吉祥寺音楽祭最終日レポート

2006年5月 8日(月) 00:50 | フォーク

手元に「散歩の達人」という雑誌の最新号があって、吉祥寺と三鷹の特集が載っていたのですが、そこでは「高田渡」という名前が、何の説明もなく載っていました。吉祥寺のアイコンとしての高田渡は、今もみんなの心に生きているみたいです。きのうの春一番でも、そして今日の吉祥寺でも。

吉祥寺駅北口で、吉祥寺音楽祭のステージが開かれました。
僕がステージに着いたのは午後2時半。雨が降ったり止んだりする不安定な天気でした。
きのうの春一番にも来ていた「ハンバートハンバート」が登場すると、お客さんがいっせいに前に集まります。僕は客席の真ん中の左端あたりで立ち見です。うん、いいなぁハンバートさん。
次は、女性のソロシンガー、須藤もんさん。初めて見たのですが、深い歌詞の内容と、情念のこもった歌声が印象的でした。

ステージには出入り口が1か所しかないので、出番を終えた歌手が観客の間を縫って外へ出たり、ビールを買いに行ったりしていました。中川五郎さんも、傘をさして客席を歩き回っていました。中川イサトさんも、観客の何人かに会釈をしながらステージへ。やっぱり吉祥寺には、仲間や知り合いが多いんでしょうね。
それにしても、フォーク界の巨人たちが僕の真横を遠慮がちにすり抜けていく光景は、とても不思議でした。

五郎さんのステージが始まりました。きのうと同じく、イサトさんがギターを弾いています。雨は、ぴたっと止みました。
渡ちゃんの「告別式」という曲を歌い、それから72年の春一番でも歌った「ミスター・ボージャングル」を歌いました。この曲が生で聞けるなんてうれしい。

続いて、中川イサトさん。きのうの春一番では押尾コータローさんと歌った名曲「その気になれば」を弾き語り。
ここで、村上律さんが登場しました。
律とイサト
見にくい写真ですが、左でバンジョーを弾いているのが律さん、右がイサトさんです。イサトさんのギターだけでなく、律さんのバンジョーまで生で聞けるとは。感激です。
「ハンバートハンバート」の2人を交えて、渡ちゃんの名曲「生活の柄」を歌うイサトさん。僕はこの2日で、「生活の柄」を3回聞きました。偉大なシンガーの、偉大な曲です。僕も十代の頃、この曲をある人に聞かせようと、電話越しに弾き語りをしたことがあります。もう10年も前の話です。

イサトさんの次は、女性グループ「武蔵野マーガレット」が高田渡ゆかりの曲を2曲歌いました。バックにイサトさんや律さんを従えた豪華なステージでした。
この後もステージは続きましたが、僕はどうしても7時までに武蔵境のクリーニング屋へ行かなければいけなかったため、途中で退席しました。帰る頃には、客席は人でいっぱいになっていました。どうにか人の波をかき分け、きのうの春一番にも出演し、「武蔵野マーガレット」の一員でもあった宮武希さんとすれ違ったりしながら特設ステージを抜け、吉祥寺駅へ。クリーニングはなんとか間に合いました。

今は家で、きのう衝動買いした岩井宏の「30才」というアルバムを聴いています。
岩井さんも鬼籍に入りました。
このアルバムでいっしょに歌っている加川良さんや、バンジョーを弾いている村上律さんは元気です。
また、いろいろ見に行きたいなぁ。今度は、できれば誰かといっしょに。

コメントを投稿

※サーバーの状況によって、投稿完了まで時間がかかることがあります。
※投稿内容がすぐに反映されないことがありますが、ページを再読み込みするとコメントが表示されます。
※入力したURLは公開されますが、メールアドレスは公開されません(管理者に対してのみ通知されます)。