街宣右翼のショータイム

2008年11月27日(木) 23:21 | 日記

僕の会社の近所に、新潮社という出版社があります。
今日の午後2時ごろだったでしょうか。街宣右翼の車が3台か4台ほど、大音量のサウンドを鳴らしながら、新潮社の近くにやってきました。
これまでも何度か右翼の車を見かけたことがありますが、今日はこれまでと様子が違いました。
アジテーションの気合いの入り方が、尋常ではなかったのです。
びっくりするくらい大きな声で、語尾をやたらと強調したり。叫ぶというより、わめくという表現がぴったりの声でした。
その話しっぷりは右翼というより、まるで左翼のようでした。僕が通っていた大学が極左の巣窟だったのでよく知っているのですが、ああいう人たちの演説って「我々はっ、断固としてっ…」みたいに、語尾がいちいち促音になるんですよね。ちょうどあんな感じだったので、もしかして彼らは右翼ではなく、中核派か革マル派ではないか、と思ってしまいました。

おかしかったのが「ひとりシュプレヒコール」。普通のシュプレヒコールは、たとえば代表者が「やめろー」と言ったら、ほかの人たちがそれに続いて「やめろー」と言うのですが、それをせずにひとりで「やめろ、やめろ、やめろ、やめろ」と4回も連呼していました。いつもは静かな社内も、ほのぼのとした笑いに包まれていました。
実は、その前に普通のシュプレヒコールも行われていたのですが、チームワークがばらばらで声がそろわず、シュプレヒコールの体をなしていませんでした。代表者の気合いが空回りするぐだぐだっぷりに、いつもは静かな社内も、ほのぼのとした笑いに包まれていました。

アジテーション以外もすごかった。大音量で軍歌を流すのは定番ですが、「お経」を流す右翼は初めて見ました。死ぬことの暗喩だとは思いますが、そんなひねりすぎたことをしなくてもいいのに、と思いました。
ちなみに、右翼の人たちは神奈川県から来たんだそうです。週刊新潮の皇室関連の記事と、新潮社が渡辺文樹という監督の映画(「天皇伝説」という映画のようです)に関わったことに対しての抗議のようでした。
右翼の街宣ショーは、1時間以上続きました。いつもなら10分そこそこで静かになるのに、今日は超異例のロングラン講演でした。その間、いろいろな軍歌のレパートリーにさまざまな種類のアジテーション、まさかのお経と、右翼の引き出しの多さを堪能することができました。
いや真面目な話、電話が聞こえづらくなったりと仕事に支障があったので、できればもう来てほしくないですけどね。

ところで、軍歌の新曲って今でも作られているんでしょうかね。21世紀になっても誰かが軍歌を作詞して、作曲して、オーケストラで演奏して、あの勇ましいボーカルをレコーディングしたりしているのでしょうか。ちょっと気になりました。

コメント

はじめまして。ちょくちょく見させてもらってます。


なんだか大阪じゃ街宣車をあまりみかけない気がします。音楽でお経はなかなかの変化球ですが、こっちでは「まんが日本昔ばなし」のOPテーマで走っているのを実際に聞いたり、「アンパンマン」のOPテーマを聞いた事がある、という方もいたりします。もはや哲学です。

はじめまして。白金賢者だなんて、すごいですね。
自分も過去に京都に住んでいましたが、街宣車を見たことはほとんどなかったような気がします。関西ではあまり盛んではないのでしょうか。名古屋ではたまに見かけたのですが。
しかし、アニメのテーマ曲を流す意図は何なんでしょうね。子供に愛される、ほのぼのとした右翼を目指しているのでしょうか。シュールですよね。

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