。

・スタートは「ピストルから煙が見えた瞬間のコマ」で、ゴールは「胸がゴールラインを越えた瞬間のコマ」とする。

・フレーム数の確認には「Avidemux」を使用。
第1レーススタート
第1レースのスタートの瞬間。ピストルから白い煙が出たところがスタートです。46310番めのフレーム、番組開始から25分45秒211経過したところです。
第1レースゴール
第1レースで優勝したのは酒井さん。このときのフレーム数は46575なので、酒井さんのスタートからゴールまで要したフレーム数は265。これを時間に換算すると、
265×(1001/30000)=8.84秒(小数点第3位以下切り捨て、以下同じ)
となります。
(上記画面の「フレーム」の右に表示されている「時間」のところを単純に引き算しても、同じ結果が出ます)

同様の方法で、メンバー21人全員のタイムを計測しました。結果は下記のとおりです。
計測結果
ほとんど全員が、番組で計測したタイムの方が速くなっています。外岡さんにいたっては0.67秒もの開きがありました。
アイドリングのスプリント女王に輝いた野元さんの8秒00も、やはり計測ミスでした。実際のタイムは8秒54で、なんと大川さんを下回っていました。

なぜ、このような誤差が出てしまうのでしょうか。これには3つの理由があります。
ひとつは音速の問題。スターターはスタートの位置にいて、計測するスタッフはゴールの近くにいました。その距離は約50m。一方、音速は(331.5+0.6t)m/s(tは摂氏温度)で求められ、収録時の気温を30℃とすると、音速はおよそ350m/sとなります。そのため、50mの距離があると1/7秒、約0.14秒の時間差が生じます。スタッフがピストルの音でストップウォッチを押していたとしたら、それだけでタイムが0.14秒短縮されることになります。
もうひとつは、音に対する反応速度の問題。通常、ピストルの音を聞いてから実際にストップウォッチのボタンを押すまで、0.2秒程度の時間を要します。
3つめはゴールのときに生じる誤差ですが、こちらはスタッフが間近で見ているうえ、走るスピードでゴールに入るタイミングが予測できるので、スタート時のような誤差は生じません。憶測ですが、誤差は0.1秒程度の遅れにとどまると思います。
これら3つの要因を合わせると、ストップウォッチが示すタイムは、実際の走破タイムより0.24秒程度短くなると考えられます。21人の誤差の平均は約0.21秒だったので、この推測はそれほど外れていないと思います。

あらためて、メンバー全員の順位と走破タイムはこうなりました。
121031idoling5.gif
放送では野元さんが1位、外岡さんが2位で大川さんは3位でしたが、映像を使った計測では大川さんが野元さんと外岡さんを逆転していました。
元陸上部の後藤さんは、最も突っ込みづらい6位という微妙な位置。リーダー遠藤さんに「中の中」と言われた橘さんは、本当に中の中の10位。以前にMC升野さんから「走り方がブサイク」と言われた横山さんは、努力の成果でまともなフォームで走って12位。途中で靴が脱げた朝日さんは不完全燃焼の13位。そして最下位は、スタート直後に転んでしまった三宅さんでした。
大きく上げたのは遠藤さんで、14位から8位にジャンプアップ。逆に大きく落ちてしまったのは玉川さんで、7位から14位まで下がってしまいました。

さて、大川さんは本当に最速だったのか?
番組を見ていた人は覚えていると思いますが、50m走では何人かのメンバーがフライングをしていました。大半のメンバーはフライングをしたかどうか微妙なレベルでしたが、明らかにアウトだったのが高橋さんと大川さんのふたりでした。
高橋さんの場合は、スタート直後に「あれ、フライングしちゃったけどいいのかな」と思ったのか、一瞬スピードをゆるめてしまったうえ、そもそもフライングしようが何しようがどうにもならないくらい足が遅かったので、特に問題ではありません。
一方、大川さんのスタートは明らかに不正でした。
大川さんスタート
ピストルから煙が出た瞬間、すでに足が離れています。
大川さんフライング
1レーンの朝日さんがスタートしたとき、大川さんはもう最初の一歩を踏み出していました。この差はかなり大きい。
おそらく、このフライングで少なくとも0.2秒はタイムが縮まったと思われます。それを考慮すると、アイドリングで最も足が速かったのはやはり野元さんということになります。
野元さん優勝
まなちゃん、おめでとう!

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