真夏の炎天下、名刺交換にいそしむ若者

2007年8月22日(水) 03:04 | 日記

きのうの午後、東京駅の近くを歩いていたら、スーツ姿の若いサラリーマンに声をかけられました。
「すみません。ちょっとよろしいでしょうか?」
次の取材まで時間があったので、少し話を聞いてみることにしました。

「私、○○社の××という者ですが、新人研修で、100人の方と名刺交換させていただきたいと思いまして。今のところ31人しか集まっていないので、ぜひお願いしたいのですが…」

炎天下の中、こんな大変なことをさせられているとはお気の毒に。とはいっても、無条件に名刺を交換するのは抵抗があります。

「交換した名刺は、何の目的で、どのように使用するのですか?」
「名刺をいただいた方に、後ほど電話でお礼のご挨拶をさせていただきます」
「御社ではどのようなビジネスをしていて、そこで僕の名刺が何の目的で使用され、どのように管理されるか、詳しくお聞かせ願えますか。その内容が納得いくものであれば、名刺交換させていただこうと思いますので」
「はい、私どもは不動産の仲介業務をしておりまして、会社の社長様にビルのオーナーになっていただきたく、いろいろな方にお声をかけさせていただいています」
「いえ、弊社は特にそういった予定はないですが」
「ビルを実際に利用するというよりは、むしろ資産運用の一環として活用していただくのが目的です」
「うちの社長は、資産運用については独自に対策を考えています。ですから、御社で僕の名刺を受け取ってもメリットはないと思いますので、名刺交換はお断りさせていただきます」
「分かりました、どうも失礼いたしました」

名刺交換するのは簡単ですが、100%脈がないような営業電話をかけられても正直困りますし、相手にとっても時間の無駄だと思うんですよね。だから、ちゃんと理由を話して、名刺交換を断りました。
いくら新人研修といっても、もっとビジネスに直結するような方法はないものでしょうか。あの若者が気の毒でなりません。もっとも、営業職を経験したことのない僕がとやかく言うことではないのでしょうけど。

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