パソコンの故障と「諸行無常」という真理

2007年2月14日(水) 01:48 | 日記

諸行無常という言葉は、僕の座右の銘でした。
この世のすべては無常。大切なものも、いつかは消えてなくなる運命。人の心も、そして自分の心も変わりゆく宿命。
執着を捨てろ。今、この瞬間を刻み込むように生きろ。
9年前、僕は確かにそう自分の心に誓いました。

いつの間にか、この言葉の意味を忘れてしまっていた自分に気がつきました。
パソコンが壊れたことで、ここまでショックを受ける自分の執着心の強さは、とうてい「諸行無常」の境地からは遠いものです。
それだけではありません。最近、この日記だけでなく、リアルに人前で見せてしまう心の弱さ。何かに甘えるあまり、今を懸命に生きていないことの積み重ねが、自らの過去を無価値なものにしてしまい、ゆえに未来すら描けない。
この不安は世の中が悪いんじゃない。自分のこれまでの生き方と、今を生きる姿勢が間違っているからだ。

諸行無常という言葉を忘れたのは、もう7年半くらい前のこと。あの時僕は、ありもしない「永遠」を信じて、歩くことをやめてしまいました。それこそが幸せなのだと、信じて疑いませんでした。
やがて、永遠なんて幻にすぎないという当たり前の真実に、突如として気づかされることになりました。
それでも、事実から目をそらし、執着の対象を変えることで生きながらえようとしました。

東京に引っ越したのは、「変化」という波の中に自らを埋没させるため。でも、こっちに来て1年と3か月。波はもう去りました。
目に見える「変化」のない世界。この先に待つのは、ただ静かな「死」…。
このところの不安や悩みの正体は、自分自身の存在に対する無常感が、形而上において僕の心を支配しつつあることのような気がします。
だから今一度、「諸行無常」という言葉を形而下に取り戻さなければいけません。パソコンの故障は、僕にそのことを気づかせるために、深層意識があえてそうさせたのかもしれません。

諸行無常を前提とした生き方とはどんなものなのか、9年前の僕にもよく分かりませんでした。ただ、心がけていたのは、「自分の信じた道を歩く」こと。
単なるわがままの正当化かもしれませんが、自分が生きる理由を、その都度自分で見つけていかなければ、生きる理由そのものがなくなってしまいます。
永遠不変なものなんて、何ひとつありません。そんな不安定なものに執着するより、その時々で信じられるものを、自分で見つけ出すことこそが、取りも直さず「生きる」ということなのです。

「諸行無常」という言葉を忘れることなく、これからは強く生きていきたい。
誰かや何かに執着しない。信じられるのは自分自身だけ。だからこそ、信頼に足りる自分自身でありたい。
だからこそ、今よりずっとまともな人間にならなきゃ、何も始まらない。
無常であればこそ、真剣にならなきゃいけない。
何があっても動じない、強い心がほしい。パソコンが壊れても、笑っていられるくらいの。
こんな長い日記を、ベッドで横になって携帯で書かなくてもすむような、日記には楽しいことだけが書けるような、そんな強さを身につけたいと思います。

あー疲れた。支離滅裂な長文を書いて手が痛いので、寝ることにします。
でも、この日記が、誰かにとって何かを気づかせるきっかけになったらうれしいな。

コメント

初めて書き込みさせていただきます、「ふぃるすず」という者です。
いつもは拝見させて頂いてるだけでしたが先程この日記を拝見して
確かに自分も何かに流されて生きているのではないか、と感じました。
自分は学生なのですが周りの人間は規模も低く程度も低い争いに勝つとそれだけで満足し、それ以上の向上をしようとしない。自分もその程度なのか?と思うと向上しようとは思っていても願望と行動が一致してないような気がします。それを改善するのは他ならない自分自身だとも実感しています。私は大学受験を終え、今は合格発表を待つ身です。
気づいたならすぐしろやぼけ、と思われるかもしれないですが何か1つ大きなきっかけが自分を動かす上で重要なものであり基盤としても大きくなるのではないだろうか、と思い合格発表の後、部屋の片づけをしてみたり、常に何かを考えながら行動し様々な面で向上していきたいと思っています。フォーキーさんの文章は今の自分に+になったものだと思います。

それとフォーキーさんの文章、とても読みやすい文章だなぁと感じました。

コメントありがとうございます!
周りに流されないことは、実はそれほど難しいことではないと思いますが、度が過ぎると周囲との齟齬を生むばかりで、あまりいい結果を生まないこともあると思います。もっとも、あまり積極的に関わってもメリットの少ないような人に対して、迎合する必要はないと思いますが…。
それでも、誰かを全否定できるほど自分が正しいのかというと、必ずしもそうでもないので、他人のいいところは認めて、そうでないところは無視して、おたがいがうまく付き合っていけるようにすることがベストだと思っています。

意志を持って行動すれば、必ず共感する人が現れます。その人は、きっと自分に対してもいい影響を与えてくれます。
そうでない人には、それなりの人しかついてきません。この日記でもたまに書いていますが、たとえば公共のルールやマナーすら守れない人の周りに集まるのは、やはり倫理観の欠けた人間ばかりです。
そう信じています。

最後に、ふぃるすずさんの合格を願っています。

相手の悪い所を無視していたのならその相手が現時点から向上する確率は高くはならないと思います。それは自分自身の向上にもならないのではないかと思います。仕事上の関係ではフォーキーさんのいったスタンスがベストなのかどうかはまだ本格的に仕事をしたことのない私にはよくわからないですが、友達での関係ならそのスタンスは本当の友達とは言えないと思います。

エールありがとうございますm(_ _)m受かってても受かってなくても、ここで報告しようと思います。どちらの結果も想定してるんでそれほどショックはうけないと思います。たぶん。

あ、言い忘れてましたが私もQMAプレーヤーです。マッチングしたときは

∩( ´∀`)∩ドウゾ (っ´∀`)っ))ヨロシクお願いしますm(_ _)m

コメントを投稿

※サーバーの状況によって、投稿完了まで時間がかかることがあります。
※投稿内容がすぐに反映されないことがありますが、ページを再読み込みするとコメントが表示されます。
※入力したURLは公開されますが、メールアドレスは公開されません(管理者に対してのみ通知されます)。