吉祥寺にて

2006年2月 5日(日) 21:37 | 日記

「キットカット」の広告で埋め尽くされたJR中央線。今がまさに受験シーズンです。そういえば自分は受験の時、ゲン担ぎの類は何ひとつしなかったなぁ。当時は「成功も失敗もすべて自分の責任だから、他力本願なんて意味がないし、したくない」などと生意気なことを考えていたので。まあ今もそうだったりしますが。
電車の中には、人目をはばからずいちゃつく若いカップルがいます。「何を話しているんだこの人たちは」と気になって仕方がなかったので、その様子を至近距離で眺めていました。
おたがいの体をベタベタと触り合ったり。
甘ったるい言葉を交わしあったり。
見ている人だけが恥ずかしい思いをするような光景が、目の前で繰り広げられます。
見てしまったおかげで無駄に恥ずかしい思いをすることを避けるために、大人たちは見て見ぬふりをします。
お二人にもいろいろな事情があるのでしょうが、大人たちによけいな気を回させるような行動は慎んでもらいたいものです。あるいは、人が見て面白いと思えるようないちゃつき方を考えてください。

武蔵境駅から2駅で、吉祥寺駅に到着します。
午後4時前なのに、凍てつくような寒さ。まだ冬は終わりそうにありません。
それなのに、吉祥寺の街には人がいっぱい。いつもの日曜日の風景です。

伊勢丹の地下に行きました。
バレンタインのチョコレート商戦がたけなわです。とはいえ、あまり人はいませんでした。まだ1週間あるし、本番は次の週末でしょうか。
どこかの国の高級チョコレート。バレンタインデーというイベントがなければ、おそらく食べることもないであろう代物です。
ただ僕個人としては去年と違って、今年はこのイベントに縁がなさそうな気配です。チョコなんてコンビニで売ってる国産品で十分です。

きっと、誰かがこんなことを言います。

「バレンタインデーの習慣なんて、製菓業界が儲けようとしてでっちあげたもの。いちいち付き合っていられねーんだよ」

確かにそれも事実です。一般的に物が売れないといわれる2月に、業界が西洋のバレンタインデーにからめたイベントを企画し、見事に当てたわけです。商業主義以外のなにものでもありません。
だからといって、それを否定するのも野暮だと思います。
起源が製菓業界の発案であるとか、それによって誰がどれだけ儲けるとか、そんな小さなことにこだわるより「イベントを楽しむ」という空気が大事なわけで。
「ハレの日」というと大げさかもしれませんが、年に何回かの非日常的なイベントを楽しむという人々の試みは、それだけで意味があることだと思います。
要は、「みんなが楽しい気分なら、それでいいじゃん」ということです。
もっとも、お中元のような旧来からのイベントのように、バレンタインも今後は年々その規模が縮小していく可能性もあります。でもバレンタインは「愛を伝える」という、人間の本能的な欲望に関わるテーマを持ったイベントなので、社会構造の変化の中で形骸化しつつあるお中元やお歳暮よりは息が長くなるような気はします。

帰りの吉祥寺駅のホームにも、人目をはばからずいちゃつくカップルがいました。今度はその姿を気に留めることなく、程なくやって来た高尾行きの電車に乗り込みました。

コメント

昔明治製菓で毎日いろんなチョコレートを作りました。
メルティキッスはおいしかったです。

昔、ヤマザキのパン工場で一日だけ働いたことがあります。昼休みにはパンが食べられました。
明治でもやっぱりチョコレートを食べられたのでしょうか。いいなぁメルティキッス。

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