さようならQWERTY、こんにちはDvorak

2006年4月27日(木) 01:09 | 日記

普段僕たちが使っているパソコンのローマ字配列は「QWERTY配列」と呼ばれています。2段目の左から「Q、W、E、A、T、Y」という順に並んでいるために、このような呼び名がついています。
ここをご覧の方の中には、「QWERTY配列」という言葉自体初めて聞いたという方もいるかもしれません。そもそも、今使っているキーボードの配列以外に、別の配列があるのか。おそらく、ほとんどの方はQWERTY以外の配列を見たことがないでしょう。区別する必要のないものに名前なんていらないわけですから、「QWERTY配列のキーボード」などと呼ばずに、単に「キーボード」と呼べばいいわけです。

しかし、この配列には大きな欠点があります。
それに気付いたのはつい先日。仕事でテープ起こしをしていた時のことです。
テープ起こしというのは、会議や講演などを録音したテープを聞いて、それを文字に打ち直すという作業のことです。
1時間の座談会のテープを、えんえんと文字に書き起こす作業。気がつくと、文字数は2万字を超えていました。左手がもつれて、動きがだんだん鈍くなります。テープのスピードに打鍵のスピードが、どんどん引き離されていきます。
手が疲れる。こりゃだめだ。
QWERTY配列の限界を感じた瞬間でした。
もともとこの配列は、タイピングの効率とは全く無縁のものです。打ちにくい配列に、僕らがわざわざ付き合っているだけのことです。この「わざわざ」なんて本当に打ちにくいですね。左手の薬指と小指を交互に動かすわけですから。そりゃ手も疲れますよ。

もっと効率のいいタイピングはないものか。まさか今さらJIS配列のかなタイピングにするわけにもいかないし。疲れないローマ字入力があれば、ぜひ乗り換えてみたい。
そう思って調べてみたら、ありました。「Dvorak(ドヴォラック)配列」です。

Dvorak配列の特徴は、母音を表す文字、つまりA、I、U、E、Oが3段目の左側に並んでいることです。逆に、子音のほとんどは右側。これにより、右手と左手で交互に打てるだけでなく、左手はほとんど3段目から動かさずにすむため、手の負担がQWERTY配列より大幅に軽減されます。ギネスブックに載った世界一タイピングが速い人もDvorak配列を使っていて、スピードも実証ずみです。

さっそく、Dvorak配列を使った日本語ローマ字入力の「DvorakJP」を試してみました。
やっぱり、キーの場所を覚えるのが一苦労です。初めてワープロを使った時のことを思い出しました。当時はJIS配列を使っていて、平仮名を直接打ち込んでいましたが、あの頃と同じようにいちいちキーを見ながらじゃないと打てません。
僕がQWERTYのローマ字入力を始めたのは1995年でした。かれこれ11年も慣れ親しんだキー配列から、今さら乗り換えるのはかなり苦労しそうです。でも、Dvorakをマスターしたら今よりタイプ速度が上がり、手の疲れもなくなると思うので、なんとかものにしたいと思います。

これを読んで興味を持った方は、「DvorakJP」のサイトに詳しい説明と導入方法が記載されているので、ぜひ試してみてください。

ちなみに、今日の日記もがんばってDvorakで書こうと思ったのですが、最初の2行くらいでギブアップ。つらくなってきたのでQWERTYで書いてしまいました。キーの場所が分からないと、なんかこう、頭がかき氷を食べた時みたいに痛くなるような感覚に襲われます。そこまでしてDvorak配列を覚えなくてもいいのでは、と思うこともありますが、このくらいの長文もDvorakですらすらと書きこなせるようになればきっといいことがあると思うので、もう少しがんばってみようと思います。

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