結婚するって本当ですか

2010年1月14日(木) 00:20 | 日記

月曜日の午後、出かけようと思って携帯電話を見たら、近所に住む友人から着信が入っていました。
電話してみると、「今度引っ越すから、車を貸してほしい」とのこと。
彼は2年前にも引っ越していて、そのときも僕が車を出して作業を手伝いました。
別に転職したわけでもなく、引っ越し先も今住んでいるところのすぐ近く。単に契約更新の時期に合わせただけではなく、もっと別の意味があるんだろうな、ということをすぐに察しました。

「結婚することにしたんだよ」
彼はいつもと同じ口調で、さらりと言いました。
「へー、よかったねぇ」
同棲かと思ったらいきなり結婚だったので少し驚きましたが、想定内のことだったので、僕もさらりと答えました。
相手の女性とは二度会ったことがあります。とてもかわいらしい方です。うらやましくないと言ったら嘘になります。
そう遠くない時期に親族だけで結婚式をやるらしく、そのための準備やら何やらで週末ごとに出かけなければいけなくて、けっこうたいへんみたいです。引っ越しもその一環です。実際に結婚して、共同生活を始めるのは4月からのようです。

彼とは中学生の頃からの付き合いなので、おたがいにどんな人間かはよく分かっています。そんな彼が結婚することになるなんて感慨深いのですが、その一方でやっぱり考えずにいられないのが、「自分には何が足りないのか」ということ。
彼も僕と同じで、他人に対する思いやりや気配りに欠けるところがあります。でもそんな欠点を補う要素を、彼は持っていたのでしょう。僕みたいに人見知りが激しいわけではないし、文化的に貧困な僕と違って趣味が多くて知識も深いから、人を楽しませるような話もできるでしょうし。それに僕より容姿もいいし。

僕にはそうした要素はなにひとつありません。実際に、ここ4年ほどを振り返ってみると、プライベートで初対面の人にいい印象を持ってもらったことは、男女問わずほとんどありませんでした。この結果がすべてを表しています。
それでもありがたいことに、今の職場では社内外の方々にそれなりの評価をいただいています。東京でのひとり暮らしが無事に5年めを迎えられたのも、周りの皆さんのおかげです。こんな僕が何の不自由もなく快適に生きられることを、全員に感謝しなくちゃいけません。
たぶん僕は死ぬまで彼のようにはなれないでしょうけど、それはそれとして、これからも自分なりにひとつでも多くの楽しみを見つけていければと思います。
いつかのように、その楽しみを誰かと分かち合うことができれば、こんなにうれしいことはないのですが…。

コメントを投稿

※サーバーの状況によって、投稿完了まで時間がかかることがあります。
※投稿内容がすぐに反映されないことがありますが、ページを再読み込みするとコメントが表示されます。
※入力したURLは公開されますが、メールアドレスは公開されません(管理者に対してのみ通知されます)。