「祝春一番」5月3日のレポート

2009年5月 8日(金) 03:02 | フォーク

祝春一番2009
大阪府豊中市の服部緑地野外音楽堂で、今年も「祝春一番」が開催されました。
今年は5月2日から6日までの5日間にわたって行われ、僕はそのうち5月3日と5日に見に行きました。
これまでは1日しか参加しなかったのですが、今年は5連休が取れたので、いつもよりたくさん大阪の空気を吸ってきました。

5月2日に、忌野清志郎さんが亡くなりました。
心に穴が開いたまま迎えた、5月3日の春一番です。

■松田ARI幸一
思いのほか人が多くて開演時間に間に合わず、僕が席に着いたときにはすでに3曲めの演奏が始まっていました。
ARIさんのハーモニカを聴くのは、4月の高田渡生誕会以来です。飄々とした雰囲気がかっこいいです。

■ヤスムロコウイチ
ラブソングから戦争をテーマにした歌まで、心に響く歌を歌いました。
曲の合間に語った長崎でのエピソードには笑いました。外国人が漢字のタトゥーを入れていて、その文字が「永谷園」だったとか。

■大塚まさじ
春一には欠かせない方です。ディランII時代の名曲「サーカスにはピエロが」を歌いました。

■安宅浩司
去年から三重県の志摩で、故・西岡恭蔵さんとKUROさん(恭蔵さんの妻)を記念したコンサートが年1回行われていて、そこで大塚まさじさんと出会ったミュージシャンが安宅浩司さんです。
歌もいいのですが、声もすごくいいです。

■モーガンズバー
関西のスリーピースバンドです。途中から大塚まさじさんが参加して「アフリカの月」を歌い、最後は安宅浩司さんも交えて名曲「プカプカ」を演奏しました。

■NOTARIN'S
遠藤ミチロウさんが率いるバンド。ミチロウさんといえば80年代に活躍したバンド「ザ・スターリン」が有名です。うちにもベスト盤のCDがあります。
ミチロウさんを見るのはこれが初めてでした。もうすぐ60歳とは思えない若々しい風貌と、艶やかなシャウト、突き刺さるような言葉に圧倒されました。「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の語りはかっこよかった。また見たいです。

■光玄
シンプルなギターの弾き語り。骨っぽい、男らしい歌詞と歌声でした。

■アーリータイムズストリングスバンド
こちらも、生で見るのは高田渡生誕会以来。あのとき酔っぱらってふらふらだった大庭珍太さんは、この日はしっかりしていました。渡辺勝さん、村上律さんなどおなじみのメンバーで、今後も活動を続けていくとのことです。

■いとうたかお
こちらも春一には欠かせない、名古屋のシンガー。3曲めは先ほどのアーリーといっしょに。

■林亭
1970年代に活動していた、高田渡さんの弟分的なデュオ。2008年の高田渡生誕会で初めて見て、その後本格的に再結成。今年の生誕会にも出演しました。
1974年や75年の春一で歌った「神田橋」「接吻」を歌ったほか、最近出したCDにも納められている、高田渡さんも歌っていた「風」という曲を歌いました。僕も大好きな曲です。佐久間順平さんのバイオリンがいいんですよね。

■ふちがみとふなと
女性のボーカルと男声のウッドベースというユニークな編成。相変わらず独特の詞の世界、独特の雰囲気をかもし出していました。

■有山じゅんじ
バンドを引き連れて演奏したのは、加川良さんが大昔に歌った「戦争しましょう」。普通に歌うのではなく、バンドのサウンドに乗せて言葉を叫んでいました。すると、この日は出番がないのに有山さんの後ろで立っていた加川良さんが飛び入りして、ご本人が「今すぐアメリカを攻めましょう」とシャウト。1996年からずっと聴いてきた良さんの歌を、こんな形で生で聴けるなんて感激です。
最後に歌ったのは「デイ・ドリーム・ビリーバー」。天国へ旅立った友に向けて、「いい曲をありがとう、清志郎」と有山さんが語りかけたとき、僕の胸も熱くなりました。

■小谷美紗子
前年は早い時間帯の出演で、遅刻して最初の曲に間に合いませんでしたが、今年は最初から最後まで見ることができました。
うれしかったのが、「i」というアルバムに入っている「Gnu」という曲を歌ってくれたこと。大好きな曲ですが、なにぶん古いので、まさか生で聴く機会が訪れるなんて思いませんでした。
最後は、前年および1月の渋谷クアトロでのライブと同じく、「手紙」という曲を歌いました。
小谷さんの歌が好きなのはもちろんですが、1曲歌い終わったあとに見せる満面の笑顔もとても好きです。

■良元優作
トリはこの方。前年の春一でも見ました。素朴なラブソングが印象に残っています。
調べたら、僕と同じ1977年生まれ。思ったより若くてびっくり。いや、ほかの出演者はほとんど50代以上だから、春一では30代前半は「若い」んですよ。

■その他、会場の様子など
・プロデューサーの福岡風太さん、見るたびになんだか若返っている気がしました。
・出番が終わった人だけでなく、この日出番のなかった方まで客席に座っていました。この日は中川イサトさんや中川五郎さん、金子マリさん、あと見間違いかもしれませんが佐藤GWAN博さんの姿も見えました。
・帰ろうとしたら、会場内を千鳥足の大庭珍太さんとすれ違いました。やっぱり飲んでいたんだ。

以上、春一の様子をかいつまんで(というか、ほとんどすべてですが)紹介しました。
5月5日の春一の感想は、明日書く予定です。

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