未練と後悔

2009年5月 5日(火) 00:26 | 日記

大型連休に知らない国や街へ行くのではなく、連休のたびに昔住んでいた京都へ行くのは、単にこの街が好きだからではなくて、もっと別の理由があるのではないかと、ふと考えました。

京都で過ごした学生時代は、楽しかったことより、未練や後悔の方がずっと多くて、今思い返しても悔やまれることばかりでした。
ありあまるほどの時間と体力を、もっと別の場所に向けることができたら、もう少しましな自分になれていたはず。
たとえばフォークが好きなら、京都にはたくさんのミュージシャンがいて、その気があれば接する機会に恵まれたはず。
ライターや編集者になりたかったら、関西にだってたくさんのプロダクションがあるから、その気があれば自分の力を試す機会に恵まれたはず。
大学でもそうです。4年間、ただ必要な単位をそろえて卒業しただけ。もっといろいろな学問に触れて、積極的に頭を使っていれば、今の自分がこんなにバカにならずにすんだはず。

もちろん、過去を悔やむことに意味がないことは分かっています。
それでも、未練は簡単には消えません。学生時代にやり残したたくさんのことを、少しでも埋めたいという思いが心の片隅にあるから、暇ができたらつい京都へ行きたくなる、そんな気がします。

あの頃作ってしまった大きな溝は、もう何をしても埋まりません。今できるせめてものことは、今から5年後に、5年前の自分に対して未練や後悔を募らせなくてもいいように、今このときを真剣に生きることだけです。

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