アイドリング!!!のミステリィツアーング追加公演

2013年6月 3日(月) 02:24 | アイドル

Zepp DiverCity
きのうはアイドリング!!!のライブ「西へ!東へ!!ミステリィツアーング!!!2013」の追加公演へ行きました。
今年は4月のZepp Tokyo5月のZepp Nambaと合わせて6公演すべて参加しました。去年は名古屋の昼公演しか行きませんでした。この1年間でずいぶんアイドリング!!!に染まってしまいました。

昼公演はチケットの整理番号が10番台で、ほぼ中央の前から2列目というとんでもなくいい場所に行けました。メンバーのメイクの乗りや汗のかき具合もばっちりわかります。横にいた観客の集団がうるさかったのは残念でしたが、いつも以上にライブを楽しむことができました。
夜公演は900番台。いいことは続きません。

この日のライブでいちばんよかったのは、尾島さんと三宅さんが最初から最後まで笑顔だったこと。口の悪い人は、4年めになっても音痴な尾島さんのことを「努力をしてない」なんて言いますけど、「天性のリズム感のなさ」は努力でどうにかなるものではありません。ほかの人の何倍も練習して、ようやく人並みに歌えるレベルにごまかしが効くという程度。持って生まれた才能ってそれくらい重いものです。だから、尾島さんが4月の東京公演でうまくいかなかった「GO EAST!!! GO WEST!!!」のソロパートを歌い切ったことは、100mを11秒台前半でしか走れなかった人が、努力を重ねた結果10秒台で走れたようなものです。自信に満ちあふれた尾島さんの姿を、番組の体力系企画以外で見られたことがうれしかった。
三宅さんも、あんなにいい笑顔で歌っているのは初めて見た気がしました。去年のZeppツアーは5期生が加入した直後で、短期間に全国4か所を回るというアイドリングにしてはハードな日程で、三宅さん自身もドラマの撮影があったりしてたいへんだったようですが、今年はある程度余裕があって、ライブに集中できていたんでしょうか。三宅さんって年々美しくなってますね。

もうひとつサプライズだったのが長野さんの髪型。せりにゃんにしかできないブリッブリなツインテール。あんなにかわいかったっけ長野さんって。高校を卒業してから、リミッターを外して本気を出してきましたね。この前のニコはちライブでも思いましたけど、茶髪にしてから顔の濃さがいい具合に緩和されて、バランスがよくなってる。今回初めてアイドリングを見た人がいたら、間違いなく長野さんのアイドルっぽさに目を奪われたはず。長野さんの存在は、今後もアイドルとしてのイメージアップに貢献してくれそうです。
見た目で言うと、遠藤さんは筋トレの成果なのか、スリムになったうえに腕も脚もごっつくなって、顔も掘りが深くなったように見えました。ダイエットに挑むことになった瑠夏ちゃんは、今のところは変化がないように見えます。祐奈ちゃんは近くで見ると顔の小ささが際立ちます。

ライブの中身について。1曲めはこれまでの2公演と同じく「さくらサンキュー」から始まりましたが、これまでと違って発泡スチロール製の桜の花びらを降らせる演出がありました。花びらにはツアータイトルのロゴを刻印するという芸の細かさ。
さくらサンキュー
そしてこの日は、4月の東京公演で予告があったとおり、横山さんがソロデビュー曲「Walk My Way」を初めて歌いました。アイドリングの楽曲ではなかなか発揮されることのない横山さんの本気の歌声と、横山さんにしか歌えないド直球な前向きな歌詞がばっちりはまっていました。すごいパワー。生歌で聴くと印象が変わります。
でもたぶんルリカさんはもっと歌えると思います。歌詞にもあるように、まだ先に行けるはず。次はルリカさんのポテンシャルをさらに引き出せる楽曲を期待します。

ミステリィツアーング恒例の重大発表は、さくら学院の田口華さんがアイドリングの楽曲に参加するということ。5月の大阪公演で東京女子流とのコラボが発表されたときに、別のコラボ企画を進めているという話も出ていましたけど、これだったんですね。ちょっと前にさくら学院がアイドリングの番組に出ていたのもコラボに向けた準備だったんですね。今思い返すと、さくら学院はゲストとして出演したのに何の告知もしていませんでした。勘のいいファンなら、何か裏があることを感づいていたかもしれません。
このコラボには賛否両論があるみたいで、特にさくら学院の父兄さん(ファン)の反応は微妙なようですが、個人的にはすごくおもしろいと思います。アイドリングというどぎつい色物に本物のピュアなアイドルが混ざったらどんな色になるのか、ものすごく興味があります。それに田口さんは、番組ではアイドリングの独特なノリにもしっかり順応できてましたし、「フレッシュさと引き換えに笑いを失う」なんてことは絶対にないはずです。心配なのは、たったひとりでアイドリングに乗り込む田口さんのこと。同世代がレイアちゃんしかいないので寂しいと思いますが、レイアちゃんは去年のTIFでさくら学院のメンバーと積極的にコミュニケーションを取っていたみたいなので、今度もうまくやってくれることを期待します。年上のメンバーにとっても、中学2年生のアイドルの前で変なところは見せられないので、アイドルとしての自分を見つめ直すいい機会になりそうです。
これと逆のパターンだと、TRFの楽曲をアイドルがカバーする企画「IRF」に橘さんが参加したこともありましたし、こういうコラボは今後もどんどんやってほしいと思います。

ライブ後は、今までなかった「ハイタッチ会」を急きょ実施。帰りに半分くらいのメンバーが観客を迎えて、軽く手を触れてくれるというもの。タッチだけなので一斉握手会より流れが速く、メンバーの顔もほとんど見られませんでしたが、いちばん最後にいた朝日さんの満面の笑みだけは強く印象に残っています。朝日さんいい子。
ところで、ハイタッチ会をやることをライブの前日にいきなり告知したのはなぜだろうという疑問ですが、あれはきっと株式の臨時配当みたいなもので、今年に入ってからアイドリング関連で思いのほか利益が出たので、メンバーにボーナスという形で利益を還元しつつ、ファンにもささやかなサービスをしようというスタッフの計らいだと思うことにします。ネガティブなことを考えてもいいことはないので。

Zeppのすぐ近くでは、Dorothy Little Happyが新曲のキャンペーンをしていました。ガンダムの横のイベントスペースで、14時と16時の2回ミニライブを開催。昼公演が終わって外に出たら、ちょうどドロシーちゃんが歌っていました。
前の方はドロシーのファンが陣取っていましたが、後ろにはアイドリングのTシャツを着た人たちがいっぱい。中には振りをコピーしていた人もいました。新曲はドロシーらしい元気な曲だったし、「デモサヨナラ」を生で聴けたのもよかった。本物のアイドルっていいですね。

夜公演。ここでの重大発表は遠藤さんのソロデビュー。実は直前に情報が漏れていて、僕も知っていたのですが、会場は大盛り上がりでした。最初から知っていようが何だろうが、アイドリングのファンなら遠藤さんがデビューすることを祝わないわけがないですから。
ところで遠藤さんのソロ曲がどうなるのか、まるで想像できません。ルリカさんはわりとイメージがつかみやすいですが、遠藤さんはどんな歌でも歌いこなせる実力があるだけに、イメージを固定化できないんですよね。たぶんまいぷるのボーカリストとしての魅力は、シングル1曲だけではとても伝えきれないので、今度はカバー曲でアルバムを出してほしいと思います。

おもしろかったのはアンコール終了後の朝日さんの影ナレ。言い間違えたり噛んだりしたのを必死に言い直していたとき、楓ちゃんか瑠夏ちゃんの「かわいい!」って声が入っていました。
ハイタッチ会は、速すぎて誰がいたか記憶があいまい。確か番号順で大川さんから玉川さんまで。みんなかわいいなあ、というおぼろげな印象だけが残っています。

全体としては、4月のZepp Tokyoのときと同じで、このライブに向けてきちんと仕上げてきたという印象でした。いつもは音程が不安定な長野さんや大川さんもうまく歌えていました。音響の効果もあるんでしょうかね。
Tシャツ
ホームページでは前面のデザインが公表されていなかった、追加公演限定のTシャツ。メンバーの名前が放射状に書かれているのは前回のTシャツと同じですが、違うのはダーツの的のように矢が刺さっていること。よく見ると、遠藤さんと横山さんのところに刺さっている矢だけ形が違います。
7年めのソロデビューを、僕も応援したいと思います。

そのイメージ画像は誰のため?

2013年6月 7日(金) 01:35 | 日記

半年くらい前から、インターネットを見ていてどうにも気になることがあります。
個人のブログやニュース系サイトなんかでよく見る、「記事のタイトルのすぐ下にある大きな画像」です。
記事のスペースの端から端までを占拠する横長の画像。ただし内容にはほとんど関係なし。ラーメンを食べたという記事にラーメンの写真を載せるとかそういうのではなく、たとえば「○○を△△する5つの方法」みたいなビジネス関連のハウツーものの記事の冒頭に、「オフィス街で思案しているスーツ姿のビジネスマン」みたいな写真素材を載せるようなやつです。

別にその写真があることで記事への理解が深まることもないし、写真がなければ記事の内容を理解しにくいこともない。存在する意義がない画像です。はっきり言うと、目障りでしかありません。
記事に興味があって、記事の中身を読みたいからサイトにアクセスしたのに、タイトルの下に無駄な画像があるせいで、いちいちマウスのホイールをぐりぐり回すか、ブラウザーの端のスクロールバーを下に動かさないと記事を読み進めることができない。これってけっこうなストレスです。
これがたとえばギリシャを旅行したという記事で、タイトルの下にでかでかと載っている画像が「筆者が撮影したパルテノン神殿の写真」だったら、画像が記事の内容と一致しているからいいわけです。このサイトでも、沖縄へ行ったときには沖縄の風景や食べ物の写真を載せますし、アイドルのライブを見に行ったときはライブ会場やグッズの写真を載せています。記事の内容を補完する写真や、記事の内容そのものを表す写真は、読者にとっても意味のあるもののはずです。
そうじゃない写真や画像の存在は、文章を読む際の妨げにならないレベルの大きさであれば別にいいのですが、いちいち画面をスクロールしないとやり過ごせないくらいのレベルになってしまうと、正直言ってうざいと感じてしまいます。自分のサイトに大きなイメージ画像を載せている人たちの中で、「読者に不便を強いている」ということを自覚できている人はどれくらいいるのでしょうか。せっかくいい記事を書いたとしても、無駄な画像1枚のせいで、一見さんに嫌な思いをさせるのはもったいないことです。
僕が気にしすぎなのかもしれませんが、同じように感じている人はそれなりにいるんじゃないかと思います。

もちろん、あの手の画像を載せるサイトの運営者が、目的があってそうしてることは理解しています。
facebookやはてなブックマークなどの外部サイトで記事が紹介されるときに、記事のタイトルやサマリーとともにその画像が載るようにするためです。
ブログを構築するためのWordPressというソフトがあって、その中に「アイキャッチ画像」という機能があります。「アイキャッチ画像」に画像ファイルを登録すると、タイトルの真下にその画像が載るのと同時に、他のサイトで紹介されるときに画像が表示されるようになるそうです。無料ブログサービスでも、同様の機能を備えているものが増えているようです。この機能の存在が、いわゆるアイキャッチ画像をウェブの世界に蔓延させてしまった原因の一端になっていると思われます。
他のページでサイトが紹介されるときに、文字だけより画像があった方が目を引くしアクセスを集めやすいというのはわかります。しかし、肝心のサイト上で記事と関係ない画像を見せられて、読者はうれしいと思うでしょうか。僕は「あえて記事を読みにくくする、読者に対する筆者の配慮のなさ」に思いがめぐってしまって、どうにもいい心地がしません。まだバナー広告の方がましです。広告は「サイトを通じておこづかいを稼ぐ」という、ある意味で前向きなわかりやすい意図があるから、邪魔だとは思うけど嫌な気分にはなりません。

でもWordPressであれば、facebookとかで好きな画像を表示させつつ、自分のサイトにはその画像を表示させないってことも簡単にできるはずなんですよね。あるいは、画像を小さくして文字を横に回り込ませるなり、画像を記事の下の方に配置させるなりすれば、少なくとも「スクロールしなければ記事を読み始められない」という事態は回避できます。
個人のサイトで何をしようと個人の自由ですが、「他人のサイトで自分の記事を目立たせたい」という目的のために、サイトの可読性を犠牲にするのはもったいないことです。

もしかしたら、「記事を読みやすくするための配慮」のつもりでイメージ画像を載せている人もいるかもしれません。実際に、そういう意味のことを書いているウェブデザイナー向けの記事も目にします。「文字ばかりだと読みにくいから、画像があった方がいい」「イメージ画像は読者の興味を引き立たせる」みたいなことがもっともらしく書かれています。でもそれはたぶん嘘です。
確かに雑誌のような紙媒体なら、ページが文字で埋め尽くされていると圧迫感がありますし、イメージ写真を効果的に配置しながら文字と写真とスペースのバランスをうまく取ることは、記事の可読性を高めることにつながります。しかし、「判型」の概念がなく、基本的に「上から下へスクロールさせながら読み進める」という制約から逃れられないウェブでは、意味のないオブジェクトで画面の大半を覆うのは、ユーザビリティーを損なわせるだけです。記事の冒頭を読むのに、紙媒体なら視点の移動だけですむところを、マウスやキーボードの操作という物理的な手間を強いられるわけですから。
ウェブサイトに限って言えば、意味のない画像をでかでかと載せるくらいなら、文字だけの記事の方が断然読みやすいし、読者に対して親切だと思います。
もう少し突っ込んで言うと、イメージ画像じゃなくてタイトルや見出しにこだわってほしい。どうでもいい写真を素材集から引っ張ってくる暇があったら、よりわかりやすく、より読者の興味をひくタイトルを考えた方がずっと効果的だし、それこそが読者に配慮するということだと思います。

WordPressを使うってことは自分で何かしらのサーバーを管理してるってことだから、インターネットのリテラシーはかなり高いはずなんですけど、「読者がどのように感じるか」という「人の気持ち」に対するリテラシーが高いとは限らないってことでしょうかね。
でも、その手のイメージ画像を使っているサイトの多くは、実に読みやすいデザインなんですよ。文字も大きいし行間も広めに取ってあるし、1行あたりの文字数が多すぎることもない。色づかいもきれい。ただひとつ、記事の本文を覆い隠すように鎮座する巨大なイメージ画像だけが邪魔。本当に残念です。あれさえなければ完璧なのに。

ここまで長々と愚痴を書いてきましたが、実のところは僕が勝手に「読者」なんていう大きな主語に託してものを言ってるのが間違いで、「読者」とひとくくりにできるほどにはイメージ画像を不快に思う人は多くないのかもしれません。でも、あの風習がなくなると、インターネットはもっと快適になると思うんですよね。

AKB48選抜総選挙で指原さんが1位になった意味

2013年6月12日(水) 02:28 | アイドル

指原さんが1位になったのを見て、最初に思った感想は「これでAKBの寿命が2年くらい延びたな」でした。

どぎついスキャンダルを暴露されて、一時はアイドル生命の危機かと思った指原さんが、前年1位の大島優子さんや、アイドル完璧超人の渡辺麻友さんより多くの票をファンから集めたという事実は、「涙のひとつも出ない」と語った優子さんのスピーチが象徴するように、AKB選抜総選挙の歴史を塗り替え、AKBを次のステージへと進化させました。
たとえるなら、優子さんが前田敦子さんとともに築き上げてきた塔をまゆゆや松井珠理奈さんが必死に登ろうとしている横で、指原さんがもうひとつ別の塔をおっ立てて、ひとりで頂上に登ったようなもの。古い塔は、嫌な言い方をすると保守的な男性アイドルファンに媚びる道。指原さんが作った新しい塔は、スキャンダルをも糧にしながら、旧来のファンに媚びることなく新たなファン層を獲得していく道だといえます。
僕も指原さん1位という結果と、今後起きるであろう変化を歓迎します。古い塔の頂上を目指すゆえにメンバーが犠牲にするもの、心をすり減らすことが、「新しい塔に登ってもいい」というファンの同意によって軽減されるのなら、メンバーやスタッフにとってもいいことだし、ひいては古い塔に固執せず、新しい塔を目指すアイドルを楽しめるファンにとってもいいことだと思います。
アイドル界の最大勢力であるAKB48でこうした多様性が受け入れられたという事実は、他のアイドルにもいい影響を与えたと思いますし、逆に多様性とは対極の画一性を極めることでAKBとの差別化を図り、「スキャンダルまみれのメンバーが総選挙1位」という現実を受け入れられない人を取り込もうとするアイドルも現れるかもしれません。

思えばPerfumeやももいろクローバーZは、ファンに媚びずに活動の幅をどんどん広げて、一部のファンを切り捨ててでも新しいファンを獲得する道を選んだことで、今の地位を築いてきました。
変化を受け入れるファンは、変化を受け入れないファンより長く応援してくれます。年齢を重ねることは「劣化」ではなく「成長」ととらえます。男性ミュージシャンやプロレスラーとのコラボも「メンバー以外の人間をステージで見たくない」ではなく、「メンバーの新しい一面が見られるからおもしろい」と好意的に受け止めます。何より、変化を受け入れるファンが多い方が、メンバーは窮屈な思いをすることなく生き生きと活動できます。
Perfumeには過去にスキャンダラスな報道もありましたが、それで人気が大きく落ち込むことはありませんでした。保守的なアイドルファンが求めるような「自らの理想としての女性性を体現する姿」より、Perfume自身のキャラクターや音楽、テレビやライブでのふるまいなど、演者としてのパフォーマンスがファンに支持されているからです。

指原さんが1位となったことで、総選挙には感動を、アイドルには不断の努力と媚びた笑顔、そして一分の隙も許さない潔癖さを求めるような、熱心だけど厄介なファンは去るかもしれません。しかし、得るものはそれ以上に多いと思います。今回の総選挙になんとなく投票したライトなファンに「AKBっておもしろいじゃん」と思ってもらえれば、それは「変化を受け入れるファン」という、AKBにとっていちばん大切なお客さんとなります。
今回の総選挙の結果は、図らずも「変化を受け入れないファン」の呪縛から抜け出す絶好の機会となりました。これまでにも指原さんのスキャンダルへの対応、柏木さんに関する報道の完全無視といった「変化への伏線」があり、峯岸さんの事件ではAKBのあり方、アイドルのあり方そのものが厳しく問われた中で、いろいろな意味で「変化」の象徴である指原さんがファンに選ばれたことで、ひとつの答えが出されたわけです。

たぶん、AKBはこれまで以上にアグレッシブにいろんな仕掛けを打ってくると思います。それがすべて成功するとは思えないし、大きすぎる存在なだけにうまくやらないと軋轢を生みますが、それすらもネタにして、みんなで楽しめばいいじゃんという空気がグループの内外で醸成されたら、AKBは今よりもっと強いグループになります。
ただ、重大な問題があります。ファンが求める「変化」の水準に、運営が応えられるのかということ。今年のリクエストアワーの内容がファンに酷評されたのは、その時点での運営の限界を露呈してしまったように見えます。これからのAKBのファンは、これまでと同じことをしていては飽きてしまいますし、中途半端な仕掛けでは満足しません。ももクロの川上マネージャーのようなパワフルな人を運営に迎え入れて、新しいファンの期待に応えられるようなアイディアを打ち出してほしいところです。

変化を受け入れるファンを味方につけたAKBは、きっととてつもなく強い。寿命は2年どころか5年くらい延びるかもしれません。篠田さんは卒業してしまいますが、小嶋陽菜さんは30歳になってもAKBを続けていてほしいと個人的に思うし、新しいファンも小じわが増えた小嶋さんをアイドルとして支え続けてくれるんじゃないかと思います。

仙台へ行った記録

2013年6月13日(木) 03:13 | 日記

仙台駅構内
とある取材のため、仙台へ行きました。
朝の9時すぎに会社を出て新幹線に乗って、昼から取材で、夕方すぎには東京に戻るというあわただしいスケジュール。前に福岡へ行ったときみたいに、前日に現地入りして夜はのんびりお酒を飲むなんてこともできません。現場が仙台駅からすぐ近くだったので、市内を散歩する時間もなく、ただ会社と現場の往復に終わりました。
このままだと仙台へ行ったことすら記憶から消えてしまいそうなので、せめて記録には残しておきたいと思います。
仙台駅前
仙台駅を出たところから見える景色。都会です。
ビーフシチュー
わずかな空き時間に急いで食べた牛タン入りのビーフシチュー。肉がいっぱいでおいしかった。これが唯一の仙台らしい行動でした。
新幹線
東北新幹線に乗る機会はほとんどないので記念に撮影。仕事では、ずっと前に盛岡へ行ったとき以来、二度めの東北でした。

東京パフォーマンスドールっていう名跡の復活

2013年6月18日(火) 03:35 | アイドル

TPD復活ですってよ旦那。

1990年代前半に活動していた女性アイドルグループ・東京パフォーマンスドールが復活。新メンバーのプロフィールがこのたび明らかになった。

東京パフォーマンスドールは当時、篠原涼子、市井由理、穴井夕子らが在籍し、日本武道館での2DAYS公演を成功させるなどの支持を集めた人気グループ。今回プロフィールが公開された“新生”東京パフォーマンスドールは全国8800名の中から選ばれたメンバー10名で構成される、平均年齢15歳の新人ガールズグループとなる。彼女たちは“元祖”東京パフォーマンスドールの精神を継承し、唯一無二のパフォーマンス集団となることを目標に掲げている。

なお彼女たちは6月19日(水)に東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて記者会見を開催。この会見の模様はニコニコ生放送で生配信される。

(ナタリー)

このニュースが出る少し前から、19日のイベントの告知がウェブサイトに上がっていて、ずっと気になっていました。リーダー木原さんが八木田さんとか木伏さんとかの元メンバーを集めて、ドリムスみたいにTPDの再結成でもするのかしらとドキドキしながら続報を待っていたのですが、真相はTPDの名のもとに全く新しいアイドルグループを結成するということでした。
後で知ったのですが、木原さんもTPDの復活については聞いてなかったそうです。新しいTPDは、僕らのよく知ってる古き良きTPDとは完全に別物ってことらしいです。

気になるのが、8800人の中から10人を選んだというプロセス。どんな名目でオーディションをやったんだろう。普通に「新しいアイドルグループ」っていう呼びかけで集めたんですかね。応募する女の子にとっても、すでにできあがってるグループに加入して埋もれてしまうより、新しいグループのオープニングメンバーの方が可能性があるって考える人は多そうです。運営会社も信用できそうだし。
でも、それで結成されたグループの名前がもろ「昔の名前で出ています」で、みんなどんな気持ちだったんだろう。TPDって篠原涼子さんのおかげで名前だけはみんな知ってるけど、決してブレイクはしてないし、モーニング娘における「LOVEマシーン」のようなヒット曲もないし、なんとも微妙な名前を付けられちゃったなぁ、ってのが第一印象ではないかと思います。

アイドル戦国時代なんて言われたりもする昨今のアイドルブームですが、見渡してみるとTPD的なアイドルはいないので(強いて挙げるとしたらE-girlsでしょうか)、枠は空いてるといえば空いてます。ただその「枠」に需要があるかどうかは別問題です。接触イベントなし、CDのリリースイベントも最小限。ライブではMCがほとんどなしでアイドル的な自己紹介もなし、ガチな歌とダンスだけで勝負する。ヲタ芸や推しジャンプのような地下アイドル的なノリは排除。TPDの名前を使うなら、せめてこのくらいは徹底してほしいものですが、果たしてそのようなアイドルに付いてくるファンはいるのでしょうか。
それでも、新生TPDがブギシューとかカメレオン・カフェとかバッドディザイアーとかLOVEが泣いてるとかの初期TPDの曲を各メンバーがソロで歌って、最後はみんなでウィーパラで締めたりすれば条件反射で泣いちゃうおっさんもいるかもしれないので、少しだけ期待したいと思います。

東京パフォーマンスドールがどんなグループで、どんな曲を出していたかを知りたい方は、僕が4年前にTPDのベストアルバムを買ったときに書いた記事をご覧くださいませ。
つい出来心で東京パフォーマンスドールの「ゴールデン☆ベスト」を買っちゃったから、ついでに全曲紹介するでござるの巻・前編
つい出来心で東京パフォーマンスドールの「ゴールデン☆ベスト」を買っちゃったから、ついでに全曲紹介するでござるの巻・後編

都議選がありました

2013年6月24日(月) 00:43 | 日記

自分が投票した候補は負けちゃったし、自民党が圧勝したのは最悪ですが、都議会では民主党だって与党みたいなもんだし、その民主党より共産党が多くの議席を獲得したことは、個人的には参院選に向けて多少の希望が持てる結果でした。
ここまでの経済政策の成功でノリノリの自民党ですが、調子に乗りすぎたのかワタミ会長の渡邉という労基法違反の凶悪犯罪者にして過労死の殺人犯という、まともな先進国であればお日様の下を歩けない、まともな発展途上国であれば労働者にボコボコにされて殺されるであろう、日本という特殊な国だからこそ命がつながっているような人間を国会議員にさせてあげようというありえない狂いっぷりを見せているので、たぶん20代や30代の票をかなり失うと思われます。だからといって参院選で自民党が負けるとは思えないですが、現状で労基法違反をきちんと糾弾する政党は限られているので、自民党がワタミ会長を参院選に立てたおかげでそういう政党に票が流れるとすれば、ドヤ顔で労基法を破ったり個人相手にSLAPP訴訟を仕掛けたりするような企業や経営者が社会的に抹殺されるようなまっとうな世の中が少しくらいは近づくんじゃないかと、かつて超ブラックな山口組のフロント企業で働いていたこともある労働者のひとりとして期待しています。

2か月ぶりの渋はちライブ

2013年6月27日(木) 00:23 | アイドル

メンバーを見たら「うめ子+かえぴょん+4期生+5期生」という何かが起きそうな組み合わせだったので、急きょチケットを買うことにしました。ファン様クラブの先行予約ではなく一般の先行予約で買ったところ、渋はちでは初めての2階席になりました。
2階の最前列だったんですけど、距離的には1階最後列の立ち見席よりちょっと遠い印象。メンバーの表情はよく見えなかったものの、ステージを上から見渡せるから、みんなのダンスを見るにはとてもいい位置でした。

それではさっそく、今日の渋はちライブとアイドリング!!!のゆかいなステージを振り返ります。

・開演前に祐奈ちゃんと佳蓮ちゃんがふたりでぬるっとした影ナレ。何度も噛んだり言い直したりしながらひととおり注意事項を話し終えたあとに、「佳蓮たんかわいい」「そういうのいいから」みたいなぬるっとしたやり取りを聞かせる、アイドルオタクの心理をよくわかってる祐奈ちゃんでした。

・今日のメンバーを見た第一印象。瑠夏ちゃんやせた?

・尾島さん髪伸びたなぁ。なんかぼさぼさな感じだったし、思い切ってばっさり切ってもいいのでは。

・祐奈ちゃんのアイドル力がものすごく際立っていました。なにあの完璧すぎるアイドル。表情とか振り付けとか、たまに客席に手を振るようなしぐさとか。河村さん以外は同期と年下と後輩というメンバーだから、いつも以上に弾けていたんでしょうかね。3年くらい前にまいぷるさんが「あの子はアイドルになるために生まれた」みたいなことを言ってたのを思い出しました。

・祐奈ちゃんに負けないくらいアイドルだったのが楓ちゃん。今日のライブでは4期生全員の「犯人はあなたです」、5期生全員の「ベタな失恋~渋谷に降る雪~」、楓ちゃんソロの「放課後テレパシィ」、うめ子さんソロの「3度目の記念日」があったのですが、楓ちゃんのソロも完璧なアイドルでした。3月3日の渋はちで「赤いスイートピー」を歌ったときもそうでしたが、ソロで歌うときのあのかわいさを発揮できる場をもっと増やしてほしいと思いました。

・河村さんもソロでは本気を出してた。この日のうめ子さんは、主役を4期生に任せて一歩引いた立場だったのですが、今日の「3度目の記念日」は、僕がこれまでテレビやライブでいろんな人が歌うのを見てきた中で、誰よりもうまかったと思います。うめ子ファンにとっては最高の夜になりました。

・そんな河村さん、「キャラメルラテ飲み行こー!」の最後のサビの直前で、高橋さんにカンチョーをしてるように見えました。たぶん1階席からだとわかりにくかったと思います。くるみんは苦笑いしてました。

・恒例の生声コーナーは「Don't think. Feel!!!」。ここでなんと祐奈ちゃんが曲の出だしを間違えるというアクシデントで、歌い直しになってしまいました。河村さんによると生歌での失敗は史上初だそうです。歴史的瞬間に立ち会えて幸せです。

・生歌でも河村さんは後列に回り、メインは後藤・橋本コンビと倉田・伊藤・石田トリオ。意外だったのが後藤さん。いつもは変に力の入った歌い方ですが、生声だとなぜかいい具合に力が抜けて、でも声はしっかり出ていて、いっしょに歌った楓ちゃんの声がかき消されるくらい。後藤さんはきちんとトレーニングすればそれなりに歌えそうです。そして石田さんは、生声のときはメインボーカルオーディションの「森のくまさん」のときと同じ動きで、妙に気になってしまいました。正直、大人メンバーが河村さんしかいない生声はどうなることか心配していたのですが、最初のミスを除けば思いのほかうまく歌えていて、びっくりしました。

・もうひとつの史上初が、祐奈ちゃんが「Don't be afraid」の大サビを歌ったこと。これまでお台場合衆国や品はちやジュクはちや渋はちでも歌ったことなかったんだ。意外でした。本人はすごく緊張したと言っていましたが、ちゃんとうまく歌えてたし、2階席から見た祐奈ちゃんは「センター感」が全身からあふれ出ていました。頼もしいです。

・今日のセットリストはたぶんあとで玉川さんがブログに書くと思いますが、全体的にニコはちっぽいセットリストだと思いました。新曲のレコーディングやPV撮影やリリースイベントで忙しかったでしょうし、レアな楽曲を入れる余裕がないのかもしれません。

そんな感じで、ひさしぶりの渋はちライブを楽しみました。
20人のライブもいいけど、10人くらいの規模だとメンバーひとりひとりを追いかけやすいのがいいですね。

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