アロンソ、やっぱりルノーですか

2007年12月11日(火) 21:15 | スポーツ

ひさしぶりに見るトップドライバー同士の人間関係ドロドロ劇ですが、ひとまずアロンソがルノーに落ち着いたところで第一章は閉幕となったようです。
ただ、本当に見逃せないのはこの後です。
2006年のこの時期に、ルイス・ハミルトンがアロンソを凌駕する走りを見せるなんてほとんどの人が思わなかったように、もしかしたらネルソン・ピケJr.が、今年のハミルトンのようにアロンソを食ってしまうこともないとはいえません。

ルノーの場合、前身のベネトン時代、エースのミハエル・シューマッハーとチームメイトとで、あからさまにマシンの性能に差をつけたことがありました。かつてジョニー・ハーバートがミハエルのスペアカーに乗らざるを得ない状況になったとき、自分のマシンになかったボタンがいくつもついているのを見て、愕然としたという話もあります。とはいえ、2005年と2006年に、ルノーのマシンでチャンピオンを獲得したアロンソといえども、かつてのミハエルのようなエースドライバーとしてチームに迎えられることはないと想像します。
2年前までのルノーにおいては、アロンソとフィジケラのマシン性能には大きな差があったとは思えません。
また、来年こそアロンソはルノーで走りますが、2009年以降は別のチーム、おそらくフェラーリで走ることを希望していると伝えられるので、1年でチームを去ることになるアロンソをルノーが特別扱いすることは考えにくいでしょう。むしろ、ピケJr.の走りいかんでは、マクラーレンにおけるハミルトンのように、次第にチーム全体がピケJr.に肩入れする方向に動くかもしれません。
アロンソがルーキーのピケJr.に対して苦戦するようでは、ドロドロ劇の第二章がルノーで繰り広げられることもあり得るわけです。そうなれば、今度こそアロンソの評価は地に落ちてしまうでしょう。

来シーズンのチャンピオン争いは、今年と同じように混沌とすると思います。もしコバライネンがマクラーレンに移籍すれば、来年も今年と同様にマクラーレン2台とライコネンの争いとなるでしょう。
その一方で、ルノーの両ドライバーからも目が離せません。アロンソは2007年の汚名を返上できるのか、あるいは2年連続で屈辱にまみれる結果となるのか。今から楽しみです。

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