現役で超難関大学に合格した16年前のこと

2011年2月 3日(木) 23:27 | 日記

今朝会社へ行くときに、受験会場の案内をしているバイトのお兄さんを見ました。もう世の中は大学受験シーズンなんですね。
先日、新聞に載っていたセンター試験の「数学I・数学A」を解いてみたら、86点でした。暗記がとにかく苦手だった僕は、覚えることが最も少ない数学を得意にしていたのですが、さすがに16年も離れると簡単な問題も解けなくなります。
でも5年前の日記を見たら同じ科目が83点だったので、あれからちょっとだけ賢くなったみたいです。

国立大の試験はもう少し先です。これから難関国立大の試験に臨む現役の高校生に対して、実際に難関国立大(京都大学総合人間学部・前期日程)に現役合格した僕が「こうやったら合格できた!」という体験談を紹介したいと思います。

■数学・物理・化学-とにかく過去問と難問を解きまくる

必要最低限の公式やら法則やらはすべて覚えている、あるいはすぐに導き出せることが大前提。それができなければ合格はかなり厳しいと思います。
そのうえで過去問をひととおり解いて、問題文を読んでから解答にたどり着くまでの流れを100%理解し、いつでも再現できるようにします。僕も赤本を1年前から順番にさかのぼりながら、毎日難問と向き合っていました。
もちろん志望校の過去問だけでは足りないので、他の難関大の問題にもチャレンジして、とにかくいろいろなパターンの問題に当たり、初見の難問を解けるだけの応用力を身につけること。そうすれば、実際の入試でちょっとややこしい問題が出ても、頭をフル回転させれば解答への道筋が見えてきます。

■英語-「長文読解」に特化

京大の英語は「長文の和訳」と「長文の英訳」のみだったので、完全にそのスタイルに特化した勉強をしました。ただし、理系科目のように過去問に当たることはあまりせず、長文読解の問題集を使って「英語の文章を読みまくって、長文に慣れる」という方法を取りました。
英語はつまるところ「どれだけ単語を覚えているか」に尽きます。ただ、先にも書いたとおり自分は暗記がものすごく苦手なので、英単語の本を読んでも単語の意味をなかなか覚えられません。そこで僕は文章を読みまくって、「どのような文脈でどのような単語が使われるか」という事例に数多く触れることで、文章とセットで単語の意味と使い方を覚えることにしました。
試験には時間制限があるので、英文を読むスピードを上げることも必要です。そのためにも、長文を読みまくって慣れるのが最も手っ取り早い方法だと考えました。
試験の前日のホテルでも英文の問題集を読むという悪あがきをしましたが、実際にこの方法がどれほどの効果を生んだかは分かりません。でも結果として合格できたので、やらないよりは良かったんだろうと思います。

■国語-ほぼ放置

京大の理系は、確か工学部以外はすべて国語があります。国語の問題は、「現代文」「擬古文」「古文」の3問の中から2問を選んで答えるという内容です。
暗記が大嫌いな僕は、古文はセンター試験の段階から完全に捨てていました。逆に、現代文はなぜか全く勉強しなくてもそこそこ点が取れたため、古文を選ばなくてもいい京大の国語についてはあまり心配していませんでした。
センター試験後にやったことは、過去問に少し手をつけた程度。個人的な見解ですが、難関国立大の現代文は「センス」が大切です。センスは一朝一夕に高められるものではないので、センター試験後にできることは限られると思います。

■試験直前に心がけたいこと

言うまでもないことですが、体調をベストな状態にすることが何より大切です。風邪をひかないために、電車のような人が集まる場所にはなるべく近づかない方がいいと思います。
おそらく、センター試験以降は多くの受験生は学校に行かず、自宅で勉強していると思います。僕もセンター試験から二次試験までの間は自宅に引きこもって、1日6~8時間くらい勉強していました。
ただ、休みが続くとつい夜更かしをして、昼夜が逆転してしまう方もいると思います。僕もそうでした。こんな状態のまま試験に臨むのはとても危険です。
そこで僕がやったのは、「試験の3日前に徹夜をして、その日は夜8時くらいに寝て、翌日朝7時くらいに起きる」という荒技でした。徹夜の直後は家にいると寝てしまうため、家から5キロ先のゲーセンまで自転車を走らせてテトリスをやったりしながら、どうにか夜まで眠らずに過ごしました。できれば皆さんはそんな極端なことはせず、少しずつ生活のリズムを朝型にシフトしていくのがいいと思います。

■試験当日の過ごし方

緊張しても仕方がないので、心を無にして、とにかく目の前にある問題に集中すること。特別なことをせずに、今までと同じ姿勢で臨むこと。スポーツでも何でもそうですが、練習でできなかったことは本番でも絶対にできません。緊張しないためには、ある程度自信が持てるようになるまで勉強するしかないと思います。
僕も、試験当日はものすごく落ち着いていました。慣れない長旅、ホテルでの外泊、初めての大学、周りは知らない人ばかりという環境もむしろ楽しむことができたし、「まあたぶん受かるんじゃないかなぁ」という気持ちで力を抜いて臨んだら、本当に合格しました。
もしかしたら「根拠のない自信」を持つことが、最後の最後で実力を100%出し切るためのコツなのかもしれません。

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