1999年4月1日、僕はフリーターだった

2008年3月31日(月) 23:59 | 日記

明日から新年度です。
僕の会社では新卒の新人が入社するわけではないので、4月1日になったからといって何かあるわけではありません。いつもと変わらない一日です。
でも、明日の電車はフレッシャーズの方々で大混雑するんでしょうね。

今から9年前、僕が大学を卒業した直後の1999年4月1日。
真新しいスーツに身を包んだ同世代の若者の姿を眺めることすらなく、3月31日と同じように、バイト先へ向かって自転車で出かける僕の姿がありました。
ろくに就職活動をしなかった僕は、卒業後しばらくフリーターでした。
同じ年に大学を出た人々は、名のある会社で人並み以上の給料をもらい、毎日忙しそうに働いていました。
そんな生活が嫌で、若い頃の僕はひねくれた道を選び続けました。

99年7月、名古屋のライター事務所に入ることになりました。
もともとライターになりたいと思っていた若い頃の僕は、甘い夢と厳しい現実の中でもがき続けました。
2000年8月には、風俗情報誌の編集者という、これまた特殊な職業に就きました。ライター事務所を辞めて、今度は雑誌の編集者になろうと思って求人誌を見て応募したら、たまたまそういう雑誌を作っている会社でした。ようやく雑誌制作に携わる機会を得られた僕にとって、その対象が風俗であろうが何であろうが、大きな問題ではありませんでした。

その後、いろいろな紆余曲折がありました。
本当にいろんなことがありました。
得たものもあれば、失ったものもたくさんありました。
どうしようもなく大きなものを失ってしまったあと、東京に出てきて、編集者として働き始めて、今にいたります。
今では、東京の都心からそんなに遠くないところで車を持てるくらいにまでなりました。

就職活動をせず、フリーターからのスタート。
ライターや編集者という、オールドエコノミーな職業にこだわり続けました。
もっと楽な仕事、もっとお金の儲かる仕事はたくさんあったと思います。でも、僕は不器用な人間なので、他の仕事をする能力がありませんでした。
それでも、こうして今日まで生きていくことができました。

僕みたいなしょぼい人間でも、なんとかなりました。
だから、就職に失敗してしまった新卒の人や、今の会社で満足できずに夢を追いかけようと思っている人も、努力すれば僕なんかよりずっとまともな人間になれます。
フレッシャーズの波に乗り遅れた人や、別の波に乗ろうと思っている人を、僕がここで勝手に応援したいと思います。

コメントを投稿

※サーバーの状況によって、投稿完了まで時間がかかることがあります。
※投稿内容がすぐに反映されないことがありますが、ページを再読み込みするとコメントが表示されます。
※入力したURLは公開されますが、メールアドレスは公開されません(管理者に対してのみ通知されます)。