2013年1月21日(月)の日記
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アイドリング!!!の「再会の日SP」を見に行きました

2013年1月21日(月) 02:33 | アイドル

再会の日
来ないと思っていたズミさんが来てくれた。

小泉さんがVTRで出てきただけでも、会場は大盛り上がりでした。芸名が小泉瑠美から長谷川瑠美に変わっても、見た目の雰囲気が昔と変わっていても、出てくる言葉のひとつひとつがいちいちおもしろくて、僕がアイドリング!!!を見始めた2008年当時の小泉さんを思い出しました。5年前にはリアルタイムで見ておらず、再放送を録画したものを何本か見ただけですが、1期生9人時代の小泉さんの破壊力はさらにすさまじかったようですね。
その小泉さん改め長谷川さんが来たときのメンバーの反応と会場の歓声。プロデューサーの門澤さんが「ファンタジー」という言葉を使っていましたが、あの場にいたみんなが、奇跡に胸を震わせていました。

1月18日に開催された「再会の日」とは、5年前の2008年1月18日に放送されたアイドリング!!!で、「理想の5年後」という企画の中でMCの升野さんが「5年後に球体に集まろう」とその場のノリで言って、門澤さんが「なんとかします」と答えたのをきっかけに、当時のメンバー1期生9人が本当に5年後に集まって生放送をやるという企画です。
去年のアイドリング!!!12thライブで開催が発表されたとき、長谷川さんは「大人の事情」で来られないという話でした。当時所属していた事務所を辞め、一時は芸能界からいなくなりかけた中から、芸名を変えて再出発するという複雑な経緯があったため、それも仕方がないのかなと思っていたら。
本当になんとかしてくれた。
フジテレビが本気を出して、長谷川さんを連れてきてくれた。
裏側にどんな「大人の事情」があったかは知りませんし、誰がどれくらい頭を下げたかはわかりません。とにかく、9人そろったことがうれしいし、あの場で同じ感動を共有できたことが幸せでした。

2013年1月18日を迎えられたのは、いくつかの幸運が重なった結果だと思います。
まず、アイドリング!!!が升野さんが言うところの「二流アイドル」だったこと。これが一流になると、お金の匂いに敏感な大人たちが各方面からすり寄ってきて、卒業メンバーも無事ではいられなかったかもしれません。変な使われ方をして芸能人として消費され尽くしてしまうか、あるいは一流であることのプレッシャーに負けて、スキャンダルを起こして芸能界にいられなくなってしまうか。
一流アイドルではないアイドリング!!!の卒業生たちは、幸か不幸か、それほど目立つことなく細々と活動を続けています。最近は谷澤さんががんばっていますが、決して「元アイドリングだから使ってもらった」というわけではなく、「おもしろい子がたまたまアイドリングに所属していた」ということで、むしろ谷澤さんを通してアイドリングの名前が知られるという、そんな程度の認知度です。
だから元メンバーも無駄にすり減らされることなく、メンバー同士の交流も絶えることもなく、5年経ってもあの頃のままでいられたわけです。実はこれがいちばん難しいことで、誰ひとり変なことにならなかったのは奇跡といっていいかもしれません。

もうひとつは、アイドリング!!!の番組が5年前とそんなに変わらない形で、今も続いていることです。何度かメンバーチェンジはあり、スタッフも入れ替わっていますが、「笑い」を軸に据えるという基本は変わっていません。
もし何かの間違いでアイドリング!!!がバカ売れしたり、あるいは逆に人気が低迷したりしたら、テレビ局の偉い人なり芸能事務所なりの方針で「アイドルっぽいかわいさを前面に出す」とか「夢に向かって努力している姿を見せる」みたいな方向にシフトしていたかもしれません。でも、そういう方向で勝負したら他のアイドルに勝てませんから、番組もグループも長続きしなかったでしょうし、「約束の日」もなかったことにされたかもしれません。
1期生衝撃事件簿
何よりすばらしいと思うのは、1期生がひさしぶりに集まった記念すべき日なのに、番組の内容の半分くらいがトイレを流さないだの風呂に入らないだの息が臭いだのストッキングが臭いだのと、感動とは最も遠いところにある品のない暴露話だったこと。メンバーが率先して自分の身を削って、あるいはメンバー間の連携プレイで笑いを取りに行く姿勢。
そのDNAが今のメンバーにもしっかり受け継がれていて、今でも20人がそれぞれのやり方でいつでもみんなを楽しませようとしてくれています。どんなしんみりした場面でもただ涙にくれることを良しとせず、演者もスタッフも必ず「笑い」をぶっ込んできます。僕らファンは、そんなアイドリング!!!の姿勢を全面的に支持しています。
そんなアイドリング!!!の文化の基礎を築いたのが1期生。そう考えると、この9人がものすごく偉大な存在に見えてきます。

1号加藤沙耶香
1号加藤沙耶香さん。普段は年齢のわりに子供っぽいキャラですが、アイドリング!!!に入るとメンバーのまとめ役に変わります。升野さんへの突っ込みも強烈です。大人になったのか、昔のようにすぐ泣きませんでした。

2号長谷川瑠美
2号小泉瑠美改め長谷川瑠美さん。生で見ていたら昔とぜんぜん違う印象でしたが、時間が経つにつれ、だんだん「アイドリング!!!2号小泉瑠美」の顔になっていった気がしました。
長谷川さんが来るのは誰にも知らされておらず、歌のリハーサルもやっていないため、フォーメーションを近くのメンバーに促されていたのが印象的でした。ひさしぶりに会ったのに、すばらしいチームワーク。これがアイドリング!!!の1期生です。
歌うのもかなりひさしぶりだと思われますが、あの伸びやかな歌声は健在でした。

3号遠藤舞
最年長じゃなくなった、現リーダーの3号遠藤舞さん。2008年当時の遠藤さんの印象は「物静かだけど、たまにおもしろいことを言う不思議な子」で、当時のように一歩引いた感じが懐かしく思いました。歌唱力は当時より格段に上がっていて、今回のライブでは特に際だっていました。

4号江渡万里彩
アイドリング!!!唯一のメガネキャラとしておなじみの4号江渡万里彩さん。卒業後はメガネをつけないで活動しているわけですが、メガネなしで登場したときの観客のブーイングから、升野さんがメガネをつけさせるまでの流れはたぶんみんな想定していたと思います。
あと、当時より歌唱力が少し上がったような気がしたのですが、2010年に滝口さんと「ミラマリア」で活動していたときに、漫才のほかに歌も少し歌っていたときの成果でしょうか。
あまり泣いてなかったのも意外でした。もうすぐ20歳ですからね江渡ちゃんも。

5号滝口ミラ
5号滝口ミラさん。確かにやせましたよね。放送終了後に升野さんと「いつもテレビで見てますよ」「ニコ生しか出てません」という、去年5月の11号森田さんの卒業ライブでも見せたやり取りがあったのですが、なにげにミラっちょは当時よりテレビの仕事が増えているので、自虐ネタもそろそろ使えなくなるかもしれません。

6号外岡えりか
現役メンバーなのに、9人の中でいちばん泣いていたのが6号外岡えりかさん。「だいじなもの」を歌ってるときはずっと、隣のフォンチーさんに寄り添っていました。

7号谷澤恵里香
今売り出し中のキャラをアイドリング!!!の現場に持ってきた7号谷澤恵里香さん。見た目的にはかなり浮いていましたが、バラエティ番組で目立つための自分のスタイルをメンバーとファンにも見せたかった、というところでしょうか。

8号フォンチー
8号フォンチーさん。卒業したほかのメンバーと比べてアイドリング!!!と距離を取っているような感じで、最近もテレビや舞台の仕事で忙しくしていて、ブログなんかでもこの日のことについてあまり言及がなかったのですが、秘めた思いはやはりほかのメンバーと同じでした。

9号横山ルリカ
終始クールな雰囲気で、涙を見せなかった9号横山ルリカさん。「過去を懐かしむ」という感じじゃなかったのは、ルリカさんにとって1期生時代のアイドリング!!!は過去のものではなく、目に見えない形で今も続いていて、これからも続いていくと考えているからではないでしょうか。

番組の冒頭で升野さんが言っていたように、「再開の日」って要は「二流アイドルがひさしぶりに集まるだけ」のイベントにすぎません。フジテレビのはちたまに400人、メディアージュのシネマビューイングに1000人の観客を集めるものの、生放送はひっそりとCSで放送するのみ。そう言ってしまうと身もふたもないのですが、ファンはそこにいろいろな意味を重ねて、あれから5年経ったメンバーをそれぞれの思いで見るわけです。

僕にとっての「意味」は、たくさんの笑いをくれたこと。生きる意味は笑うことだと信じている自分にとって、アイドリング!!!は僕が生きる理由のわりと大きな部分を占めています。
毎日テレビでアイドリング!!!を見ることが何よりの楽しみでした。今は放送回数が減ってしまいましたが、当時と同じようにテレビを楽しみにしてるし、最近はライブにも出かけるようになりました。
僕がアイドリング!!!にはまった当時のメンバーである1期生と2期生には、特に強い思い入れがあります。だから、卒業したメンバーが今も元気でいてくれるとこっちも元気になれるし、みんなが仲良くしているのを見るとうれしくなります。
今回、これ以上望めないくらい最高の形で1期生が再会する場面を見せてくれて、胸が熱くなりました。こんなに心が満たされたのって初めてじゃないかというくらい。これまでずっとアイドリング!!!を応援してきて、本当によかったと思いました。
だいじなもの