SPEEDの復活

2008年8月21日(木) 01:09 | アイドル

SPEEDが再結成するようですね。
以下、スポーツニッポンの記事より抜粋。

2000年3月に解散した女の子4人組「SPEED」が復活する。日本テレビ「24時間テレビ31 愛は地球を救う」(30日午後6時30分)に全員で出演、ライブを行う。これまでも期間限定で2度再結成ライブを行っているが、今回は来年以降も活動する完全復活。

正直言って、好きではありませんでした。

SPEEDがデビューしたのは1996年、僕が大学2年のときでした。
初めて見たのはBSの歌番組だったと思います。当時12歳だった島袋寛子さんと今井絵理子さんが、まだ成長していない声帯を振りしぼって、金切り声のような高い声でデビュー曲「Body & Soul」を歌っていたのが印象的でした。語学のクラスが同じだった男と「12歳の女の子の使い方を間違えてるよなぁ」なんて話していたことを覚えています。

世はまさに「モーニング娘。」出現前夜。アイドル冬の時代を堪え忍んできた僕らにとって、本物のアイドルの出現を今か今かと待ち望んでいたときに現れたのが、SPEEDでした。
声帯を振りしぼるような歌い方。妙に大人びた歌詞。ヒップホップダンサーのような衣装。どれを取っても「アイドル」とはかけ離れたものでした。

「俺たちが求めているのは、こんなのじゃない!」

アイドルの定義について一晩語り明かせるくらい、アイドルに対するこだわりが強かった19歳の僕にとって、SPEEDは素直に受け入れられる存在ではありませんでした。
せっかくかわいい女の子が4人もそろってるのに、どうしてわざわざ魅力を消してしまうのか。
「大人びた歌を無理やり少女に歌わせる」という伊秩プロデューサーのひねくれた意図も理解できなくはなかったのですが、でもやっぱりその方法論は違うんじゃないか、と思っていました。
今思えば、古き良きアイドルに対する単なる憧憬に過ぎなかったわけですが。

1997年、モーニング娘。が登場。僕らが考える「アイドル」のエッセンスを余すところなく詰め込んだパーフェクトアイドルは、僕らみたいな旧来のアイドルファンを喜ばせるだけで終わるどころか、ヒットチャートの1位、ついにはミリオンセラーを達成するところまで登り詰めました。
一方、SPEEDは2000年に解散してしまいました。島袋さんが元ジャニーズの人と付き合っていて、芸能界を引退したいと言い出したことが原因だと言われていましたが、交際そのものではなく、あくまでメンバーの脱退話が原因となるあたりが、彼女たちが「アイドル」とは異なる存在であることを示しているといえます(冒頭で引用した新聞記事にも「アイドル」とは書かれていませんよね)。
hiroこと島袋さんは、結果的に悪い男に引っかかることなく、ソロ歌手として再出発しました。SPEED時代とは違う、肩の力の抜けたボーカルはけっこう好きです。
今井さんもソロデビューしましたが、こちらは曲も歌い方もSPEEDの延長という感じでしたね。

あれから8年。「モー娘」も「あやや」も体験してしまった今、アイドルに対する見方は19歳の頃とはずいぶん変わったと思います。もし、1996年ではなく2008年にSPEEDがデビューしていたら、少なくともその方法論を否定することはなかったでしょう。
それにしてもhiroさんはまだ24歳、最年長の新垣仁絵さんも27歳なんですよね。若いなぁ。

再結成するSPEEDは、果たして今の僕の目にどのように映るのでしょうか。楽しみです。

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