パソコンを新しく組み立てていろいろ苦労した話

2016年12月 9日(金) 23:59 | 日記

この夏にパソコンを新調しました。
新調したのはいいのですが、いくつかの不具合に悩まされて、つい最近までパーツを交換したりいろいろと試行錯誤を繰り返していました。ここに来てようやく落ち着いたので、世のすべての自作初心者のために、今回のパソコンの交換にまつわるできごとをメモとして残したいと思います。

旧パソコンと、現時点の新パソコンのスペックは以下のとおりです。

■旧パソコン(2011年夏~2016年夏)

ケース……CoolerMaster CM690 II Plus
OS……Windows 7 Ultimate 64bit
マザーボード……ASUS P8P67 Deluxe
電源……750W(80PLUS Silver)
CPU……Core i7 2600K
GPU……Radeon HD6850
メモリー……DDR3-1600 8GB×2
サウンドカード……PRODIGY 7.1e X-Fi Audio
CPUクーラー……Owltech 無双Ver.III(空冷)
システムディスク……SATA接続のSSD
光学ディスクドライブ……パイオニアのBD(白)
その他……PV4(ライザーカードでPCIeに接続)、PT2

■新パソコン(2016年夏~)※は継続使用

ケース……CoolerMaster CM690 III
OS……Windows 10 Pro(無償アップグレード)
マザーボード……ASUS Z170-K
電源……750W(80PLUS Silver)※
CPU……Core i7 6700K
GPU……Radeon R9 380
メモリー……DDR4-3200 16GB×2
サウンドカード……PRODIGY 7.1e X-Fi Audio※
CPUクーラー……CoolerMaster Nepton 240M(簡易水冷)
システムディスク……M.2接続のSSD(Plextor PX-256M8PeG)
光学ディスクドライブ……Pioneer BDR-209BK
その他……PV4(ライザーカードでPCIeに接続)※、PT2※

OSのアップグレードだけでもひと苦労

2011年の夏に組み立てたパソコンはまだまだ元気に動いていたのですが、当時Windows10の無償アップグレード期間が迫っていたのと、5年前のパソコンのマザーボードがWindows10に対応していないということで、一念発起して新しいパソコンを買うことに決めました。今年7月上旬のことです。

無償期間が終わるのは7月29日。残された時間は限られています。急いで新しいパーツを買い集め、7月18日に組み立てを行いました。この時点では「使えるパーツはなるべく継続して使う」という方針で、ケースも古いものを使い続ける予定だったので、古いケースから古いマザーボードを外し、ハードディスクやら何やらをすべて外し、古いケースに新しいCPUや新しいメモリーを載せたマザーボードを取り付け、そこに古い電源と古いCPUクーラー、古いSSDやHDDなどを取り付けます。

かくしてWindows7の環境が新しいハードのもとで動き出したわけですが、Z-170チップセットとWindows7の相性が悪いらしく、USB3.0の認識がうまくいかなかったりと、変なところで悩まされました。でもおおむね移行はスムーズでした。
この段階で、PV4やPT2などのドライバーをWindows10に対応するものに差し替えておきます。
PV4といえば、以前使っていたP8P67と同じように、PCIスロットに直接つなぐ形だと帯域が足りずにハイビジョン画質での録画ができません。これまでと同様に、PCIとPCI Expressを変換するライザーカードを使って接続することになります。PT2の方はPCIスロットで正常に動きました。わざわざPCIスロットが2つも付いているZ170-Kを選んだのは結果的に失敗でした。

Windows10へのアップグレードを行ったのは7月23日。無償期間の期限はもう翌週に迫っていて、ぎりぎりの作業でした。
すでに会社のパソコンでアップグレードは経験しており、2時間以上かかることを覚悟していましたが、さすがは最新のCPUと超高速のSSD。アップグレード自体は20分ほどで終わりました。
ところが、ここから3つの問題が発生し、しばらくの間僕の頭を悩ませることとなります。

USB3.0と3.1の調子がよくない

まずはUSBの問題です。うちのパソコンは、PT2の録画用、PV4の録画用、データのバックアップ用などさまざまな用途でハードディスクを何個も接続しているのですが、特定の端子に接続したハードディスクが途中でデータの転送が止まったり、うまく認識しなくなったりしたのです。

これについては明確な対処法がありました。Windows10では、USB3.0や3.1について、Windowsに付属しているドライバーのみですべてをまかなえるので、サードパーティー製のドライバーは入れない方がいいというものです。
Z170-KはSATAやUSBの数が少ないため、USB3.1を2個分、余ったPCI Expressにカードを挿してまかなうことにしたのですが、これまでの慣例どおり、何も考えずにカードのメーカーのホームページからドライバーをインストールしました。このドライバーがオンボードのUSB3.1端子にも効いていたらしく、それが不具合の要因のようでした。
このサードパーティー製のドライバーを削除して、Windowsに付属するドライバーを適用させたら、不具合は直りました。

CPUが熱く、空冷クーラーでは足りない

Core i7 6700K
インテルのCore i7 6700KというCPUはとても高性能でオーバークロックもやりやすいのですが、BIOSの設定を初期状態のまま使うと、定格で動かしてもものすごい熱を発します。負荷がかかった状態では簡単に70度を超えてきます。
これではオーバークロックどころか定格でも使いづらいということで、空冷CPUクーラーより冷却性能が高い簡易水冷クーラーを買うことにしました。

しかし、ここで問題が発生します。
僕が買った「Nepton 240M」というクーラーは、ラジエーターに120mmのファンを2つ付けるタイプです。だからラジエーター部分だけで24cm強、厚さもラジエーターとファンを合わせると数cmになるわけですが、これが従来のケースにおさまらなかったのです。設置するとしたら前方の底面になるのですが、その場合はHDDを置くスペースを削らないといけません。つまり搭載できるHDDが減ってしまいます。
これはまずいということで、仕方なく新しいケースを買うことにしました。
「CM 690 III」を選んだ理由は、天井部分に簡易水冷クーラーのラジエーターを設置できることと、「CM 690 II Plus」と同様に縦型の拡張スロットが1個付いていることです。PV4をライザーカード経由で接続するときに、この「離れた場所にある拡張スロット」がものすごく役立ちます。
Nepton 240M
上に取り付けてあるのがCPUクーラーの冷却用のファン。そして左下に見える緑色の基盤がPV4です。本来ならマザーボードのPCIスロットに取り付けるパーツですが、PCI Expressから延長ケーブルとライザーカードを経て接続しているためにこのような向きになっています。

CPUクーラーを空冷から簡易水冷に替えただけで、CPUの負荷時の温度は15度近く下がりました。簡易水冷はファンの音が空冷より大きいのですが、そのぶんよく冷やしてくれます。6700Kをオーバークロックで使うときは、簡易水冷もしくは本格水冷がほぼ必須なのかもしれません。

コア電圧を手動で設定する

CPUが熱くなる原因はもうひとつありました。これはわりと最近気づいたのですが、BIOSの設定が初期状態のままで、コア電圧の数値を「Auto」にしておくと、CPUの負荷時に思いのほか高い電圧がかかるのです。

CPUにかかるコア電圧は、手動で設定した方がよさそうです。思えば前のパソコンでいわゆるKP41病(突然電源が落ちる現象)が多発したときも、コア電圧を具体的な数値で設定することが有効な解決策のひとつになったと思います。
現状でうちのパソコンは、動作倍率を定格の40倍から45倍にオーバークロックしており、コア電圧は「1.35V」に指定しています。これでも電圧が過剰かもしれません。実際はもう少し電圧を低くしても、45倍でも安定して動作するようです。
CPUの温度は「CoreTemp」というソフトで測った数値だと、室温20度で最大70度くらい。ASUSのマザーボードに付属するアプリの「Ai Suite 3」で計測した値では60度を下回ります。夏になるとこのままの設定では70度(CoreTempでは85度程度)を超えるかもしれないので、電圧や動作倍率を調整する必要が出てきそうですが。

当然ですが、動画のエンコードの速さを比べると、前のパソコンの2600Kよりずいぶんとスピードアップしています。2600Kを1割程度オーバークロックした状態で、地デジなどのハイビジョン画質(1440×810px)でH.264形式の動画をエンコードすると実時間プラス1~2割くらいかかるところ、同じ設定で6700Kの4.5GHzではおおむね実時間マイナス1~2割でできるようになりました。

最も悩まされた「PV4フリーズ問題」

今回最も頭が痛かったのは、テレビ番組などをD端子経由で録画する「PV4」の不具合でした。
PV4は2007年末に買って、前の前のパソコン(OSはVistaでマザーボードはP5B、CPUはCore2 Quad)から使っていました。今までは特にトラブルもなく、新パソコンもWindows7のときは普通に動いていたのですが、Windows10にアップグレードしてから不具合が頻発するようになりました。

その不具合とは、「PV4で録画している最中にパソコンがフリーズする」というものです。
電源が落ちたりブルースクリーンが発生したりする、いわゆるKP41病の症状とは異なり、フリーズしてしまうから困ります。この症状のせいで、PT2で予約していたテレビ番組の録画に何度も失敗しました。

最後にフリーズが発生したのは11月初旬。ここ1か月ほどは問題は発生していません。今もって何が原因で、どうやったら直ったのか定かではありませんが、これまでに僕が試した対策を列挙してみます。

(1) PV4を接続するPCI Expressの端子の位置を変更

これはIRQの競合を避けるための措置です。当初、PV4が刺さっているPCI Expressと、PT2が刺さっているPCIのIRQが共有になっていました。思い返してみると、PV4の使用中にフリーズしたときはほぼ毎回、PT2でテレビ番組を録画していた最中でした。
PV4はデータの転送量が大きく、とにかく帯域を使うので、同様に帯域を使うPT2と競合させると確かに危ない感じがします。PV4を他のデバイスと競合しない場所に接続すれば、問題は解決されるはずだということで、同じPCI Express x1を使っているサウンドカードと場所を入れ替えることにしました。

これによって、確かにフリーズの頻度は減りました。ただ「減った」というだけで、ゼロにはなりませんでした。ほかに原因があるようです。

(2) 設定ファイルの「PV4.txt」を編集

9~10月の一時期にもフリーズが頻発しました。これはPV4の設定に問題があるのではないかと思い、以下の項目をデフォルトの値からこのように変更しました。

VideoTechnology=1
LockMode=2
LatencyTimer=248
EnableFastBackToBack=1

この変更に効果があったかどうかは今でもよくわかりません。ただ、変更した直後はフリーズは減りました。ただ完全になくなったわけではありません。

(3) コア電圧を手動で設定

CPUの発熱対策のところで紹介したコア電圧の設定ですが、今思い返すと、この設定変更はPV4の安定性にも寄与したのではないかという気がしています。
パソコンが突然止まるというのは、もしかしたらCPUの電圧が不安定だったことが原因かもしれません。普段は必要以上に高い電圧をかけていて、たとえばPV4とPT2を同時に動かしているときに、PV4に瞬間的に高い電圧がかかって、そのあおりでCPUの電圧が瞬間的に降下する、といったことが起きたのではないかという疑問があります。
もともとPV4は、メーカーのサイトではWindows10は「非推奨」としていますし、電圧の制御の関係であまり相性がよくないのかもしれません。
そうした不安定さを防いでくれるのが、コア電圧を少し低めの値に設定することなのかもしれません。

PV4とかオーバークロックとか関係なしに、すべての自作のパソコンはCPUの電圧は手動で設定すべし、ということなのかもしれません。

(4) きちんとはめこむ

実はこれが最大の要因かもしれません。
PV4はかなり敏感なハードウェアで、接触が悪いとすぐ動作が不安定になります。しかも今回のパソコンではPV4を直接PCIスロットにはめ込むのではなく、PCI Expressスロットに延長ケーブルを接続し、そこにPCI ExpressからPCIに変換するライザーカードを接続し、そのライザーカードにPV4を接続するというめんどうなことをしているので、すべての端子をきちんと接触させる必要があります。これが少しずれたりすると、またフリーズが頻発するのかもしれません。今のところは問題ないのですが。

M.2端子に接続するSSDを導入

Z170チップセットには「M.2」という端子があります。SATAを上回る転送速度を実現する規格で、PC上ではPCI Express x4として動作します。ここにSSDをつないでシステムディスクにすると、わざわざ2.5インチのSSDを使わなくてもよくなります。
せっかくなので、ここの端子を有効活用しようと、15000円くらいかけて256GBのSSDを買いました。Plextor社の「PX-256M8PeG」というやつです。ヒートシンクがついていて放熱にすぐれています。買ったのは先週です。

OSの移行は思ったよりスムーズにできました。SSDをマザーボードに取り付けたあとに、「EaseUS Todo Backup」というソフトでもとのCドライブをクローンして再起動をかけて、BIOSで新しい方のSSDで起動するように設定すれば終わりです。
M.2のSSDで起動させるためにはBIOSの設定変更が必要だといろいろなサイトに書いてあり、そのとおりやってみたら逆にうまくいかなかったのですが、結論から言うと変更は必要なく、起動ディスクの優先順位を入れ替えるだけでした(SSDの接続方式がSATAの場合は変更が必要かも)。

ただ、システムディスクをSATAからM.2に交換したところで、速さの違いは感じられませんでした。SSDとハードディスクでは雲泥の差なのですが、M.2とSATAは高層雲と層雲くらいの違いです。どちらも雲です。

発熱の度合いは、CrystalDiskInfoというソフトで計測したところ、せいぜい42度。夏場も55度程度でおさまりそうです。

RAMディスクを導入

新パソコンでは奮発してメモリーを32GB搭載したのですが、自宅のパソコンにはメモリーを大量に食うようなソフトはないので、どんなにがんばってもメモリー全体の4分の1くらいしか消費しません。宝の持ち腐れです。
これではもったいないので、SSDをM.2接続に変更するタイミングで、メモリーのうち32GBのうち8GBをRAMディスクとして使うことにしました。用途は、WindowsのTempファイルや、ブラウザーのキャッシュなどの一時ファイルの置き場所です。SSDの書き込み回数を減らし、寿命を延ばすための措置です。もっとも最近のSSDは、よほどハードな使い方でもしない限り、常時電源ONでも5年くらいは余裕で使えるらしいのですが。

RAMディスクの作成には「SoftPerfect RAM Disk」というソフトを使っています。これには「Windowsのスタートアップとは別に、RAMディスクが立ち上がってから自動的に必要なソフトを立ち上げる」という便利な機能があります。

今後の課題は「ポストPV4」

以上が自宅のパソコンの概要です。
今後については、PV4をこの先も使い続けるのはパソコン側だけでなくテレビチューナー側にとっても無理があるので、そろそろHDMIキャプチャー機の導入について真剣に考えようと思っています。
あとは高解像度のモニター。現在は1920×1080で、次は4Kにでもしたいのですが、狭い6畳の自室には置き場所がないので現状では難しそうです。
パソコン

人に会い、話し、関わるということ

2016年12月30日(金) 09:33 | 日記

12月のある日に、会社の後輩だった人の結婚披露宴に参加してきました。
テーブル
テーブルはこんな感じ。ハイグレードなホテルなのでいろいろとハイグレードでした。
ケーキ
ケーキを切ってます。
料理
料理も凝ってます。

こういう場に立ち会える機会はそうそうないので、貴重な経験でした。

この元後輩は友達が多くて、人並み以上の人付き合いをしていて、そこまでストレスを抱えることなくそれを楽しんでいるかのように見えました。だから出会いも多いし、その中から取捨選択もできる。
対人関係でかかるストレスが人一倍大きくて、人と話す際のハードルが高い自分と比べたら、もともとの搭載しているエンジンが違うというか、まるっきり別世界の人という認識でした。自分もできることならたくさんの友達を持ちたいと思ってるし、好きな人がいればいっしょに暮らしたいと思っているのですが、あの人の生き方を真似るのは自分には無理です。

僕にとっては「出会いがない」とかいう以前に、知らない人と会うこと自体に精神力を持っていかれるから、そういう機会に近づこうとすらしない。性格が悪いこと、思いやりがないことを自覚しているから、それを取り繕うだけで精神的にけっこうたいへんです。ハンデを背負った状態からのスタート。そういう苦しさから逃げ続けて、ますます引きこもりをこじらせていくという悪循環から抜けられずにいます。

そんな僕が、きのうは首都圏に住む貴重な友人たちと忘年会をしてきました。
忘年会
店員さんに撮ってもらった写真。おっさんしかいない暑苦しい絵柄です。右端に写っているのが僕。腕がぽっちゃりしているのが分かります。
京都大学総合人間学部の同級生の集まり。みんな名の通った企業で活躍しています。僕だけが現役合格で早生まれなので唯一の30代で、6人のうち独身は僕を入れてふたりだけでした。
ビールと日本酒とワインを腹の中に流し込みながら、アメリカのトランプ大統領が就任したら世界はどうなるかという濃い議論を交わしてみたり、中東の某国との取引ではドルやユーロではなく現地通貨で決済する方が有利だからそういうスキームを作ろうとしてるみたいな生々しい話を聞かせてもらったり、住宅ローンでふくらんだ家計のバランスシートをどうすべきかを思案したりと、年相応かつインテリらしい会話をしていました。

やっぱり人と会って話すのはいいものですね。別に僕は話すのが苦手とか、話がおもしろくないとかいうことはなくて、基本的によく話すし、隙があれば笑いを取ろうとするし、どちらかといえば「おもろい人」だと思います。ただ、極端に人見知りなのと、人と打ち解けるまでのストレスに耐えられないほど精神が弱いってだけです。
名鉄
早朝の新幹線に乗って愛知県に来ました。名鉄は今日も赤いです。
このあと、昔の友達に会う予定です。こういう機会は本当に大切にしたいものです。

2016年に見に行ったアイドル(前編)

2016年12月31日(土) 15:29 | アイドル

2015年10月にアイドリング!!!が活動を終えて以来、いわゆる「主現場」というやつがない根無し草としてアイドルを眺めてきました。もちろん好きなグループはいろいろとあるのですが、メインの推しを決められないまま2016年の年末を迎えてしまいました。
今年は外出したついでに無銭のイベントを眺めたり、おもしろそうな対バンを見に行くくらいで、ワンマンライブを見たのは1回だけ。特典会の握手やチェキ会には参加しないスタイルで、あまり深入りせずにゆるゆると楽しんでいます。それでも、今年はいろんなアイドルの顔と名前をかなり覚えました。

2月25日までの動向は過去の日記に書いています。今回は2月27日から6月までに僕が生で見たアイドルについて、駆け足で振り返っていきます。

@JAM the Field Vol.9(2016年2月28日)

アイドル界の一流どころと期待のニューカマーが集う@JAMシリーズのイベント。出演者一覧はこちら。そんなに現場に通わない僕でも、生で見たことがなかったのはオープニングアクトのベースボールガールズのみという、アイドルファンにとってみたら超有名どころばかりでした。
O-EAST
場所は渋谷のO-EAST。PASSPO☆はいつものように自由だし楽しかったし、GEMと東京パフォーマンスドールはパフォーマンスがハイレベル。BELLRING少女ハートは仮眠玲菜さんが誕生日ということでヲタちゃん(ベルハーのファンの通称)がのぼりを持ち込んで祝っていました。前年の春以来に見たミライスカートはEDMに寄せた楽曲のギラギラした感じに磨きがかかってて、さすが京都のMETRO育ちだと思いました。
仮眠玲菜
ちなみにベボガはこの少し後に事務所が不祥事を起こして活動休止に追い込まれましたが、グループは虹のコンキスタドールの運営が引き継いで「ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)」に改名して、今も元気に活動しています。

ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016(2016年3月5日)

日比谷公園で開催された魚介料理のイベント。広くお客さんを集める目的で、アイドルが何組か出演していました。でも現地はアイドルを呼ぶ必要もなかったくらい大盛況で、長蛇の列を見て会場の中に入るのをあきらめました。
ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016
目当ては橋本瑠果さん。見るのはアイドリング!!!を卒業して以来だから4か月ぶりです。本来なら姉の楓ちゃんも出るはずだったのですが、体調不良により瑠果ちゃんひとりのトークショーになりました。
会場には入れなかったので、小音楽堂の外側から眺めていました。もはやどんな話をしていたかは忘れてしまいましたが、MCの男性やファンのみなさんがうまいこと盛り上げてくれたこともあって、とても楽しい30分だったことはなんとなく覚えています。

愛乙女☆DOLLリリースイベント(2016年4月3日)

池袋のエソラという商業施設にあるHMVでのインストアライブ。愛乙女☆DOLL(「ラブリードール」と読みます。通称「らぶどる」。このイベントの少し前に、「愛乙女★DOLL」から星マークを白にするという改名をしています)はもともと好きなグループで、リリイベが始まる時間帯にたまたま近くにいたので立ち寄ってみました。この日はアルバムのリリイベで、新曲と新しめのシングル曲を歌っていました。ファンがステージを見ていた後方で、らぶけん(愛乙女☆DOLL6期研究生)の子たちが店内でテレビ画面をじっと見ていたのも印象的でした。

ミュージックパーク2016(2016年5月5日)

日比谷公園の小音楽堂でアイドルのフリーライブが繰り広げられて、その周辺ではB級グルメの屋台が並びアイドルの特典会も行われるという夢のようなイベントが、5月の大型連休に毎日開催されていました。タイムテーブルを見ると(アイドルファンには)分かるとおりアイドルもメジャーどころがたくさん参加していて、最終日となった5月5日はPASSPO☆や夢みるアドレセンスが出ていました。飲食の収益で成り立っているイベントなので、僕もせっせとモツ焼きやビールを消費していました。
ミュージックパーク2016
こんな感じで屋台が並んでいます。
日比谷公園小音楽堂
写真の奥に見えるのが小音楽堂。いわゆる日比谷野音とは別の、小規模なステージです。飲食コーナーからはアイドルの背中が見えます。もちろん音も聴こえます。

この日に生で初めて見たのがマジカル・パンチライン。リーダーは元アイドリング!!!の佐藤麗奈さんです。結成されたばかりということで楽曲のパフォーマンスはありませんでしたが、生で見るメンバーはみんなかわいくて、でもまだ緊張のため固くなっている感じでした。

もうひとつ、初めて生で見て度肝を抜かれたのが生ハムと焼うどんでした。話には聞いていましたが、寸劇のクオリティとアドリブ力がものすごかった。アイドルでありながら自分をかわいく見せようという素振りが一切ない、突き抜けたパフォーマンスに圧倒されました。

ぷちぱすぽ☆は見るたびに歌もトークもうまくなるし、PASSPO☆はここでも自由なステージを見せてくれました。prediaはあかねさんの歌の迫力。思いのほかよかったのが夢みるアドレセンスで、これまでは正直あまりピンとこなかったのですが、この日はリーダー荻野さんのかわいさと5人のレベルアップしたパフォーマンス、「舞いジェネ!」という曲の良さに心を奪われました。ルックスの良さは群を抜いていて、ライブ後に特典会の会場に向かうメンバーの姿からもゴージャスなオーラが漂っていました。

特典会の会場もなかなか楽しくて、ぷちぱすぽ☆のメンバーが子供のようにはしゃいでたのはかわいかったし、「アイドルお宝くじ」というテレビ番組で勝ち抜いてきた実力派の上野優華さんは、ファンへの対応がベテラン演歌歌手の営業かってくらい貫禄がありました。上野さんについては、時間を間違えてライブを見逃してしまったのが悔やまれます。

あとは豊田のアイドルのStar☆Tも来ていて、かわいい子がいるなぁと思いながら特典会の様子を見ていたのですが、それがのちに愛乙女☆DOLLに加入する安藤笑さんだったのかどうかは、今となっては思い出せません。

PASSPO☆フリーワンマンライブ(2016年5月10日)

代々木公園
代々木公園で開催されたPASSPO☆のライブ。始まる前には雨も降っていて心配しましたが、ライブ中はなんとか持ちこたえました。観覧フリーということで初見のお客さんを意識したセットリストで、ロックな曲からかわいい曲までいろんなタイプの楽曲を披露してくれました。客席ではぷちぱすぽ☆のメンバーがビラを配っていました。
帰りには、PASSPO☆の森さんと仲のいい星野愛菜さん率いるStella☆Beatsがメンバーの七瀬さんとともにビラ配りをしていました(当時はステラビのメンバーは星野さんしか知らなくて、あとで調べたら七瀬さんでした。今は4人のメンバーの顔と名前を覚えています)。僕は七瀬さんからビラを受け取ったのですが、その後しばらくしてグループを辞めちゃったんですよね。おまけに星野さんも来年2月の卒業を発表しました。ついでに言うと、同じ事務所のじぇるの!にいた磯さんにも秋葉原でビラをもらったことがあったのですが、今年の夏前にいろいろあって活動休止に追い込まれました。ものすごい偶然です。

@JAM 2016 DAY1(2016年5月21日)

「今のアイドルシーンはこうだ」というのを発信する年に1回のイベント。タイムテーブルを見て分かるとおり(分かる人はアイドルファンだけですが)、2016年のアイドルの楽しさを凝縮したかのようなラインナップです。場所はZepp DiverCityでした。

神宿、大阪☆春夏秋冬、バンドじゃないもん!はきちんと見るのは初めて。神宿はアイドルヲタクの関口さんが、イベントのエンディングでPASSPO☆が話しているのをキラッキラした目で見ていたり、増井さんを見る関口さんの口が「かわいい」と言っているように見えたりと、完全にこっち側の人なんだなとあらためて思いました。

大阪☆春夏秋冬はなんといってもMAINAさんの歌。現代のアイドル界でトップクラスの歌唱力です。初めて見ましたが迫力に圧倒されました。

対バンライブはこの日が最後となる乙女新党。長谷川さんが復帰した直後にいきなり解散を発表したのは驚いたし、最後のライブがO-WESTというそこまで大きくない箱だったことも、解散が急に決まったことをうかがわせます。ライブでは最年少の其原さんが1曲目から泣き顔で歌っていました。本人もアイドル活動をやり切ったとは思ってないんでしょうね。リーダーの高橋さんはいつものように笑顔を振りまいて、いつものようにプロのアイドルに徹していました。のちに高橋さんは新しいアイドルグループを立ち上げましたが、其原さんもアイドルとして活動する姿を見てみたいです。

ライブの最後はiDOL Street3連発。GEMは武田さん、Cheeky Paradeは鈴木真梨耶さんと山本真凜さんがロサンゼルスに留学するために活動を休止して、SUPER☆GiRLSは勝田さんと荒井さんが卒業するため、僕にとっては現体制での最後のライブとなりました。
GEMは何度か見る機会があったのでクオリティの高さは知っていましたが、チキパは去年の夏以来で、想像を超えるパフォーマンスの激しさに気分が盛り上がりました。チキパはもっと評価されるべき。スパガは前髪を横分けにした内村さんがかわいいと思いました。

ちなみにこの日は、東京の小金井であの痛ましい事件があった日で、被害に遭った冨田さんがTIFにも出演したことのある元シークレットガールズだったことをあとで知り、同じステージに立った朝日さんや楓ちゃんが悲しんでいるのを見て、つらい気持ちになりました。今は回復の途上にあるようで、最悪の事態を免れて本当によかったです。

PassCodeリリースイベント(2016年5月29日)

インディーズとしては最後のリリースとなる、2枚めのアルバムのリリイベ。場所は新宿のタワーレコード。インストアライブなのでハッカーもいつものように暴れたりすることはなく、静かにライブを楽しみました。アルバムは前作と違って楽曲の振れ幅が大きくなっていて、ひめキュンっぽかったりゆるめるモ!っぽかったりする楽曲もありました。
パスコは夏にはZepp、冬にはスタジオコーストでワンマンを成功させて、着実に大きくなっていますが、この1年前にパスコを初めて知ったときは、もっと速いスピードで駆け上がっていくと思っていました。

ちなみにこの日は、アイドル界に強烈な伝説を残した「ガールズ・ポップ・フェスティバル in 淡路島」の最終日でもありました。2016年はAKB48の高橋みなみさんの卒業に始まり、アイドルの解散が相次ぎ、こういう大失敗のイベントも相次いだりと、アイドル界にとって大きな節目になりそうな1年でした。

アイドル甲子園FESTIVAL(2016年6月26日)

新木場スタジオコーストに100組くらいのアイドルが集まる大規模なイベント。メジャーどころからローカルアイドルまで、多様なアイドルを見ることができます。
マジカル・パンチラインが歌うのを見るのはこの日が初めてでした。早めのBPMで途中にBPMの変化があるという、現代のアイドルの文法に則った楽曲。運営は本気なんだなと思いました。

夏にはアイドル横丁夏まつりや東京アイドルフェスティバルが控えているので、ここでは自分にとってあまりなじみのない、だけどそこまでマイナーでもないクラスのアイドルを優先して見ることにしました。
楽しかったのはオトメブレイヴ。楽曲もよかったしヲタの盛り上がりもよかった。
転校少女歌撃団は、メンバーの栗田さんはいつも浮いてるのかなと思ったらステージを降りるときにメンバーと手をつないでたりして、仲がよさそうでよかった。ライブも楽しい。
ひさびさに見たANNA☆Sはやっぱりハイクオリティだし、TPD DASH!!のカバーのカバー曲「ブギウギ・ダンシング・シューズ」は元祖TPDの木原さんを思い出して懐かしい気持ちになれたしだから客層はTPD本体よりさらに年齢層が高かったし、Maison Book Girlは7拍子の曲がなんとも心地よかったし、じぇるの!は去年の8月に見たアイドル甲子園FESTIVALのときより人数は減ったけどかわいい新メンバーがも入って、パフォーマンスも良くなってた。Hauptharmonieは室内の小さいステージで暴れまくって客も暴れまくって、すさまじい光景でした。先日のPASSPO☆のライブで見かけたStella☆Beatsは、七瀬さんの休業で3人でのステージとなりましたが、星野さんの歌唱力とどっしりとした貫禄は何者にも代えがたい魅力だと思いました。

メインステージでは東京パフォーマンスドール、PassCode、palet、生ハムと焼うどんといったところを見ていました。paletの藤本さんもステラビの星野さんに負けない貫禄でした。
生ハムと焼うどんはこの日も破天荒でした。スタジオコーストのメインステージに降りて、生うどんのふたりを中心に観客が輪になって、みんなで「東京ドームシティホール、10月21日、チケット買います」とワンマンライブの日程を復唱させるという、メジャーなアイドルは間違いなく誰もやったことがないパフォーマンスを大きなステージで見せてくれました。実際にワンマンライブは3000人以上集まったそうだし、大手芸能事務所の後ろ盾がないわずか2人のアイドルがここまでやれたことは、後世に語り継がれるべき2016年のアイドル界の快挙でした。

上半期に見たアイドルのイベントは、過去の日記で紹介したぶんと合わせて12件。2016年7月以降については後編で紹介します。

2016年に見に行ったアイドル(後編)

2016年12月31日(土) 22:12 | アイドル

誰を推そうか決められないまま夏を迎え、秋になり、年末になってしまった2016年。前編に続いて、後編では下半期を振り返ります。

アイドル横丁夏まつり!!~2016~(2016年7月2日)

赤レンガ倉庫
アイドルフェスとしては老舗の「アイドル横丁」。今回は横浜の赤レンガ倉庫のところに設けられた野外の特設ステージで、2日間にわたり開催されました。梅雨真っ盛りの時期に野外でライブなんてずいぶん無謀だと思いましたが、奇跡的に両日とも晴れました。

タイムテーブルはこちら(7月2日7月3日)。フェスなので出演者はかなり多いのですが、しっかりしたパフォーマンスを見せてくれるグループを厳選しています。

僕が見たのは1日めのみ。いちばん見たかったのはiDOL Streetの新体制でした。GEMは、今となってはものすごく貴重な11人でのライブ。新メンバーの西田ひらりちゃんのかわいさは自分の中では2016年のベスト5に入る重大事件でしたが、もうひとりの新メンバーの野口もなみさんは実質1か月弱でGEMを脱退してしまいました。京都から東京に通いながらハイクオリティなアイドルの一員として活動し、学業も高いレベルを維持するのは中学生にはつらかったんでしょうかね。
チキパは9人から7人になって初めてのライブ。新曲はものすごく攻撃的な楽曲で、人数が減ったことを感じさせない迫力でした。新曲のパジャマ風の衣装はかわいいし評判もいいのですが、ネット配信の番組でも半年間も着続けてるのはどうなんだろう。GEMもスパガも新しい衣装をもらったのに。そのスパガは史上最多の14人体制で、リーダーを前島さんにしてかわいさを前面にアピールする王道路線を強化してきました。新メンバーだと阿部夢梨さんがかわいいと思いました。

この日見たかったアイドルがもうひと組ありました。sora tob sakana。ずいぶん前にライブの映像を見たときは、まだまだ歌唱力も未熟な感じでしたが、初めて生で見た4人はパフォーマンスもかなり良くなっていて、何より楽曲がいい。オサカナの楽曲の良さはアイドル界隈ではさんざん言われていますが、アイドルブームが始まってずいぶん経つのにこういうアイドルがまだまだ出てくるというのが、アイドルという世界が一過性のブームに終わらない層の厚さを感じます。

見応えがあったのは「歌うまコラボ」。大阪☆春夏秋冬のMAINAさんと、prediaの湊あかねさんがついに同じステージに立ちました。ここにチャオ ベッラ チンクエッティの橋本さん、アップアップガールズ(仮)の関根さんというアップフロント勢。アイドルは未熟で不完全であるという一部の客のイメージや願望を実力でねじ伏せるかのようなスタイルがかっこよかった。

アイドルネッサンスの後輩として結成されたばかりの、アイドルソングのカバーをコンセプトとするAISは、デビューイベントで最初に歌ったのがアイドリング!!!の「無条件☆幸福」で、事務所の先輩には酒井さんがいるというリンガーに縁があるグループですが、ここでも「無条件☆幸福」を歌っていました。現場にリンガーはほとんどいないので、アイドリング!!!のライブではおなじみのコールはありませんでしたが。ちなみにAISと同じくアイドルネッサンス候補生で、今はアイドルネッサンスのメンバーとなった野本ゆめかさんは、小学生だった頃にアイドリング!!!のリリースイベントに行って、観客がアイドルの体験ができる企画に参加してメンバーと同じステージに立った過去があるので、野本さんも実質アイドリング!!!のメンバーみたいなものです。それからリンガーといえば、この日はHIP ATTACKのタオルを持った観客を見かけました。かつて大川さんを推していて今はマジカル・パンチラインの佐藤さんを推している人なのかも。

それほど広くないスペースの中に3つのステージを設けている関係で、隣のステージと音がかぶったりするのはある意味で新鮮でした。特典会エリアもすぐ近くにあって、握手会をしながらステージを見られたりするので、特典会の会場にいる愛乙女☆DOLLやまねきケチャのメンバーが虹のコンキスタドールの「トライアングル・ドリーマー」に合わせて踊ったりといった、フェスならではの光景も見られました。

7月3日のライブは現地ではなくネット配信で見ていました。熱かったのは「D♭」と名付けられたコラボ。仙台で活動していたB♭というユニットにいたメンバーが集まって、当時の曲を1曲だけ歌いました。B♭のメンバーで結成されたParty Rocketsはその後いろいろあって、スパガに移籍した渡邉幸愛さんのように今もパティロケと交流がある人もいれば、ほぼ断絶状態の人もいます。この日集まったParty Rockets GTのHARUKAさんとFUMIKAさん、スパガの幸愛ちゃん、アイドルネッサンスの百岡古宵さんはアイドルのキャリアとして過去と現在がつながってる人。3人だったParty Rocketsから抜けた藤田さんと、その藤田さんの移籍先であるGALETTeはアイドル横丁に呼ばれず、運営会社の方針もあって先ごろ解散してしまいました。パティロケが2人になって消滅寸前に追い込まれた1年前と比べて、状況が逆転してしまったのは皮肉なことです。
ビールと食べ物
夏だからビールがおいしいですね。

マジカル・パンチラインのリリースイベント(2016年7月9日)

自宅の近所にあるヨドバシカメラ吉祥寺店にマジパンが来ていたので、見に行きました。この日は歌はなくトークのみ。リーダーの佐藤麗奈さん、このとき初めて気づいたのですが、ほかのメンバーが話しているときはたいてい真顔なんですね。清水さんが自己紹介で噛んだり、グループの紹介が唐突だったりしたときに、ほかのメンバーやファンはみんな笑っていたのですが。リーダーとしていろいろ考えているのか、笑いのツボが子供組(小山さん、清水さん、浅野さん)と違うのか。気になりました。

東京パフォーマンスドールのリリースイベント(2016年7月10日)

前日に続いてヨドバシ吉祥寺。TPDはライブもありました。さすがに9人もいるとヨドバシのイベントステージでは手狭です。
この日は「Airport」という曲を披露したのですが、先代のTPDでは川村知砂さんがソロで歌ったカバー曲。実に懐かしかった。

TOKYO IDOL FESTIVAL(2016年8月5日~7日)

今年からTIFは3日間の開催。8月5日は金曜日なので休みを取りました。

まずネガティブなことを書くと、さんざん言われていることですが、SMILE GARDEN(フジテレビ湾岸スタジオの横の野外ステージ)を幕で囲むのは良くなかった。去年までは前方のエリアのみが有料で、後方からは無銭で見られたのに、今年は無銭エリアが30メートルくらい離れていました。欅坂48などのライブで整理券を配る関係でこうなったんでしょうけど、その整理券の配布も遅れたりして混乱していたみたいだし。TIFは「国内最大のアイドルの見本市」なんだから、誰でも見られるステージで一流のアイドルが歌うことに意味がある。その原則を崩したのは良くなかった。来年は改善を願いたいものです。

あとはメインステージのあるZeppの入場制限。1日で2万人以上が来るフェスのメインステージのキャパが2000人強というのは小さすぎる。だから2014年と2015年は「お台場夢大陸」のステージを借りたんでしょうけど、あのステージはやっぱりTIFっぽくないので、来年はTIFが独自で野外に5000人規模のステージを作るなりしてくれるとありがたいです。

湾岸スタジオ内のDOLL FACTORYのセットが簡素になったことも指摘されていますが、あれはネット配信の際に画面の色数を減らして、アイドルがより鮮明に見えることを優先させるための措置だと思っています。

初日の注目は、愛乙女☆DOLLに加入したばかりの安藤笑さん。ライブの前に釣り堀コーナーで見かけたのですが、遠くから見てもかわいさが図抜けていました。もちろんライブでも。安藤さんひとりで集客力を倍増させる効果があるんじゃないかと思いました(現状はそこまでおおげさなことは起きていませんが)。実家が近いので、これからもひいきにしていきたいと思います。8人のらぶどるの初ライブが行われたSKY STAGEには、愛迫みゆさんのご両親だと思われる人の姿もありました。安藤さんもそうですけど、家族が応援してくれるのは心強いものです。
らぶどるといえば、Dorothy Little Happyのふたりと寺嶋由芙さんにらぶどるの愛迫さん、佐野さんを加えた5人での「恋は走りだした」はとてもよかった。5人で歌うってだけでエモい。
あと印象に残っているのは、ひさびさの出演となったひめキュンフルーツ缶の「バズワード」と「アンダンテ」。おそらく2012年も歌ったであろう曲。パフォーマンス力は当時よりずっと良くなってる。

2日めはアイドリング!!!のファンが集まる日でした。横山ルリカさんのソロにBooing!!!。午後はSMILE GARDENでメンテナンス名義でのステージ。ここでも元アイドリング!!!が続々とステージに上がります。ナベプロ4人のユニット「ビターチョコレート」を見るのは初めて。こちらもいまどきのアイドルっぽい楽曲で、この路線で4人組アイドルとして再出発しちゃえばいいのにと思いました。

メンテナンスといえば、今回のTIFでは3日連続で「スナックうめこ」がありました。河村さんも酒井さんもアイドルの第一線から退いて、今のアイドル業界には疎いのですが、そこはMCの浦えりかさんがうまいことフォローしていました。その浦さんも間もなく風男塾を卒業してしまうので、「アイドルを語れる現役アイドルのMC」という貴重な存在がいなくなってしまうのは実に惜しいことです。
スナックうめこでは、現Doll☆Elementsで元YGAの小泉遥さんが過去のことをぶっちゃけていたり、LinQの伊藤麻希さんやprediaのまえだゆうさんがその独特な個性をいかんなく発揮していたりして、そういう個性をうまいことブーストさせる河村さんと酒井さんともども、心から笑わせてもらいました。
最終日にはさとれなを除くNEOのメンバーがかつての曲を歌って僕らリンガーを歓喜させたり、アイドリング!!!最強王者の酒井さんとTパレ最強のアップアップガールズ(仮)の森咲樹さんの腕相撲対決というTIFの場末でやるにはあまりにもったいない企画を敢行して、よりによって酒井さんが森ティを負かすという最高の見せ場を作ってくれました。
来年はTIFのメインの企画として、アームレスリング大会をぜひやってほしいと思います。

TIF2日めの話に戻ると、つらかったのはPASSPO☆のメインステージを最初から見られなかったこと。ひとつ前のチームしゃちほこで入場制限がかかって、入るのが遅れてしまいました。ひさびさに見た「無題」はよかった。そのあとのBiSHは前年のリベンジとばかりに「BiSH-星が瞬く夜に-」を6回連続で歌っていました。前年の野外ステージと合わせて、BiSHはTIFではこの曲しか見ていません。

スナックうめこの直前にはトークコーナー。Stella☆Beatsの星野さんのボスキャラ感はこの日もすごかった。3日めもトークコーナーから見始めたのですが、ここで星野さんと並ぶボスキャラを発見しました。アイドルカレッジの南千紗登さん。結成7年と歴史の長いグループのリーダーというだけあって、ものすごい貫禄と巧みなトーク回しでした。アイドル界の広さと層の厚さを思い知らされます。
このときのトークテーマは「新メンバー」ということで、GEMの西田ひらりさんも先輩とともに登場しました。ひらりちゃんは初めてのTIFの3日めということで疲れている様子。同期の野口さんは当時は「休養中」という扱いで、この場で触れられることはありませんでした。
愛乙女☆DOLLのぇみちぃこと安藤笑さんもいました。安藤さんは現在も国公立大学に通っているとのこと。安藤さんが豊田の人だということと、その後、本人が教育実習をしていたことをTwitterに書いていたことを考えると、本人の家から近いであろうあの大学なのかなと想像しますが、あのあたりは電車の駅がないから名古屋駅へ行くのもたいへんなので、大学の授業がある日に東京に出てくるのはたいへんそうです。

最終日はコラボ企画が楽しかった。すごかったのはprediaの湊あかねさんと、大阪☆春夏秋冬のMAINAさん。先日のアイドル横丁ではほかのアイドルを交えた4人でのコラボでしたが、今回はこのふたりだけ。曲はAIさんの「ストーリー」。真夏なのに鳥肌が立つほどの歌唱力でした。長いことアイドルを見てるけど、こんなにすごいものを見たのは初めて。歌い終えたあと、MAINAさんは泣いていました。

PASSPO☆とアイドルネッサンスのコラボ。PASSPO☆が演奏してもりしと石野さんが歌う「17才」のかっこよさ。こういうステージが見られるからTIFは楽しい。アイドルネッサンスのメンバーがまたとてもいい子たちで、寺嶋由芙さんの言葉を借りると「きれいな水で育った子たち」で、PASSPO☆に対する心からの好意とあこがれが表情から伝わってきました。それはPASSPO☆のメンバーがアイドルネッサンスとどう接しているかを鏡に映したものでもあって、自由で仲良くやることのすばらしさをも示しています。これはアイドルに限ったことではなく、チームプレイすべてに当てはまること。

ベイビーレイズJAPANとわーすたのコラボ。わーすたは「いぬねこ。青春真っ盛り」に代表されるように、普段はかわいくてポップな曲を歌ってるけど、ベイビーレイズJAPANの「ベイビーレイズ」をカバーするわーすたは本家にもひけを取らないパフォーマンスで、実はスキルが高いことを証明してくれました。

この日のSKY STAGEの最後は1年ぶりのどる☆NEO。Doll☆Elementsも1月に解散してしまうので、どる☆NEOとしてはこれが最後のパフォーマンスとなってしまいました。どるえれはもっと長く続けてほしかった。

TIFは会場周辺を出演者が歩いていたり、TIFに出られなかったアイドルが営業活動をしていたり、物販エリアではいろんなアイドルがいろんな形でアピールしていたりと、ライブ以外でも楽しみがあります。TIFでは、見る人が見ればアイドリング!!!のファンだとわかる服を着ていたのですが、僕に声をかけてくれた、TIFに出られなかった北風インパクトのメンバーの方が「リンガーですか? 私もです」なんて言ってくれたり、物販エリアでリンガーの男性に声をかけられて「マジパンいいですよね」なんて会話を交わしたりしていました。
物販エリアではグッズの手売りをするアイドルがいたり、物販エリアに向かうChu☆Oh!Dollyのメンバーとすれ違ったりもしました。あとは愛乙女☆DOLLの元メンバーを見かけて、別の某アイドルのスタッフという肩書きだったのですが、古巣のアークジュエルの社長も近くにいたと思うんですけどいいんですかね。

帰りには同じ電車に、アイドルネッサンスのメンバー3人が乗っていました。みんな静かにスマホの画面を眺めていて、途中で席が空くまでふたりが座り、ひとりが立っていました。ステージ衣装を着ていなくてもアイドルはアイドル。キラキラしていました。

ルカフェス(2016年8月14日)

元アイドリング!!!で現Booing!!!の倉田瑠夏さんの生誕イベント。この日のために集まった出演者がやたらと豪華で、相方の橘ゆりかさんはもちろんのこと、アイドリング!!!からは遠藤舞さんと横山ルリカさん。TIFでもBooing!!!とのコラボを見せてくれたライムベリーや、なんと東京女子流まで。場所はリンガーにとっては懐かしい渋谷のマウントレーニアホール。チケットは3分で完売したそうで、僕はどうにかゲットできました。

東京女子流を生で見たのは意外にもこのときが初めて。TIFは2010年の第1回から見に行ってて、東京女子流は2014年まで毎年出続けたから、いくらでも見に行くチャンスがあったのですが、「次また見ればいい」と思っている間に女子流がアイドルイベントには出ないと宣言し、2015年夏には小西さんが休業、年末には卒業してしまいました。TIFのコラボステージで個々のメンバーの歌声を聞く機会はあったのですが、5人の東京女子流は一度も生で見ることはありませんでした。悔やんでも悔やみきれません。
それでも、この日見た4人の女子流は、マウントレーニアホールのステージが狭く感じるほど大きなパフォーマンスを見せてくれました。さすがのクオリティ。本当にもっと前からしっかり見ておけばよかった。

ひさびさに見る遠藤さんの美声にも磨きがかかっていました。横山さんはTIFではしっとりした曲を歌っていましたが、ここでは激しめの楽曲も織り交ぜて、気持ちを盛り上げてくれました。
元アイドリング!!!の集いではありましたが、昔の曲をみんなで歌って懐かしさにひたるでもなく、みんなが今の自分を届けてくれた、みんなが前を向いていた倉田さんの生誕祭でした。

愛乙女☆DOLLのリリースイベント(2016年8月28日)

新メンバーのぇみちぃこと安藤笑さんがかわいいので、外出したついでの帰り道ではなかったのですが、ちょっと寄り道して池袋のエソラのHMVへ行きました。
この日はニューシングルのイベント。僕は後ろの方にいたのでステージはよく見えなかったのですが、TIF以来の安藤さんはやっぱりかわいかった。

遠藤舞さんのリリースイベント(2016年9月18日)

アイドルに分類すべきではないのかもしれませんが、かつてアイドリング!!!のリーダーでもあった遠藤舞さんのひさびさのリリースイベントを見に、川崎ラゾーナへ行ってきました。今のアイドルのトレンドとはまるっきり違う、ゆったりしたテンポで聴かせる遠藤さんの歌声がとても心地よかった。新曲は1か月前のルカフェスでも見たのですが、プロデュースが元ロッテンハッツの片寄さんというのも渋いポイントです。

@JAM×ナタリーEXPO2016(2016年9月24日~25日)

TIFと並ぶ大規模なアイドルのイベントとして、過去2年は8月の終わりに横浜アリーナで開催されましたが、横浜アリーナが改修されるため、今年は幕張メッセに場所を移し、時期は9月末に代わり、期間も2日間に延びました。
展示場なので常設のステージはなく、だだっ広い空間を仕切ってステージを設営していました。メインステージは1万人くらい入る広さ。ただしほかのステージは、先日のアイドル横丁夏まつり以上の至近距離で複数のステージが並ぶという状況で、ステージ間の移動が楽なのはいいけど、どうしても音がかぶってしまいます。場所によっては目の前のステージの音があまりよく聞こえないこともありました。来年はまた横浜アリーナに戻るんでしょうかね。

フェスではフェスでしか見られない企画を見るのが楽しみです。野外のひっそりとした場所で行われたトークコーナーでは、アイドル好きなアイドルがアイドルを熱く語るという実に楽しい企画が行われていて、lyrical schoolのamiさんがアイドルの脚の良さを語り、愛乙女☆DOLLの吉橋さんが「小さい女の子が好き」と語り、SUPER☆GiRLSの浅川さんは「京佳の乳」というワードを発したりと、男性ファンが言ったら確実にアウトな内容で楽しませてくれました。

初日に見た中で印象に残ったのは、初めて見たBILLIE IDLEの楽曲の良さ。元BiSのヒラノノゾミさんとファーストサマーウイカさんがいるグループです。そして再結成したBiS。オリジナルメンバーのプー・ルイさんを除く新メンバーは、短期間で歌やダンスを覚えたわけで、先代のBiSに比べるとどうしてもパフォーマンス不足は否めません。逆に言えば、アイドルが人前でそれなりのパフォーマンスを見せるためには、それなりの努力が必要だということ。ステージに立って歌って踊るだけでもたいへんなことです。
メインステージ
2日めは、メインステージの最初がBAND PASSPO☆でした。見るたびになじんでいくPASSPO☆の生演奏。このほかにも、とにかくいろんなアイドルを見ました。アイドルのことを見ているアイドルもたくさん見ました。Party Rockets GTのライブを、ステージ衣装のまま後ろの方で見守っていた元Party Rocketsで現SUPER☆GiRLSの幸愛さんの目線は、それだけでたまらなくエモかった。欅坂46はアイドルの間でも大人気で、ちょうどライブを終えてステージを降りたアイドルネッサンスの石野さんが欅坂46を見つけてはしゃいでたり、「サイレントマジョリティー」を女性専用エリアでぴょんぴょん飛び跳ねながら見ていたアイドルネッサンスの南端さんがたまらなくかわいかった。
ベイビーレイズJAPANのライブでは、終わり頃に後ろの方でわーすたのメンバーがステージに向かって手を振っていて、傳谷さんと高見さんがそれに応えていました。TIFでコラボした仲。アイドルのこういう姿っていいですね。
あとはプティパのライブでCAMOUFLAGEのメンバーがステージ衣装のまま、ヲタに混じってモッシュに参加したりリフトで担がれたりしたのがおもしろかった。プティパは@JAMを最後に解散して、CAMOUFLAGEも1月3日に活動を終えちゃうんですよね。寂しくなります。

PASSPO☆ワンマンライブ(2016年11月19日)

今年見に行ったワンマンライブは、年明けのPassCodeとこのPASSPO☆だけでした。
所沢航空記念公園
場所は所沢航空記念公園。ずいぶん前にゆらゆら帝国などが出演したライブをここで見たことがあって、この会場は二度めです。
天気が心配されましたが、どうにか曇りのまま持ちこたえました。ライブはいつものように楽しくてエモくて自由で、BAND PASSPO☆ではドラムを叩く玉井さんの動きが妙にセクシーでした。
PASSPO☆は見ていて安心できるというか、心が洗われるというか、7人の人柄と関係性がとても好きです。いろいろな新しいアイドルがどんどん出てくる中で、このまま活動を続けていくのは決して簡単なことではないと思いますが、このままいい感じに年を重ねて、マイペースで活動を続けてほしいと思います。
所沢航空記念公園ステージ

@JAM the Field Vol.10(2016年11月26日)

@JAMシリーズの対バンイベント。今回の会場は恵比寿のリキッドルームでした。大半は見たことのあるグループで、初見はまねきケチャとぜんぶ君のせいだ。の2組。まねきケチャは藤田千愛さんの歌唱力が図抜けてた。ぜんぶ君のせいだ。のときの客席はものすごく荒れていました。PassCode以上。正直あれは無理。それと対照的なのがsora tob sakanaで、コールはあるけど基本的に静か。「夏の扉」とかPassCodeが歌ったら絶対にリフトが起きる。オサカナは今度またじっくり見てみたい。
ほかは神宿やわーすたやGEMやCheeky Paradeといった対バンではおなじみの面々。神宿の関口さんは今回もひとりのヲタクとしてイベントを楽しんでいました。わーすたのメンバーに満面の笑みで手を振っているのを見ました。
このライブはかなり前の方で見ていたのですが、最も人口密度が高まったのはわーすたのときでした。やっぱり人気があるんですね。
アップアップガールズ(仮)は日本武道館でのライブがありました。武道館は集客的に大成功とはいきませんでしたが、今後もいろんな対バンに出てくれることを期待しています。

本格女子音楽祭(2016年12月11日)

僕にとって年内最後のアイドルイベントとなったのが、新木場のスタジオコーストで行われたこのイベント。タイムスケジュールはこんな感じです。
見たかったのは、メンバーの卒業と活動休止を控えるBELLRING少女ハート。ひさびさに見たけどやっぱり楽しいステージでした。22日のワンマンも行きたかったのですが、仕事と重なったために無理でした。
新木場には野外にもステージがあります。でもさすがに寒かった。paletの藤本さんも「寒いんじゃー!」と叫びながら外を歩いていました。そんな中で、今回は今まで見たことのないグループをたくさん見ようと、寒さに耐えながら長い時間を野外で過ごしました。Task have Funとかparfaitなどのビジュアルレベルの高いアイドル。天晴れ!原宿などのとにかく沸くアイドル。天晴れ!原宿のときは、これまで見た中でいちばん大きなサークルモッシュが起きていました。せっかくのフェスだから、いろんなアイドルを見るようにしたいものです。
トリはPASSPO☆。たぶん今年いちばん多く見たのがPASSPO☆でした。

2016年の下半期は11現場、14日間でした。来年の現場は1月2日のニューイヤープレミアムパーティーから。それではまたお会いしましょう。

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