うちは東芝でした

2006年6月 8日(木) 23:36 | 日記

「シンドラーのリフト」と最初に言ったのは俺だ、などと全くもってどうでもいい主張をしている人が日本に何人いるのかは知りませんが、「あっちのシンドラーは命を助けたけど、こっちのシンドラーは人を殺した。同じシンドラーでも大違いだな」などとのたまう不謹慎極まりない人が何人いるのかも知りたくありません。

これっていつかの三菱自動車と同じだな、ということもいろいろなところで言われています。違うことといえば、三菱自動車の事件では関係ない多数の社員が職を失ったこと。シンドラーがつぶれても失業者は少ないうえ、今は好景気みたいなので再就職も三菱の時と比較すれば容易でしょう。
社長のコメントも怒りを買いました。ただ一般論として、「自分以外の誰かに責任があるという可能性が100%否定されない限りは絶対に自らの非を認めるようなことは言わないし、謝罪もしない」というスタンスは、株主の金と社員の生活を一身に背負っている社長にとっては当然なわけです。逆に、捜査中の段階で「うちのエレベーターに欠陥があった」なんて認めてしまったら、それこそ欧米の株主に「お前今すぐ社長を辞めろ」と詰め寄られます。シンドラー社に非があるかどうかは、あくまで刑事裁判によって決まるわけで、それが終わるまでは「推定無罪」。わざわざ自分から罪をかぶる理由はありません。
とはいえ、社長の発言によって、僕を含めてたくさんの人が同社に対して「この会社は真性のキ○ガイか」と思ったのは事実です。人と人との関係、人と会社との関係は法律じゃなくて、もっと下世話なところで成り立っているわけです。怒りを買ったらそこで終わり。たとえ法律的には問題がなかったとしても。みんな、法律なんかより人の心を気にしながら生きています。

とりあえず、うちの会社のエレベーターは東芝でした。乗る前にメーカーが分かるといいのにね。

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