球団社長が率先してプロレスをやればいいと思う

2011年10月19日(水) 22:53 | スポーツ

オレ竜ドローで涙の退任V!球団初連覇

連覇の原動力となった事件がある。ナゴヤドームで行われた9月6日の巨人戦。3対5で敗れた試合後の関係者通路。坂井球団社長が、なんとガッツポーズを繰り出した。複数の球団関係者がその光景を目にし、すぐさまチーム内に広まった。

(デイリースポーツオンライン)

落合監督&信子夫人“ぶっちゃけ対談”大逆転Vの裏側「全てはそこから」

博満 「全ては…。まあ、この際だから、言っちゃうけども“オレらが勝ってもらっちゃ困る”と思っていた球団幹部が、9月の巨人戦でウチが負けた時にガッツポーズしてからなんだ。全てはそこから始まった」

信子 「そうなんだよね。みんなそれで逆にやる気を出したんじゃない」

博満 「そういう噂はすぐに広がるからな。選手は“なんだオレら、勝っちゃいけないのかよ。何のためにやってきたんだよ”となる。“オレらをバカにすんなよ”ってのが一番の火付け役になった。そこに9月22日の(退任)発表が重なったんだ」

(スポニチアネックス)

優勝直後に落合監督自身によって明かされた、球団社長の問題行動。前回の日記で、勝利や実力よりショー的要素を求めたがる一部の球団やマスコミの風潮を「プロレス」という言葉で表現しましたが、この球団社長の行動こそまさにプロレス的展開ですよね。ガチンコ野球だけではいくら強くても客を呼べないからと、プロレス路線への転換を標榜するドラゴンズが、こんなおいしいネタをなぜ利用しないのでしょうか。9月6日夜の時点で、球団OBがマスコミにこっそり情報を流してスクープを取らせれば、ファンの耳目をドラゴンズに集めることができたのに。

その後の展開としては、球団社長がドラゴンズOBと若手選手を集めて「中日連邦軍」を結成。落合監督と主力選手による勢力「ドラゴンズ・ジオン軍」に戦いを挑み、チームを二分して血みどろの内部抗争を繰り広げる、「アムロ坂井vsシャア落合」というストーリーを希望します。さらに、この抗争にチームだけでなくファンも巻き込みます。「落合が好き」「落合が嫌い」で二分され、陰でののしり合っていたファンの対立構造をがんがん煽り、ファン同士が表舞台でリアルファイトを繰り広げるようになれば大成功です。
そのシナリオに乗っかって監督退任、コーチの契約終了を発表していれば、ファンがいろんな意味で盛り上がって、観客動員も増えていたでしょう。球団の利益を考えるのであれば、社長はヒールに徹し、ピエロを演じるべきでした。まあ実際にそんなことをしたところで、落合さんが乗るはずもありませんが。

ただ残念なことに、球団の行動はアングル(仕掛け)ではなく、ガチンコなんですよね。
落合さんが球団内部の恥部をあえて明かしたのは、選手の怒りの代弁であり、日本シリーズ終了まで野球に集中させるために、「これ以上選手の気持ちを乱すような真似をするな」と球団側に釘を刺すためなのでしょう。
今日はナゴヤドームの最終戦でした。試合後のセレモニーでは、落合さんの退任を惜しむ声援が飛び交い、たくさんの横断幕が掲げられていました。ドームに来ていたファンのほとんどが、「ガチで強いドラゴンズ」を求めているということです。テレビで見ているファンもきっとそうでしょう。
監督が代わり、コーチが代わり、スコアラーなど裏方スタッフの人員も削られるという来季の体制で、しかも自分の球団が負けて喜ぶような球団社長を抱えるチームが、果たしてファンの期待に応えることはできるのでしょうか。

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