気が短くてごめんなさい

2006年3月10日(金) 00:39 | 日記

「キレやすい若者」とか小学校の学級崩壊とか問題になっていますが、あれは親の教育がどうこう言う以前に、栄養が足りてないのが原因です。朝食を食べない、夕食もインスタント物やジャンクフードで済ます。栄養が偏れば、精神がおかしくなるのも当然です。育て方や生活環境以前の問題として、栄養のあるものを食べさせることが必要です。そのことが分からずに、「今の社会は病んでいる」などとしたり顔で話すえせ知識人を見るとため息が出ます。まあ、自分の子にろくな食べ物を食べさせない親が増えてきたとすれば、そのことを指して「社会が病んでいる」と結論づけるのはもっともだと思いますが。実際にそういう親は増えているんだろうし。
典型的な一人暮らしの独身男性である僕は、そんなわけで栄養が足りていません。ちょっとしたことで腹が立ってしまうのは、ひとえに人間として必要な栄養素が不足しているからです。

帰りのJR中央線。いつものように武蔵境駅で降りようと思ったら、僕の前をカップルがふさいでいました。混んでいるのは分かっているのだから、降りたい人が後ろにいる時は、自分が先に降りてホームで待機するべきです。しかしそのカップルは、車内を離れようとしません。僕は思わずムカッとして、女性の横を無理やりどかすようにして電車を降りました。今思うと大人げない行為でした。でもこの時は腹が立つのが先で、冷静に物事を考えられる状況ではありませんでした。空腹だったこともあり、いつも以上に気が短くなっていました。

武蔵境駅周辺では、路上での喫煙が禁じられています。条例こそ制定されていませんが、喫煙者はみんな「マナーポイント」という喫煙スペースでたばこを吸うことになっています。
ほとんどの人が、この決まりを守っています。
しかし、今日はその決まりを無視する中年の男性に出会いました。駅のすぐ前を堂々と、歩きながらプカプカとたばこを吸っていました。
煙のにおいに触れた瞬間、再び怒りがこみ上げてきました。
すぐさま男の方を振り返り、わざと不快な顔をして、男の顔をにらみました。
それだけです。
さすがに僕も大人なので、キレたり怒鳴ったり殴りかかったりはしません。それでも「マナーを守らない人間に対して不快な思いをしている」ことを自分なりにアピールしたかったので、「嫌な顔をしてガンを飛ばす」ことをわざわざしたわけです。
その男は、もしかしたらマナーポイントのことを知らなかったのかもしれません。でも、それならば誰かが知らせなければいけません。かといって僕は聖人ではないので、路上でたばこを吸う人間に対して「武蔵境駅では、マナーポイント以外のところでたばこを吸っちゃいけないんですよ」などとやさしくアドバイスできるような心の広さはありません。
大人げないと思われるかもしれませんが、ルールやマナーを逸脱して他人に迷惑をかける人間に対して、それをただ黙ってやり過ごすことは、その人間に対して行為を認めたことになると思っています。だから、どうにかしてそういう人間に「自分は嫌な思いをしている」ことを分からせようと考えます。かといって、直接文句を言ったりすると面倒なことになるかもしれないので、「あからさまに嫌な顔をする」「ガンを飛ばす」「舌打ちをする」といった程度のささやかな抵抗をします。
やっぱり大人げないですね僕は。

自転車置き場では、地面につばを吐く初老の男性を見ました。
嫌な顔をしながら、舌打ちをしました。
「汚ねぇなぁおい」という言葉が喉まで出かかっていましたが、必死に飲み込みました。

気が短いのは嫌ですね。栄養を取るために、週末にサプリメントを買おうと思います。

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