AKBメンバー全員ソロCDを出せばいいじゃんという妄想

2012年10月 3日(水) 01:58 | アイドル

なんかまたメンバーの合コンが週刊誌で報じられたりと、今年に入ってネガティブな話題が途切れることがないAKB48。すでに男関係でAKBから2人、HKTでも何人か解雇されました。一方で似たようなことをして解雇されなかったメンバーもいました。大人の世界って複雑です。

多田愛佳さんがHKT48への移籍を決めたとき、その理由について「上も下も詰まっている」と語りました。この言葉には少なからぬ批判もありましたが、これって一部の選抜常連を除く大半のメンバーが、多かれ少なかれ抱えている悩みではないかと想像します。AKBでいくら努力してもなかなか認められない「自分の存在意義」を求めて、らぶたんは悩んだ末に福岡行きを決め、はるごんとまりやんぬは海を渡ることを決意しましたが、一部のメンバーがこれまで以上に合コンに精を出すようになっても無理もないかもしれません。
アイドルがプライベートでどれだけ合コンをしようが自由だと思いますし、それが原因ですぐにメンバーを解雇するのはよくないと個人的には思うのですが、いずれにしてもAKBでモチベーションを保ちづらい今の状況はあまり健全ではないと思います。
だから、運営は非選抜メンバーにもちゃんと光を当ててあげるべきだと思うわけです。

正規メンバー全員にソロ曲をあげて、全員のシングルCDを出す。
すべてのメンバーに光を当てるための仕掛けとして、僕が個人的に推したいのがこれです。

AKB48名義でのソロCDは板野さんを皮切りに、すでに何人かのメンバーがリリースしています。また、シングルCDにはなっていないものの、劇場公演でソロ曲を与えられているメンバーもいます。だけど、いまだ大半のメンバーにソロ曲はありません。
アイドルにとって楽曲は名刺のようなもの。しかし、「AKB48」という名刺に対応する「顔」は、AKBをよく知らない一般人にとっては大島さんや篠田さん、板野さん、小嶋さん、指原さんなわけで、真っ先に片山陽加さんとか島田晴香さんの顔を思い浮かべる人はきわめて少ないわけです。あまり知られていないメンバーにとって、AKB48という名刺は「名は体を表さない」ものでしかないのです。
だったら、メンバーがみんなオリジナルの、自分だけの名刺を持てばいいのではないでしょうか。

過去には、AKBにも大きな影響を与えた東京パフォーマンスドールというアイドルがそれに近い方式をとっていました。もともとTPDのライブはソロ曲やユニット曲が主体という特殊性はありましたが、フロントメンバーと呼ばれる、AKBでいうところのメディア選抜にあたる7人のメンバーは、それぞれひとりで何枚もソロシングルを出しています。ブレイク前の篠原涼子さんが、「スコール」という曲で単独で音楽番組に出たこともありました。
AKBも、人気のある人から順番にソロデビューさせるのではなく、正規メンバーを全員ソロデビューさせてしまえばいいと思います。
もちろん、今や正規メンバーだけでも70人くらいいるから現実的には難しいと思うのですが、曲はコンペで数百曲単位で集められるみたいですし、歌詞もコンペにして、提携しているレコード会社をフル動員してアレンジャーもフル動員すれば、そんなに非現実的な話でもないような気がします。CDを出すとしたら、カップリング曲までオリジナルにするのは難しいでしょうから、カップリングにはAKBの既存曲のソロバージョンを収録すればいいと思います。
CDをプレスして流通させるのがたいへんなら、配信のみにするとか、公式サイトの通販のみで受け付けるとかすればいいでしょうし。でも個別握手会のチケットをつければ、CDを出しても十分に元は取れるんじゃないかと思います。

これをきっかけに、有名ミュージシャンに曲を提供してもらうのもおもしろいと思います。たとえばももクロは大槻ケンヂさんに詞を書いてもらったこともあったし、次の曲は布袋寅泰さんが作るという話ですし。アイドリング!!!が堂島孝平さんや奥華子さんの曲、木村カエラさんの詞を歌うように、でんぱ組.incがかせきさいだぁさんから楽曲をもらったように、AKBも劇場公演とは切り離された場所でなら音楽的にも冒険できるでしょうから、おたがいのネームバリューを利用しあいながら、いろいろ試してみてもいいと思います。ミュージシャンの中にもぜひAKBの推しメンに曲を書いてみたい、自分の書いた曲を歌ってもらいたいという人はいるでしょうし、歌詞ならミュージシャンに限らず、たとえば小森美果さん推しの芸人さんが彼女のために詞を書くというのもありだと思いますし。
音楽的にも、AKBの延長上でしかない従来のソロ曲やユニット曲とは一線を画して、がんがん攻めるべきだと思います。極限までぶりっぶりな曲を作るとか。AKBが本気を出せば、ももクロの佐々木彩夏さんの怪曲「だってあーりんなんだもーん」も超えられるんじゃないですかね。あるいはパンクやデスメタル方向に振れてみたり。ぱすぽ☆みたいに、作曲ではなく演奏で大物ミュージシャンに参加してもらうのもいいですね。
もしくは演歌の岩佐美咲さんに対抗して、浪曲とかシャンソンのような、今までアイドルが踏み入れなかったジャンルに挑戦してみるとか。70人近くいるんだから、埋もれないように個性を出していきたいところです。
もしかしたら「歌」ですらなくてもいいかもしれません。綾小路きみまろさん風な漫談とか、あるいは古典落語に挑戦するとか。歌でアピールできないメンバーは、歌じゃない別の方法でアピールすればいいんです。

すごい、なんかめちゃめちゃ楽しそう。アイドルの可能性を大きく広げる試みかもしれない。これぜひやってもらいたい。

普段はなかなか光が当たらないメンバーにとっても、「自分だけの曲」があるのはモチベーションにつながるでしょうし、メンバーを推すファンにとってうれしいことだと思います。何より、楽曲が評判になれば人気が出て、テレビにもたくさん出られる可能性が開けるわけですから。
いろいろなしがらみの中でメディア選抜がほぼ固定されている現状では、今のまま「努力」を続けたってテレビに出ることすら難しいわけで、そんなメンバーに「売れたい」というモチベーションを維持させるためには「売るべきもの」、つまり各メンバーのオリジナル曲を用意するのがいいと思うんですよね。

70人近いメンバーがいっせいにシングルCDを出すなんて大掛かりなことはAKB48にしかできないので、人気と資本力があるうちにやるべきだと思います。推しを悲しませるような海外移籍とかそういう話題はいらないので、もっとファンもメンバーも明るい気持ちになれるような仕掛けを打ち出してほしいものです。

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