握手会を壊した犯人の心理を解き明かしてほしい

2014年5月26日(月) 00:56 | アイドル

25日に岩手県滝沢市で行われたAKB48の握手会で、メンバーの川栄李奈(19)、入山杏奈(18)と男性スタッフ1人が、青森県十和田市の無職の男(24)にノコギリで襲われ、病院に搬送された。運営会社によると、川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折と裂傷で、それぞれ手術を受けた。
(スポニチアネックス)

起きてはいけないことが起きてしまいました。
握手会に来る客が100人いたら、おそらく99人はアイドルに会いたくて来ているわけだから、わざわざアイドルを傷つけるようなことをするわけがありません。
でも、どんな事象にも例外はあります。
AKB48のようにファンの母数が莫大であれば、こうした悲劇が起こりうる確率は誤差の範囲とはいえなくなります。
過去にはジョン・レノンが、ファンと称する人間に撃たれて命を落としたこともありました。
川栄さんも入山さんも幸いなことに指の骨折ですみましたが、精神的なショックはかなり大きかったと思います。今後もAKBでがんばっていくとしても、二度と握手会に出たくないと言ってもおかしくありません。
本人はなにひとつ落ち度がないのにこんなかわいそうな目に遭ったんだから、AKBのスタッフも、川栄さんや入山さんと握手したいためにCDを買ったファンも、ふたりが握手会に出なくても何も言わず、そっとしてほしいと思います。

僕もアイドルファンのひとりとして、犯人に対して強い怒りを感じています。
こんなことは二度とあってはいけません。
アイドルファンによるアイドルへの凶行が起きないように、手を打たなければいけません。
そのためにはどうすればいいか。
ひとつは警備の強化。握手会自体をやめるのは難しいと思うので、せめて警備員の数を増やす。各メンバーの横に警備員をひとりずつ配置し、客の後ろにも常時警備員が見張っている形にする。それくらいやらないと、今回みたいな事件は防げません。
そうすると、今よりもスタッフの人数が格段に増えて人件費が恐ろしいことになると思いますが、メンバーの安全を守るためにはそれくらいやらなければいけません。

もうひとつは、今回事件を起こした犯人の動機をきちんと調べること。
もちろん、個人的に何の利害関係もないアイドルを切りつけようという発想が出てくる時点で、心がまともであるはずがありません。でも、「精神が異常だから」といって例外として扱ってはいけない。必ず、何かきっかけとなるようなものがあったはず。
最終的に犯人を凶行にたきつけたものは何か。なぜ犯人は、それによって凶行にたきつけられたのか。専門家の力で、ぜひそこを解き明かしてほしい。
犯人の心理がわかれば、スタッフやメンバーにとっては「何かやらかしそうなやばいファン」をあらかじめ遠ざけることもできるかもしれない。ファンも、犯人と似たような心理状況に陥ったときに「同じような心理状況に陥った人間がああいう犯行をした」とわかれば、歯止めが利くかもしれない。
このあたりは、警察はぜひともていねいに進めてほしいものです。ただの傷害事件として雑に扱ってほしくありません。

犯人の動機やそこに至る心理が明らかになったら、まるで自分の心をえぐられたかのように感じるファンもいるかもしれません。
そういう人は、残念だけどアイドルを応援するのに根本的に向かないので、世のため人のために、「実在する生身の人間に依存する」という行為をいったんやめるべきだと思います。
アイドル自身も、もちろんスタッフも、そういう心理を持つ人間は突き放した方がいい。嫌な言い方だけど、まともなファンだけを選んで、実害を及ぼしそうなファンは切り捨てる勇気を持つべき。そうすれば、自然とまともなファンだけが増えていくはずだし、握手会で刺されるリスクも減ると思います。

もしかしたら、アイドル史における重要なターニングポイントになるかもしれない今回の事件。
アイドルの運営も、僕たちファンも、みんなが幸せになるにはどうすればいいかを考え、実践しなければいけないと思います。

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コメント

今回の様な事件を解決するには警備強化だけで無く、犯人が何を考え何を思って凶行に走ったのかを知るのも大事なんですよね。

実際警備を強化しても100%守れるという保証があるかというとそうではないと思いますからね。

こういう事件が起きるとすぐに「犯人にどのくらいの罰を与えるべきか」みたいな話になって、「犯人を叩く材料として」犯人の人となりや経歴を知りたがる人が多くて、実際に週刊誌やワイドショーなどの報道はそうした興味に沿うような内容になっていたりしますが、それって憎しみを増幅させる以上の効果がないどころか、憎しみが暴走して変な世論ができたりして、むしろ有害だと思っています。
それよりは「なぜ犯人はあのようなことをしたのか」という部分を掘り下げて、今後同じことが起きないためにはどうすればいいのか、自分たちにも何かできることがあるのではないか、そういうことを考えた方がいいと思います。「警備を強化する」というのは効果的だし絶対に必要なことではありますが、根本的な解決策ではないですからね。

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