アイドリング!!!のファンじゃない人に見てもらいたいと思った渋はちライブ90年代カバー

2014年4月17日(木) 02:18 | アイドル

今日は90年代カバーライブだって言ってたのに、最初の3曲はニコはちライブでもよく歌っているアイドリング!!!の持ち歌でした。
のどを痛めて出られなくなった酒井さんの影響なのか、あるいは一部のファンからの「アイドリングの曲を増やしてほしい」という要望に応えたのかはわかりませんが、これまで僕が見たカバー曲ライブとは違った意外なスタートでした。

いつものようにメンバー10人の自己紹介が終わり、ここからは90年代のヒット曲のカバー。
「90年代カバー」は去年の12月に一度見に行きましたが、このときのセットリストはアイドルソングが中心でした。今回はアイドルという縛りがなくなり、歌われたのは90年代に大ヒットしたJ-POPでした。

一発目は篠原涼子さんの「恋しさとせつなさと心強さと」。マウントレーニアホールの隣の箱でがんばっている東京パフォーマンスドールに捧げる歌、というわけでもないんでしょうけど、とにかく僕らの世代には懐かしい曲です。
この曲は大川さんと伊藤さんと高橋さんの3人で歌ったのですが、みんな高い音がきつそうでした。今思うと、旧TPDは涼子さんだけでなく、米光さんも川村さんも高音が安定していたイメージがあります。90年代前半のアイドルソングって、TPD以外でキーの高い曲は少なかったですよね。流れが変わったのはSPEED以降でしょうか。

次の曲はなんと玉置浩二さんの「田園」。すごい選曲です。
この曲も女性が歌うとかなりキーが高くなるし、決して簡単な歌じゃないと思うんですけど、河村さんと古橋さんのふたりは堂々と歌いきりました。河村さんは声に力と感情を込めていたし、古橋さんは荒削りだけど声量とキーの高さはアイドリングでトップクラス。かなり完成度の高い、見応えのあるデュエットでした。

続いてはDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」。たたみかけるようにメガヒット曲が続きます。
歌うのは楓ちゃん、玉川さん、清久さんと関谷さん。音程が不安定な玉川さんも、頭の中では吉田美和さんの歌声をはっきりとイメージしていたのでしょうか、なんかそれっぽく聞こえます。レイアちゃんはいつものお子ちゃま歌唱。でも確実にうまくなっています。楓ちゃんはどんな曲を歌っても「ピンク色」なイメージ。やっぱりこの子はアイドルになるために生まれてきたんだと思います。そして関谷さんが、締めるところをびしっと締めます。
アイドルがドリカムをカバーするなんて、メンバーもスタッフも勇気が要ったと思いますし、見てるこっちも心配でしたが、見事にやりきりました。

そしてミケーラさんが誕生日の前日ということで、お祝いを兼ねてひとりで歌ったのが相川七瀬さんの「BREAK OUT!」。これが思いのほかはまっていました。
ミケーラさんの場合はアイドルっぽい曲より、ロックテイストの強い曲の方が合いますね。途中から本当に相川さんとだぶって見えてきたんですけど、でも歌っているのはミケーラさん。「相川さんなのに変に背が高くて変にスタイルがいい」という不思議な違和感を抱いてしまうくらいはまっていました。

前にも書いたと思いますが、アイドリング!!!がカバー曲を歌うと、いつもの持ち歌ではなかなか見られない、メンバーのいろいろな個性が見えてきます。
ファンにとってはこんなに楽しいことはありません。
メンバーも、持ち歌では表現しきれない新しい一面を見てもらうために、リハーサルに時間を割き、一度限りのステージにのぞむわけです。
平日の夜6時45分に渋谷へ行ける人は限られるとは思いますが、東京近郊に住むファンはぜひライブを見に行ってほしいと思います。普段歌わない曲に挑戦するからこそ見られる、メンバーの意外な魅力に出会えるので。
ネット上のコメントを見ると「カバー曲は見たくない、アイドリングの曲だけ見たい」という人がたまにいますけど、なんで自分から視野を狭めてしまうのかなぁ、と不思議に思います。アイドルのライブに限らず、エンターテイメントは「楽しいものを見つけよう」という前のめりの姿勢で見た方が楽しいに決まってるのに。

最後の3曲はこの日のメンバー10人全員で。
My Little Loverの「Hello, Again」。原曲よりキーを1音上げていたように聞こえました。高音部はみんな苦しそうでしたが、意外にも大川さんの歌声がいちばんはまっていました。
大黒摩季さんの「ら・ら・ら」。こちらは原キーでした。河村さんのアイドルっぽくないパワフルでエッジの効いた声は、こういう曲を歌いきるためにあります。
最後はアイドリングの持ち歌でもある「EZ DO DANCE」。初めて歌ったのが2012年11月の12thライブで、あれ以来ニコはちライブでは2回に1回くらい歌ってるから、ずいぶんと息の長いカバー曲になっています。

今回のカバー曲は25歳以上の人なら知ってる曲ばかりなので、アイドリングのオリジナル曲を知らなくても楽しめたと思います。特に今日のライブは、ロックな曲調が似合う古橋さんとミケーラさんの活躍で、原曲の良さをうまく生かせたライブになりました。
これをアイドリングのファンだけのものにしておくのはもったいない。誰もが知ってる曲だったら、アイドリングのことを知らない人もとっつきやすいと思うので、カバー曲のライブを新しいファンを増やす手段に使えないものかと、ただのファンのくせにいろいろ考えてしまいました。

最後に、今日見たメンバーの印象について。
いつもより前の方の席だったので、メンバーのことがよく見えました。衣裳は5thアルバムのリリースイベントで着ていた金色のやつでした。
最初に驚いたのが、河村さんがかなりやせてたこと。心配になってしまうレベル。ライブでも、いつもより心なしかおとなしい感じがしました。ずっと舞台をがんばっていましたからね。
関谷さんのダンスはあいかわらずのオーバーアクションでした。よく谷澤さんと比較されるんですけど、谷澤さんとも違うんですよね。野元さんとも違う。強いて言えば谷澤さんのアクションに大川さんのキレを加えた感じだけど、背が低いからそれが変なバランスになって、なんか変な感じになります。まだライブを見たことがないという方は、関谷さんのダンスをぜひ一度生で見てほしい。
それと、高橋さんがいつにも増してかわいかった。番組ではなかなか目立たないけど、あのアイドル性能の高さはほかのメンバーにないものなので、これもぜひ一度生で見てほしい。たぶん印象が変わります。

次は2週間後の5期生ライブを見に行きます。あの4人が何を見せてくれるか、今から楽しみです。

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コメント

初めまして
5期生公演の書き込み 楽しみにしてます

ありがとうございます。
高橋さんの滑舌、石田さんのガラガラ声、玉川さんが何曲めで泣くか、清久さんの無表情さなど見どころは多いので、ライブを見られない方にも楽しさを少しでもお伝えできればと思います。

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