タオルの街、今治

2010年10月28日(木) 08:53 | 日記


ここが現場の今治です。
昔、名古屋で少しだけ週刊誌のライターをしていたことがあって、そのときに訪れたのがここ。ある病院が不祥事を起こして、それに地元のヤクザが絡んでいた、みたいな内容の事件の取材でした。時は1999年の秋。僕はほっぺがぴちっぴちな22歳でした。

今治駅から海へ向かったところにその病院があって、中に人はいたけど外からは入れない状態でした。ヤクザの事務所も見つけましたが、さすがに怖くて話を聞くことはできませんでした。周辺の住民に聞き込みもしました。今治といえばタオル。タオル屋のおばちゃんがなぜかタオルをくれました。そのタオルは名古屋の自宅で普通に使っていました。
確かこのときのスケジュールは、行きも帰りも夜行バスで現地での泊まりはなしという、0泊3日の超貧乏旅行。取材の移動手段はレンタサイクルというエコっぷりでした。
名古屋に帰ったらすぐに原稿を書いて、出版社に送りました。当時の事務所にあったのはパソコンではなくワープロ。送信手段もメールではなく、感熱紙にプリントした原稿をそのままファクシミリで送るというものでした。
1200文字程度の原稿で、ギャラは総額4万円程度だったと思います。そこから事務所の取り分を引いたのが僕の稼ぎでした。
でも、当時の事務所の環境と僕の実力では、そうした取材や原稿の仕事がコンスタントに入ってきたわけではなく、やがて生活を維持するのが難しくなりました。ライターの仕事は、1年も経たずに辞めてしまいました。
短い間でしたが、ほかにもいくつか地方取材をこなしたり、全国誌に載る原稿を書いたりしました。このときの経験が、今の仕事にも生かされているわけです。「業界歴10年」は見かけだけじゃなく、けっこう中身も濃いんですよみなさん。

11年前も松山から今治まで電車で移動しました。22歳の僕と同じ道をたどっています。
実は今日の夜行バス、途中で今治でも降りられました。でも朝5時に今治に着いてもつらいと思ったので、あえて松山まで行って電車で今治に戻ることにしました。朝8時まで座って休憩できるなら、電車代の920円も決して高くないと判断しました。でもまさか休憩しすぎて寝過ごすとは思いませんでした。本当にトンマですね。

これから天気は回復に向かうらしいですが、今日はちょっと肌寒いですね…。

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