僕の何が評価されたのだろう

2007年1月22日(月) 22:19 | 日記

先週の金曜に、会社の人たちと、重要なクライアントである某新聞社の方たちとの飲み会がありました。
その場には僕はいなかったのですが、話によると、新聞社の方が僕の原稿をほめてくださったそうです。
入社1年そこそこで、直接の仕事は数えるくらいしかしていないのに、その場ににいない僕の話題が出るなんて。
ありがたいと思うより「なぜ?」という疑問が先に立ちました。
だって、クライアントの方々に気に入られるような文章を書いた自覚はないし、だいいち経験も知識も乏しい僕に、そんなたいそうな原稿など書けるはずがないのに。
でも、実際に新聞社の方々は僕の名前を出して、「あの人の原稿はうまい」とおっしゃったとのこと。本当にそう思っていただいたとしたら、こんなにありがたいことはありません。

いちおう、出版関連の業界に6年近く関わっていて、メインは文章を書くことでした。中でも人生最大の遠回りともいえるのが、名古屋での風俗誌の編集。たびたび書いていますが、安い給料と理不尽な労働環境で4年近くも働いてきました。それでも、可能な限り「読み手に文章で何かを伝えること」には誠実であり続けました。エロ本の編集ではエロこそが正義であり、文章メインの記事はあくまで脇役。そこでいくらがんばっても、あの会社では高く評価されませんでした。それでも、自分なりに目的意識を持って、将来のために自我を押し通しました。
あの頃の悪あがきが、こうした形で報われたとしたら、遠回りしたかいがあったというものです。
そして、3年近く続けているこの日記も、今日の僕を形成する一助になっているかもしれません。

人に対して評価を下すのはいつも他人です。時には今回のように、自分では全く自信が持てないような文章に対して、思いがけない評価をいただくこともあります。
6年もひとつのことをし続けた経験や成果は、時として人の心を動かすことがある。いろいろ積み重ねたからこそ。
…自分で書いてて、何だか体がむずむずしてきました。自画自賛はこのくらいにしておきます。電車も武蔵境に着いたので。

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