セメント・フォーク大全集

2009年12月11日(金) 02:11 | フォーク

セメント・フォーク大全集
昔のフォークソングやニューミュージックの曲ばかりを集めた楽譜の本です。
最近、自分の中でひそかな弾き語りブームが到来しています。年末で忙しいのに、夜寝る前にひとりでギターを弾いて歌を歌うのが日課になりつつあります。そんな浮かれた気分にまかせて、ついついこんな本にも手を出してしまいました。
「セメント・フォーク大全集」には531曲、「セメント・フォーク大全集II」には419曲が掲載されています。
内容は、昔の「新譜ジャーナル」という雑誌に掲載された楽譜をそのまま転載したものです。

ところで、「セメント・フォーク」のセメントって何なんでしょう。
プロレスでセメントといえば「真剣勝負」を意味するので、てっきり「本気で硬派なフォークソング」ということかと思ったのですが、実際に本を見てみたら、この場合のセメントという言葉は「こてこて」という意味で使われているようです。
確かに曲目を見てみると、いい具合にこってりしています。昔の雑誌にはこんな曲の楽譜も載っていたんだと思うと、とても感慨深いです。

というわけで、こってりした大全集の中身を少しだけ紹介してみます。
こちらは「セメント・フォーク大全集」に載っていた、いとうたかおさんの「あしたはきっと」。
あしたはきっと
もし1973年の日本の20代が100人の村だったら、この曲を知っている人は、たぶんひとりかふたりだと思います。いい曲なんですけどね。

続いて、岡林信康さんの「流れ者」。
流れ者
日雇い労働者のことを歌った曲です。初版には載っていなかったのですが、第2版で追加されました。
選曲にはアルフィーの坂崎幸之助さんも参加したようですが、この曲を選ぶなんて渋すぎます。
岡林さんでいえばこのほかに「手紙」「がいこつの歌」「くそくらえ節」と、公共の電波に乗せるのが難しいような曲の楽譜が載っていました。すばらしいです。

最後に「セメント・フォーク大全集II」から、加川良さんの「戦争しましょう」です。
戦争しましょう
こういう曲が当たり前のように載ってるんですよね。ほかには泉谷しげるさんの「戦争小唄」とか。
これ以外にも紹介したい曲が山のようにあるのですが、きりがないからこのあたりでやめておきます。

これまでは耳コピでフィーリングにまかせてコードを鳴らしていたわけですが、これがあれば正しいコードがわかるので(といっても、ここに書いてあるコードや楽譜自体が編集者やライターの耳コピというケースも多そうですが)、僕の弾き語りライフもより充実しそうです。
「弾き語りライフ」といっても、壁に向かってささやくように、隣の住人の迷惑にならないようにひとりでこっそり歌うという、ものすごーく寂しいものなのですが…。本当はもっと大きな声で、自由に歌いたいのに。

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