過去に務めていた会社の求人広告

2012年4月27日(金) 01:18 | 日記

先日、僕が務めている会社が求人広告を出した話を書きました。
求人サイトで自分が乗っているページを確認したついでに、同じ業種の求人広告をいろいろと見ていたら、見覚えのある会社名がありました。
クリックしたら、やはり僕の知っているあの会社でした。
2000年の夏から2004年の春先まで、風俗誌の編集者として4年弱勤務した名古屋の会社です。

とにかく人の回転の激しい職場でした。僕が所属していた編集チームでは、半年務めれば中堅、1年でベテラン、2年も経てば古株扱いでした。僕が辞めてから8年以上経つので、幹部数名を除けば、当時のメンバーはもう誰も残ってないと思います。
なぜ人が定着しなかったかといえば、この会社が絵に描いたようなブラック企業だったから。
よくネットでブラック企業の実態についていろいろと語られていますが、内容があまりにもひどすぎて、「それ盛ってるでしょ」「作り話じゃないか」と疑っている人もいると思います。でも、ああいうクズみたいな職場って本当に存在するんですよ、この国には。悲しいことですが。身をもって経験した僕が言うんだから間違いないです。
いくらその会社が山口組弘道会の企業舎弟だからって、カタギ相手に違法な搾取をしていいはずはありません。具体的なエピソードを挙げたらきりがありませんが、ブラック企業のアイデンティティである「安月給で残業なし、クソ長い労働時間」はもちろん標準装備。ある上司の「部下が交通事故を起こしたとき、部下の無事を一切案ずることなく、事故による損害と業務の進捗の遅れに腹を立てるのみ」という態度を見たときには心の底から上司を軽蔑し、幻滅しました。
評価できることといえば、年齢や性別や学歴で待遇に差がないことくらいです。
そんな会社に4年弱務めた僕も、その会社のブラック体質を変えられなかったという意味では犯罪行為の片棒を担いでいたわけで、とても偉そうなことを言える立場ではありません。それでもいちおう労働基準監督署に訴えに行ったり、労働組合を作ろうと法律を調べたりもしました。でも労基署はまともに取り合ってくれなかったし、労組を作るハードルもかなり高かったので、最後には何もかもが嫌になり、他の大半の社員と同じように後ろ足で砂をかけて逃げ出してしまいました。
(参考…5年前に仕事を辞めた理由と、その後のこと

愚痴が多くなってしまいました。
今はどんな状況なのかはわかりませんが、とりあえず求人広告を打てる程度には利益が出ているのでしょう。8年前のような超絶ブラック体質が、多少はましになっていればいいのですが。
サービス残業を強要する企業は強盗と同じ。過労死や自殺者を出す企業は殺人犯と同じ。「労基法違反は凶悪犯罪」という認識が、「強盗や殺人は凶悪犯罪」と同じレベルの常識になればいいんですけどね。

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